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・目次
・02年 04月〜12月    ・03年 01月〜12月    ・04年 01月〜07月     ・04年 08月〜12月

1/1

また新たな年がやってきました。年頭にあたって何か考えないといけない、感じなければいけないと少し、私の鈍くなった頭を強制的に動かして思索してみました・・・。

至誠塾に入って、つまり太気拳やって4年がゆうに過ぎたわけですね。ちょっとは誇りに思ってみてもいいですよね。年数だけは・・・。で、考えるのが、今年もまたさらに続けたい、5年目指して頑張りたいと思うわけです。しかし、人生山あり谷ありで、何が起こるかわからない。大地震が起きて死ぬかもしれない、はたまた結婚してまた新たな人生が始まらないとも言い切れない(笑)。でもって修行中断、場合によっては太気拳から離れてしまう、ということも絶対にないとは誰にも言い切れない。だからこそ、今年も何もなく無事に過ぎていくことを願うわけです。今年も公私ともに平和であるといいなあ。

年頭にもうひとつ考えたことは、私はなんでプロテイン飲むのをかたくなまでに拒むのか??ということ。 自分でも実ははっきりした根拠が思い浮かばず不思議といえば不思議なんですよ。以前にも理由らしきことを書きましたが、さももっともらしい根拠であるけどそれほど確固たる信念みたいなものでもないのです。だって絶対強くなるためには、ひ弱な身体なんだからプロテイン飲んで身体大きくするべきだし、かといって技のみで対抗するには練習不足であり、努力不足でもある。

で、ようやく気が付いたのがすでに40歳手前に差し掛かってくると好きではなくとも、このもやしのような細身の身体が自分自身である、ということ。アイデンティティーってやつですか。もっと若ければ間違いなくプロテインなんぞ飲んで身体を変えたと思う。そして実際に、身体を変えようと腕立て伏せしたりして努力してみた時期もある。でももうそんな年齢ではないのだ。今毎日飲んでいるものといえば、疲労をためないようにするアミノ酸とかビール酵母。そして呆け防止のイチョウ葉エキス・・・・。もともと根性なしで飽きっぽい性格で生まれてきた上に、ここまで年をとっても、よっしゃあ、身体大改造に着手するぞ〜ってな勢いや元気はもうない。面倒くさい。よって今後はイヤでもこの身体、このまんまつきあって行かなくてはならないわけで、むしろなんかこう愛着みたいなものも出てきているのも事実。だったらこの身体と細く、長くお付き合いしていこうでないの、そんな考えが背景にあったのかもしれない。

私の身体さん、今年もよろしく。
 

1/16(木)

練習日。ここに書いておくべき事は先生との推手のことぐらいですか。先生に全くついていけなくて悲しくなる。さらに丁寧に説明して下さったのに、全く理解できず 。なんか情けなくて、申し訳なくて・・・。

練習終了。やはり練習中は身体を動かしているから寒さを感じなかったらしく、帰り支度を始めて身体が止まると寒い、寒い。で、身体を暖めるためにもスペシャルトレーニングへ。さすがにこの寒さでは室内は暖かくともビールを飲む気が全くせずに、珍しく最初の一杯から熱燗を。体が温まると食欲も出てきてむしゃむしゃ手当たり次第に食べていく。

そこに突然、腹痛。冷や汗。で、みんなを残して先に帰宅。ところが翌日になってもおなかの調子が良くなく、いつもの鍼の先生のところへ。すると「身体を冷やしませんでしたか?」と言われ、びっくり。岩間先生がおっしゃるように練習で身体を壊しちゃいけないよね。特に私は南国出身と言うことに加え、身体に脂肪が付いていないので、寒さに特に弱い。で、早速鍼灸院からの帰りがけに発熱するトレーニングウェアにスキー用の手袋、使い捨てカイロなどを早速購入、今後の練習に備える。みなさんもお気をつけ下さい。
 

1/22

ある時ふと耳にこんな言葉が飛び込んできた。で、私の薄い胸をぐさっ、と突き刺した。

「組み手になると先輩後輩、関係ないですから」

普段の練習の時を思い出す。推手とかで教えを請われたり、教えたりしているわけだけど、結局組み手で強くないと認めてもらえない。普通の練習が出来きるだけじゃないかよ〜、とか、太気拳や意拳の練習法でもやっぱ運動神経ないやつを組み手が出来るようにするのは無理なんじゃん、とか、挙げ句の果てには高木先生の指導法に疑問を持たれたりするといろんな意味でイヤだ。

もちろん、武道経験豊富な人たちと比べてしまうから落ち込んだりもするわけで、以前の自分と比べれば良いんだけれど他の人たち、特に自分を知らない人が自分の組み手の下手さ加減を見てしまったらなんと思われるのか、それがやはり気になるんですよね。ここが今この時期に一番自分の中で悩むところです。

で、そんな落ち込みをなくす、スランプからの脱出には他の習い事をやるのがいい、と澤井先生もおっしゃっていましたっけ。で、のちのち誤解されたり、裏でなんだかんだとあらぬ噂を立てられるのもいやだから告白してしまおう。実はガメガメ、昨年夏から本格的に周易、ま、一般的には易占いといえばわかりやすいでしょうか。ほら筮竹なるものをじゃらじゃら言わせながら「当たるも八卦、当たらぬも八卦」なんてやるあれです、あれを本格的に勉強していたのですよ。

なんでこういうことになったのかというと・・・大学時代に自分の心の中の善と悪が葛藤することに悩んでいた時期がありまして。100%の善になろうと努めてもなれるもんじゃない。そんなときある方から中国哲学として易経を教えてもらいました。で、そこには神と悪魔といった対立思想ってないんですよね。陰陽二元論、要は中庸、つまりは「バランス」が一番重要・・・ということで感動しましてねえ。ずっと探し求めていた答えがその中から見いだすことが出来たのですね。で、この易経を学ぶことで意拳のバランスとか矛盾力、あと「拳聖澤井健一先生」にも書かれてある「天人地の思想」もよく理解できるようになりました。そうそう、実はここからライプニッツがコンピューターの原理、すなわち二進法(デジタル)のアイディアを思いついたとか、私の大好きなユングが易にのめり込んだというのも有名なエピソードです。

また、この易経は四書五経の筆頭にあげられる帝王学の書とも言われています。「虎の尾を踏む」とか「君子は豹変す」などの有名な言葉、あと様々なものの名前、例えば天皇家の名前とか資生堂、津村順天堂なんてのもこの易経からとっています。胡散臭い占いにすぐ結びつけるのは軽率。実は奥が深いんですよ〜。で、現在教えていただいている先生も「易は宿命論ではない。人を生かす活学である」「よく易を修める者は占わず」(易経をよく理解すれば筮竹など使って占う必要などなくなる)とよく言われています。

前置きが長くなりました。実はこの先生、「昭和の易聖」と言われた大人物の最後の弟子だった方です。ついこの間気が付きました。私は太気拳を拳聖の直弟子に、易経を易聖の直弟子に習っているのですね。つくづく師に恵まれている幸せ者です。両先生には上達して恩返しするしかないのですが・・・まだまだです、はい。

【通信講座のお知らせ】ご要望にお応えして今後は一度に1年分(6回分)をお送りすることが可能になりました。
 

2/1

本当に悲しいお知らせです。塾生の皆さんはご存じでしょうが、澤井先生の奥様が亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。

この管理人日誌にも書きましたが、私は幸運にも一度だけ先生の奥様にもお目にかかって澤井先生のお話をお伺いしたことがあります。その時は足が不自由だった以外はまだまだお元気だったのですが・・・本当にショックです。
 

2/3

至誠塾通信が届く。と、大阪支部の第1期の4名が遂に初段になりました。おめでとうございます!お祝いのメールを送ったのですが、お返事を読むとやはりうれしさ半分、恐ろしさ半分のようで(笑)。太気拳の初段というプレッシャーをなくすのには練習しかありません。これからさらに頑張りましょうね、俺!!(笑)
 

2/13(木)

練習報告です。久々に蹴りの防御法を。これは割と得意にしていたはずだったのに、いざやってみると当然わかっていなかったこと、出来ていなかったことってたくさんあるんですね。これじゃぁ本当は偉そうに後輩に指導するべきじゃないんだけどなあ。

推手は先生から「おぉ、ガメガメさんじゃないみたいですねえ」と言われる。「体重が52キロの人とは思えないですよ。上手く体重を利用しているんですよねえ」

前回も忘れたけどなんか褒められて、舞い上がってしまい、そこからもうメタメタになってしまって、先生も苦笑いするほどだったので(泣)今回はこの褒め言葉を右から左にさっと流して、先生との最期の一瞬まで気を抜かずにお相手していただく。

しかし、冷静に考えると相変わらず練習日ごとにムラがあるんですよね。今日はたまたま絶好調だっただけ。みなさんもわかるでしょ?え、私だけかな? これが毎回いつ、誰とでも上手くやれると心の底から喜べるんだけど、果たしてそれはいつの日のことやら・・・。

あと掌打合わせでいつも頭突きを入れるようにと言われているのだけど、今日はなんかいつもと違った感じ。確かに頭突きを入れるようにすると打撃力が増すかも・・・と初めてなんとなく感じる。

練習後のスペシャルトレーニングでは高木先生から岩間先生、佐藤聖二先生、竹田有佑(二男)先生、鹿志村英雄先生、川村誠一先生、佐藤高弘先生、加藤徹先生など、神宮時代のそうそうたる先生方のお話、そして澤井先生の信じられないような技の話、王郷斉先生と澤井先生のことなど充実したひとときでした。
 

2/15(土)

NHK「未来への教室」という番組を見る。各分野の著名人たちが次の世代を担う子供たちにスーパーティーチャーとして語りかけるという素晴らしい番組です。

しかし、この番組いつも欠かさず見ているわけではないのに、今回はチョン・ミョンフンさんという最近注目の韓国人指揮者だったから。最近ガメガメクラッシック音楽が好きになったんですよ。

このクラッシック音楽、これまでどうも馴染めなくて、ピンとこなくって・・・。ところが最近オーディオセットを新しく買い換えたらこれまで使っていたミニコンポと全く音が違って。音を聞くのが楽しくなったんですね。一つ一つの楽器の音がクリアに聞こえてくる。専門的には解像度というらしいですが。もちろん迫力も違う。

あとクラッシックが好きになったのは、年齢をとったことも大きいと思います。だってクラシックって抽象的なんだもん。曲のタイトルが「バイオリン協奏曲ニ長調作品35」っていわれてもねえ(笑)・・・若い頃はピンとこないんですよ。まだ みきてぃ の「ブギートレイン'03」の方がわかる、とっても(笑)

そうえいば武道でも太気拳はこういう意味でクラシックに近いかもしれないなあ。

話を元に戻しましょう。で、この番組の中でスーパーティーチャーとして登場のチョン・ミョンフンさんが、子供たちに第九交響曲の指導をする前に「まずみなさんが今回はスーパースチューデントになって下さい」といった一言が妙に心に残りました。

学ぼうとする立場の者の姿勢。自分は太気拳を学ぶにも、易を学ぶにも、学ぼうとする姿勢は正しいのか?スーパースチューデントになり得ているのか? 自問してしまいました。しかし38歳にもなろうとする私が、またある場面では教える立場になっているはずの私が、こんなことを考えなければならないとは。人生って面白い。
 

2/16(日)

高木先生から夕方電話が。メールを翻訳して欲しいとのことだったので、カレンバッチ先生からのメールかなと思ったら、なんとあの佐藤嘉道先生からのメール(佐藤嘉道先生も英語の先生ですからねえ)。で、訳しても状況が読めなくて、意味が全くわからず。そこで高木先生から再度電話をいただき解説してもらったら、意味がわかってもうびっくり、感激! これは当分、秘密。ふふふっ。スゲーぞ〜。
 

2/22(土)

今日は本来なら練習に参加しないはずなんだけど、大阪からわざわざcobi.さん(ホームページをご覧下さい)がいらっしゃること、先輩(タイキダスをご覧下さい)に昨年の合宿の写真を渡すこと、で柴又の練習に参加。

しかし、外と違って暖かいこと。みんなほとんどTシャツだもんね。そして練習始まると暖房も止めて窓を開けちゃうんだから。幸せなことです。軟弱なと言われそうだけど、先日、とある持病を抱えている方の問い合わせがあって「これこれの持病で寒さが大敵なのです。道場での練習はありますか?」とありました。こういう方もいるのですから一概にこういう環境は甘い!とかは言えないですよね。

休み時間。初めてcobi.さんにお目にかかる。噂通りの美人で驚く。

推手の時間。米沢、谷口 両二段にもうおもちゃにされてしまう。あまりのレベルの違いに先輩、不気味な笑いを浮かべていたんだが、私の方ももう力が抜けたような笑いが浮かび上がるのみ。先輩に少しは近づいたと思っていたのに気が付いたら先輩方はさらに遠くへ行ってしまっていたのね。先輩〜、そんな遠くへ行かないで〜、置いていかないで〜(泣)

昨年末に先生から肘から指を意識させてもらったおかげでまた妙な感覚。構えたときの自分の意識が以前と違う。それまでは手首から指先で闘おうとしていた。そして肘を中心に意識することが出来たような気が。

ところでみなさんはcobi.さんのHPご覧になりましたか? 私、自宅で仕事の時にはまだ更新していないかな〜?なんて一日に数回チェックしたりして、いやあ他人のHPは、特に日誌を読むのは実に面白い。と、cobi.さんにメールしたら、「私もガメガメ先輩の日誌を読むの楽しみにしているんですよ」と丁重なメールを頂きました。見事に墓穴を掘りました。

そういえば休み時間にもあるお方から「ガメガメさんですよね? あの〜12月末から至誠塾のHP更新されなくなっているんですけど、私のパソコンの問題ですかね?」とまた真顔で聞かれました。で、答えました。「いえ、私が年末から更新していないだけです」

この日誌に関しては、すでに宣言したとおり、私は隠居したようなもの。中途半端に今もこうやって書き続けているのが問題なのか。でも、ほんと他人の日誌読むのは面白いしなあ。でもまた詳しく、新たなネタを書き続けるのは辛いし。太気拳のネタでなくて良い、っていうんなら続けていけそうだけど、それじゃあ「至誠塾のHP」じゃなくて私ガメガメの私的HPになってしまうし。でも同じネタでも違う切り口で書いたりすれば頭は良くなるらしい。でもそれはものすご〜くきつい。う〜すごいジレンマだあ。誰かいいアドバイスを〜。
 

3/10(月)

いよいよ春期講習会が始まるので、今週は今日の月曜日の全体練習に参加。

今月のテーマは前蹴りのさばき。4年以上にもなるとこれももう何度か全体練習で経験している。で、今回、以前と変わったと思うことは、相手の前蹴りを以前より軽く、小さい動きで対処できるようになってしまったこと(注 これが組み手の時に出来るかどうかはまた別)。自分では今までと変わったとは思っていないので、たとえ変わっていたとしてもどこが、何が変わったのかわからないので軽く楽にさばけるのが、とても不思議であった。タイミングが合うようになったのか? いや、ちょっと違うなあ・・・。

練習終了後、着替えながらの先生との会話。

高木先生「ガメガメさん、今度の日曜日の帯研は出られますか?」
ガメガメ「今週末から春期講習会で山梨に泊まり込みなんですよ。ですからちょっと・・・」
高木先生「あ〜それは残念ですねぇ。アレを見せようと思ったのに」

ガメガメ、人目をはばからずに泣く。で、あまりにも悔しいので自宅に戻るなりスケジュールを綿密に調査。でもって当日、特急で甲府より「無理矢理日帰り一人帯研ツアー」を決行することに決める。‘アレ’のお披露目、参加しなきゃ後で後悔しそうだったから。あと帯研、考えたら前回もなんかの理由でお休みしているしね。

さて、今日もみんなでスペシャルトレーニングへ。いざ行かん、養老乃瀧へ。ところが到着後、我々の目に入ってきたのは一枚の張り紙。「一身上の都合で、閉店することになりました」。みんな女性店長のファンだっただけに、ショックも大きい。聞けば、建物そのものが取り壊しになるとのこと・・・。

ホントに悲しい、寂しい。しかし、これから俺たちはどこに行けばいいんだ(泣)
 

3/16(日)

お昼まで山梨の某高校で春期講習会。しかし、高校で授業するってなんかこう「味」がある。授業終了後、急いで帰ろうとしていたら生徒がやってきて「先生、明日は部活があって、公欠します」って言ってきた。なんと懐かしい響きであろう、「こうけつ」(笑)。ほんと20年ぶりだよ、この言葉を耳にするのは。一気に脳だけが高校生にタイムスリップ。おかげで脳がリフレッシュできました。

さあ、帯研だ!急いで東京へ戻ることに。特急「かいじ」車内でコンビニ弁当を食べ、仮眠をとる。で新宿に着くと、まず2週間前に予約していたデジカメを取りにヨドバシカメラに。これが凄いのよ、名刺より小さいのに320万画素。重さは卵2個分。今後はこのデジカメを常に携帯して、このHPの写真をさらに充実させていこうと考えております。しかし、HP更新の時間と意欲も常時携帯しておきたいものであるが、これがなんとも・・・・。

柴又本部道場に向かう電車の中で人目もはばからず、道場ですぐ使えるようにそのデジカメの箱をあけ、デジカメをとりだし、説明書を読む。で、簡単に操作方法を学ぶ。

こうやって定刻の30分すぎの午後3:30に到着。二十数人がすでに練習していた。練習メニューは今通常練習でもやっている蹴りの受けを細かく行う。これは先生もおっしゃってますけど本当に「いかにも太気拳」の動きが入っているので、私もこれはいつも以上に真剣にやっています。これが出来なきゃ、太気拳やっています、って言えない、そんな気持ちでやっています。で、それが良かったか、妙に高木先生に動きが良いと褒められる。

少し早めに推手へ。上級者だけを相手にしてとことん疲れる。でもここ数日ずっとホテル住まいで運動不足だったので良かった。

いつもの帯研より早めに終了。理由は二つ。

一つはSさんが、田舎の山形に帰ってしまうこと。某空手も学ぶ、有望株だっただけに先生を始め、我々塾生も残念に思っていたのですが、完全に止めるわけではなく、一月に1回とか、合宿などのイベントには参加するとのこと。良かった。

で、Sさんお別れ組み手をすることに。Sさんは先生を含めて14人と握手代わりの組み手を行う。しかし、武道経験者の組み手はやはり動きがいい。武道経験ほぼゼロで始めた私は、最初から動けて戦える人がとてもうらやましい。で、もちろん最後は高木先生が餞別代わりにSさんに数発の打拳を顔に入れて終了。

で、もうひとつのアレ、がいよいよ塾生にお披露目です。
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 ご覧のとおり、アレ、とは道場の看板だったのです。

しかし、この看板、普通の看板ではありません。というのは、なんとあの佐藤嘉道先生の筆によるものなのです!裏に佐藤嘉道先生のサインが書かれてあります(写真撮るの忘れた〜!!)。

佐藤嘉道先生って書道の大家なんです。この筆も特別な太い筆を使って書かれています。勢いがあってそれはそれは素晴らしい看板です。佐藤嘉道先生、この場を借りて塾生一同厚く御礼申し上げます。この看板に恥じないように今後も太気拳の修行をして参ります。ありがとうございました。

左端は看板の拡大写真です。厚さも数センチあって重たくて、数人がかりで運び込んだほどです。いや、ほんとに立派な、立派な看板です。 塾生の皆さん、マジに練習頑張りましょね。この看板を守るのは我々塾生ですからね。

 

 

 

 

 

 

 

3/18(火)

ごくごく当たり前のこと過ぎるので、また、一度書いたネタでもあるので、書く必要ないかとも思ったけど、最近なんかこう心に染みこむように感じたことなのでやはり書きます。

今、太気拳を、そして易占を、仕事の飯でもある英語と、日々修行or勉強しているわけで。これらはジャンルは全くと言っていいほど違うものばかりなのに、やってみるとどれも「継続」が思っていた以上に大切なんですね〜、うん。日々少しでも継続していると時々ほんの少しだけ「あ、これはそういうことだったか」という発見があり、ほんの少しだけ「あれ、前より楽にできるようになったぞ」という感動があります。

英語学習のHPを見ていたら、学習者へのアドバイスとして「自分をよくやったとおだてましょう、褒めてあげましょう」なんて書いてあって・・・笑っちゃったけど、これって一理あると思います。継続するために、自分をやる気にさせるために、効果あると思います。

そうねえ、私も実は心の中で「よく毎週休まずに参加しているね、偉いぞ、自分」とたまに褒めています。で、練習後は自分へのご褒美としてビール飲みます(笑)。そして入塾したときからの月謝袋をとっているのですが、やる気がなくなったときには何枚にもなったそれを眺めて「すごいなあ、こんなに続けたのかぁ」と思うようにしています。

みなさんは続けるために何をやっていますか? 実はそれは立禅と同じぐらい重要なことかもしれないです。
 

3月24日

木曜の練習に参加できず、今日の水曜日の練習に。いつものように立禅をして全体練習を待っていると、後ろから高木先生の声が「あれ?ガメさん??」「はい」「おおっ、体格が変わりましたねえ。ガメさんとわからなかったですよ」とうれしいお言葉。

引き続き蹴りの処理法。私のような運動神経鈍いやつは蹴りの処理がたとえ出来ても、先生がおっしゃるような即反撃、という行動に移れないのである。ほら、相手が攻撃したときが逆に攻撃のチャンスになるっていうアレですよ、あれ。ところが蹴りを処理するのに頭が、意識が精一杯でなかなか反撃には移れないんですよね。だからこういった攻撃を処理+そのまま攻撃に移行という練習は自分にとって重要。身体が即座に反応するまでやらねば。
 

4月上旬「伝承」

太気拳を学び、新たに易を学び、英語を学んでそれを子供たちに伝える私。なんでこういう人生になってしまったんかな〜と考えることもたびたび。なぜこういったものに惹かれるのか、なんでわざわざこの年になってまで勉強しようとしているのか自分でもわからない。ユングの言う無意識、といってしまえばそれまでなのだが、ではそれはどういう無意識が根底にあるのかなのかまたわからない・・・。

で、不謹慎にもトイレの中で読んでいた易の月刊誌に「ミーム」というものの事が引用されてあり、トイレの中で、はっと膝を打った(笑)。ミームというのは心理学の用語で、英国の生物学者ドーキンスが『利己的な遺伝子』の中で提唱した概念です。

「我々が無意識のうちに、他人、特に両親あるいは崇拝している人物を真似することは誰でも良く知っている。・・・もしあなたが誰かの真似をすれば、何かが伝えられる。この”何か”は次に、さらにまたその次に伝えていくことができ、かくしてそれ自身の命を持つことになる。それがミームだ」(スーザン・ブラックモア著『ミームマシーンとしての私』より)

「現実の生活では、誰もが何らかの憂いを抱えています。・・・そんな方々のためにこの本があります。・・・あなたが大切に思うミームの力を強くしてあげることが、あなたの憂いを取り除くための特効薬です」(『ミームの力とは』より) そうだったのか!!

目の前の霧が晴れた。本を買って読むことにした。しかし、なんで疑問を持っていると偶然の形で答えが与えられるのだろうか? シンクロニシティーか? 最近は、常に疑問を持っていれば、すなわちアンテナの感度が上がり、情報をキャッチするのだろうと結論づけています。それにしても、面白いなあ。
 

4月3日「人生最大のピンチ!」

人間ドックにいくのがイヤで、遂に5年間のブランク! だってバリウム飲む前にゲップが出そうになる発泡剤みたいなの飲まされるじゃないですか。あれが気分悪くて。5年前の人間ドック初体験の時には「はい、ゲップは出さないように」と言われたのに、出てしまったので再度飲まされて、2倍苦しんだという体験があるのである。逆に言うとたったそれだけがいやで5年間受診しなかったというわけ。しかし、さすがに5年間の空白はまずいので我慢して受けることにした。

待合室につくと伊藤美咲にそっくりの超美人のお姉さんが案内してくれる。これだけで今日は私の幸せな日。で、時間になると超スムーズに診察は続いていく。そして今回は無事、発泡剤+バリウムもクリアでき、午後の結果待ち。

で、個室に呼ばれる。まず驚いたのが体重。5年前の身長173センチ、体重48.4kg(!)が今 なんと54,5キロに。自己最高の体重になっていたんですよ!! で、考えてみたら5年前ってのは至誠塾に入る前。先生も驚いていた。少しはまともな、普通の人の体格に近づいたんですね。うれしいなあ。

説明は異常なしで順調にサクサク進んでいく。ところが超音波検査(エコー)の写真がモニターに映し出されたその瞬間。「胆管に結石、もしくは腫瘍らしきものがあります。CTで精密検査を受けて下さい」と言われ、見ると確かに私のど素人の目にもはっきり5年前にはなかった物体が、胆管とやらの中に発生していてその管らしきものを拡げている。それから言われるがまま、そのまま精密検査の申し込みコーナーに導かれていく。周りの受診者は「ありがとうございました」と言いながら一人、また一人と帰っていく、なのに私だけ、精密検査の申し込みのコーナーへ 向かうこの辛さ。

申し込みが終わり病院から駅へ向かう途中、これがガンだったらこの桜の花を見るのも終わりになるのか、と思う。すると不思議なことに普段より桜の花の色が、そしてすべてのものの色が濃く見えた。おそらく身体が、脳裏に焼き付けようとしているのか? そしておそらくふらついていたのだろう。電車の中でおばさんの足を踏んづけてしまった・・・。

帰宅するとすぐさまインターネットで調査。もし最悪の胆管ガンだった場合・・・外科手術でも成功はあまり望めず、抗ガン剤も効かないと書いてある!! おまけに末期段階まで自覚症状無し。結石だと背中に痛みがあるんだが、私は全くなし。5年後の生存率・・・ 驚くほど低い。鬱。

たとえ結石だったとしてもおそらく手術。仕事に支障が出る。仕事なんかで休んだら一発で我らの業界ではクビ。来年からの仕事も 信用なくしておそらく望めない。

ガメガメ、37年の人生で最大の危機である。そして37年の人生の中で最も「死」に近づいた一日だった。伊藤美咲似のお姉ちゃんの顔も一気に脳裏から吹っ飛んでしまいました。

このまま自宅にこもるとまずいと思い、夜の練習に参加する。練習後、とある方が「ガメガメさん、癌じゃないんだからあ」と言われてびっくり。それにつられてついついその可能性がある、という事を口にしてしまい、その場を凍らせてしまう。すいませんでした。しかし、どうすりゃいいんだ。どうしようもないか。
 

4月10日「自分の欠点」

今日の練習で気づいたこと。身体を左右に移動していたり、打拳をいれようとすると手が縮んでいる。つまり手が張りを保てる位置にきていなくて、手が死んでいる無防備の状態。なんだかんだいってまだまだ意識が、全身がつながっていないんだなあ。これも練習して矯正するしかないねえ。まだまだ身体は武道をやれるような身体じゃないっす。

あと今やっている蹴りの処理、ダブル発力であり、抜水試力であり、揺りであるということに気づく。で、それを意識して蹴りを処理すると以前より楽に処理できたような気がした。

あとおへそのあたりと背中ではお尻、特に骨盤は太気拳では意識する必要がありそうですね。全部、ここの場所の動きが重要だということを再確認する。

ちなみに練習後、整体師の方から「ガメガメさん、体重増えていませんか?」と言われ、びっくりする。3/25に書いたようにすぐ見抜いた高木先生も含めて、さすがプロは違うんだなあと思いましたです。
 

4月のある日「わかったこととわからないこと」

最近力を抜く、リラックスする一つの理由がわかった気がする。力を抜かないと、全方向に力は発せない、力を入れるというのはこわばらせているか、一方方向への力しかないわけで。あと力を入れているとコマ送りで動けない。まだ他にもリラックスする意味ってのがありそうだけど。

あと最近、その六面力が以前より意識できるようになったのはいいけれど、同時に身体が固くなっているんですよね。これって良いことなのか?悪いことなのか?でも手前でも奥でもない、上でも下でもない、左右どちらでもないってやっていれば動かなくなるわけで、なんかこれはリラックスではない気もするし・・・わからん。
 

4月17日「太気拳は、すなわち澤井先生」

佐藤嘉道先生と高木先生、佐藤聖二先生が6時間(!)お話しをして、それからまた高木先生は佐藤聖二先生とお話しをして(!)、そのなかのいくつかのお話しを塾生にして下さったんだけどすごく面白かった。

道場の看板を書いて下さった佐藤嘉道先生が書道の道に進むきっかけを作ったのも澤井先生だったとか(「君が書きなさい」は最高に笑った)、姚宗勲先生が澤井先生宛の手紙に書いてあった一節とか・・・。そして太気拳の伝承と技術、ストレッチを含む練習法などなど・・・

いやあ今日も練習に参加して良かった〜。実はまた今日も 、いつも以上に練習に行く気がしなくって(例の精密検査の件とか他にももういろいろあって)、でも引きこもっていても落ち込むだけだからといつも以上に嫌がる身体をむりやりひきずって練習に参加。練習後はまたいつものメンバーでお酒を飲んで超元気になっていたけどねえ、しかし俺の 精神と肉体ってホントいい加減だなあ、つくづく情けなくなるわ(笑)

太気拳をやる気になるのは、たとえ、先生レベルでもやればやるほど、つまり今でも澤井先生の動きのすごさ、そしてその秘密がますます新たにわかってくること。これはやはり一生ものの武道という証だと思います。それにしても澤井先生ってやっぱりすごいということをあらためて知らされた。ますます写真見たりして研究せねば。
 

4/19(土)「肩胛骨について」

新聞を読んでいたら、ストレッチ運動のコーナーがあって面白いことが書かれてありました。肩胛骨のことです。イチローがどんな球でも打ってしまう秘訣はこの肩胛骨がなめらかに動くかららしいのです。ということは肩を高くあげたり、前後左右大きく回せる。これは我々武道をやるものにとっても重要ですもんね。

で、トレーニング法。

1)座って両手の平を後頭部に当てて、胸を張るようにして左右の肩胛骨を背骨に引き寄せるようにする。
2)両手で自分自身を抱くようにして手を背中に回す。手の指がなるべく背中の真ん中にくるように
(どちらも10秒保持 3セット)

歳をとって洋服の着脱がしづらくならないように、また肩こり防止にも効果ありだそうです。ぜひやってみましょう。
 

4/21(月)「這う、とは?」

至誠塾の練習の締めは這い。よって各自の立禅に始まり、這いに終わるわけです。で、かなり前から這っている我々塾生に高木先生が「前傾になるんですよ」というのを口酸っぱくおっしゃっていて、俺のことかな?と思ってすぐ姿勢を修正して続けていたのである。

で、今しがた仕事しながらふと思ったこと。そうだよ!前傾せず、つまり直立状態になっていたら、這う、って言えないぞ!前傾しているからこその這いなんだ、そんな当たり前のことに今更ながら気づき、まるで大発見でもしたかのように興奮していそいそと仕事の合間に書き込んでいるわけでございます。
 

4/23(水)CT

コンピューター断層撮影の事でございます。そう、本日が精密検査の日でありました。

4/3の夜はさすがに落ち込んだんだけど、日にちが経つにつれ、もうどうにでもなれ、なるようにしかならないわ、という開き直りになり、鬱を脱し、ここ数日はむしろハイになってました。

しかし、先が見えない、未来が見えない、っていうのは辛いですね。何にもやる気がなくなります。今やっていることのほとんど、いやすべてがこれからのためのことなんだ、ということに生まれて初めて気が付きました。立禅していても、易の勉強していても、英語の勉強していても、「こんなことしていたって意味ないんじゃないか?」って思うともう思考も身体も停止して、一切なんに対してもやる気がなくなります。

特殊な服に着替え、大きな機械の中に寝かされると、自分は普通ではないのだ、と自覚します。さらに途中からはっきり診断できるように造影剤なるものを注入されました。最初顔が熱くなり、それが背中をすーっと進み、お尻にいく。これは少々面白い感覚、体験でした。

診察結果は某月某日。電話で。その日は秘密。でもここまで書いたらこのHPにも結果を書いて、皆様にもご報告したいと思います。よって次回更新はその日。ドキドキしながら待て! 当人の俺なんかドキドキじゃなくて、バクバクして待っていますけど(笑)。HP設立以来のもっともわくわくする更新です(皮肉) これでカウンター数、かなり上がるかな(笑)

うー、その次回の更新が、芸能人のガン闘病宣言みたくなったりして・・・。やだねえ。
 

4/24(木)「スパイラル」

練習後、駅へ向かいながら私の尊敬するN先輩が、「俺もいろんなものを習ってきて、それなりになったけど太気拳だけはデフレスパイラルのようになってて、上手くなっているんだかどうだかわからない」と口にする。確かに他のおけいこごととは違いますね。特に本人には、何かはっきりした上達ってのが感じられない。でも、周りからははっきり見えるんですよ、N先輩・・・。

スペシャルトレーニング。高木先生、珍しく練習しろ、練習しろと口にする。で、私も階段歩くときとか常にトレーニングのつもりで歩いています。なんて言ったら、それは立禅をしてのこと、と厳しく諭され、またびっくり。一体どうしたんだろう??

さらに何かの話の流れで、さらに酒が入っていたことも大きいと思うけど高木先生が「来年、ガメガメさん2段の予定なんですよ・・・」という話がありました。が、さすがにそれは辞退したい。少なくとも何か自分の中で、そこそこの初心者とは組み手で相手できますよという自信みたいなものが生まれない限り、さすがにいただけないです。これは詳しくはまた別の機会に書きましょう。

『フルコンタクト空手』の島田先生の記事をちょっとだけ見せていただいた。早く買っておこう。
 

5/1(木)「変更」

今年はいろいろあって遂に木曜日の練習日に仕事を入れてしまいました。これまではどうしても太気拳の練習のためにっていってこの曜日の夕方は仕事を開けていたのです。これは別に太気拳から少しずつ距離を置こうという気持ちの表れでは全くありませんので、先生、塾生の皆様、今後もよろしくお願いしますね。
 

5/3(土)「4周年」

1999年のこの日、つまり今日でこのHPも4年を迎えることとなりました。なんかこないだ3年!10万人突破!なんて騒いでいたと思ったのに、1年って速い。しかし、この4年で何回この言葉書いたっけな?
 

5/7(水)「遂に・・・」

9:30am。某病院へ電話をする。そう、今日が電話診察だったのである。もう心臓はバクバク。手はブルブル。頭はフラフラ。そんな異常な状態で電話をかける。数回、話し中のあとつながった。電話に出たお医者さんの声が、悪魔の声に聞こえる。では本人の確認をしたあとの言葉を・・・

「えー、CTでの撮影を行ったわけですが、何も発見されませんでした(あっさり)」

「え????? だってエコー(超音波検査)の画像では私の目にもはっきり胆管が何かによって拡張していたんですよ。で、その時胆管結石か腫瘍の恐れが、って言われたんですよ」

「エコーっていうのは様々な理由で(ガスとか、角度とかだったかな?)、そういうのが写るときがあるんですよ。でもCTでは確実に診断できます。そのCTで写っていませんでしたから大丈夫です」

ガメガメ、もう何も言えず御礼を言ってそのまま電話を切る。この間、わずか1分。

しまった!御礼なんか言ってしまった!! 代わりに「このくそ野郎!」と言っとけばよかった!「俺の2週間を返せ!」って怒鳴って電話切るべきだった!ほんとあんたらのおかげで寿命が縮まったよ。

でも同時に良かった・・・っていう気持ちも。これで未来に向かって一生懸命頑張れる。いろんなことをこの2週間で知った。考えた。感じた。これまでの人生も振り返りました。おそらくこの日 5/7 は当分忘れない。自分の人生の中で生まれ変わった日だから。今日からはまさに死を覚悟した後の第2の人生です。

もし死んだら私の人生の目標である、強いじじいになる、が消えるところでした。それが一番イヤでした。でもこれでその夢がまたこれで強く、大きくなりました。夢があるって本当に素晴らしいことなんですね。

皆様には本当にご心配をおかけしました。特に暖かいメールをおくって下さった皆様ありがとうございました。あらためて言葉にはパワーがあるんだということを、言葉を生業にしている私にとっては、強く知らされました。

今、感謝の気持ちと、久々に頑張ろうという気持ちがふつふつと湧いています。よし、今日から毎日立禅3時間やってやる!

すいません、とりあえず30分ってことで。だめですか?(笑)
 

5/8(木)「至誠塾10周年」

今日は至誠塾がスタートして記念すべき10周年。今週は練習後、ビールでお祝いの乾杯があるということなので仕事を早めに切り上げて練習場に向かう。しかし、雨なのだ。せっかくのこの良き日にこの天気。でもそのかわりきちんと会場を居酒屋に移して正式に時間をかけてお祝いの会が開かれました。

T君がいつものように立派な乾杯の音頭を。それからみんなでいつものように大盛りあがり。で、新たに生まれ変わったガメガメ、当然ここぞとばかり高木先生に質問をした。「澤井先生のお相手をしたとき、当然手なり足なりが触れますよね? どういう感覚だったんですか?」

「ぶつからないんですよ。そして固くないんですよ」

我々塾生、なぜ?の嵐。角度をずらすのが絶妙だったのか? また手の感覚がやはり超鋭敏だったのか・・・。

まさにロマンだな。でもこれは高木先生に言わせると実現不可能ではない、夢なのだ。おかげでちょっとやる気になります。それからさらに最近、なぜ先生が厳しい発言をするのか、のお話し(4/24参照)。その話でさらにやる気一杯。おかげで頑張れるぞー。感謝!

追伸:せっかくのチャンスにデジカメもっていくの忘れてました。というわけで画像無し。すんませんです。
 

5月中旬「ネオ・ガメガメ ネオ・立禅」

5/7の日誌の宣言通り、ちょっとは気合い入れて、いや、自然に気合いが入ってほぼ毎日30分の立禅をやっています。これまでこの日誌を読まれてきた方は、大体私が1日15〜20分だったのはご存じの通り。その私がほぼ毎日、30分の立禅とはそれだけでもちょっとすごいこと。

ところが・・・やっているとこれまでとは違う感覚が。先日のCT検査でX-MENのようにミュータントにでもなったのか?(笑) それとも生まれ変わった気分が、まだ生きていけるんだという安心感が身体をも変えたのか? なんと表現すればいいのでしょうか? なんとなくなんだけど脇を初めて意識するようになっているのだ。で、その分か?手が今までより前に伸び(つまり手と胸の距離が伸びた)、身体が大きくなったような気がする。で、手を丸くしているのにそのまま組み手へ自然に持っていけるような感覚、いやすでに組み手をやっても大丈夫な感じになっている。もしかして、3/24に高木先生が「体格が変わった」と指摘されたのはこの姿勢のことだったのか? でもってそれが原因か、30分後になんと腕が痛くなってしまったのだ。立禅やって腕が痛くなったなんて、始めた頃にあっただけで当然ここ数年なかったもんね。なんで今更?? 不思議・・・。しかも、しかも背中からふくらはぎまでの後筋が痛くて30分後にはガチガチに固まり、ストレッチしてのばさないときつくてきつくて。あと、足が痺れて〜。いい変化であることを祈るばかりです。
 

5/22(木)「頑張りすぎて情けない」

しかし、運命の5/7の「何でもありません」という笑撃の告知(笑)には日が経つごとに腹が立ってくる。だって、映像見せながら「結石か腫瘍の可能性があります」だぜ。そんなにエコー検査が曖昧だったら、「あ、何もない可能性もありますからね」って付け加えて選択肢を増やしておくべきだろう。実際の言い方だと、2つにひとつ。どっちでもアウト!なんて言いかたされたら、まずいだろうが!!(怒)

で、最近その怒りを練習にぶつけているわけですよ。つまり、がんばっちゃってるんですよ(笑)。詳しく言うとですね、その頑張りは練習後にまで及び(ハイテンションになっていのか?自分)自分より体重の重いIさんをつかまえて、推手をお願いしたのだ。で、頑張ったわけですよ。意固地になるぐらい。で、そういうわけで、どちらも一歩も譲らず。しばらく頑張っていたら、次第に基礎体力のない私の胸にあるであろうカラータイマーがピコピコいいながら赤く点滅始めたわけ。危うし、ガメガメ!(笑) で、これ以上続けるとM78星雲、もとい杉並の自宅に帰れなくなりそうだったので、こちらから「よーし、今日はこのへんにしといてやろう」と捨てぜりふをはく。で、捨てぜりふを吐いた後、本当に気分が悪くなり、しゃがみ込み、本物のゲロを吐きそうになる。

体力ねえなあ。だから一番弱いウルトラセブンが一番のお気に入りなのね、自分。
 

5月末〜6月初旬「ボロボロ」

先日先輩に当たる先生と飲んでいたら、途中でまつげでも瞼に入ったのか、目が痛くなる。ほっとけばどうにかなるだろうと思ったらどうにもならない。違和感があるのが、上瞼なので自分で鏡で見ながら取り除くことも出来ないのだ。翌日、大泣きして涙と一緒に出してしまおう作戦、を決行する。DVD『小林サッカー』『ギャラクシークエスト』を見て、大泣きするが、作戦失敗。まつげをいつでも取り除けるように準備しておいた鏡とティッシュを撤収・・・。

で、最後に残った選択肢が「病院」。いやだなあ、目だから痛そうなんだもん。で、病院にいったら人気のある病院だったらしく、1時間半待ち。先生を目の前にしたら、さらなる人気の秘密がわかる。女医さんだったのである(笑)。

症状を早速話すと、検査。目に特殊な薬を差し、光をあてて私の目を見ている。女性から機械を通してではなく、直接見つめられたらドキドキもするんだが・・・・。

「わかりました。上瞼の裏に脂肪の固まり(石?)が出来ていますね。それで黒目も傷ついています」

「え?!」

「針でつついてとります。麻酔薬を指しますが、痛かったら言ってください」

心の中で私は叫んだ。オーマイゴーーーーーッド!! 針で確かにつんつんされたが、女医さんの愛情によるものか、あまり痛まず、最後はすっきり。よかったー。

それから数日後、6月に入っていよいよ夏だというのに、実はまだ膝が痛む。これまでも冬の寒いときは痛みがあったが、この時期に痛むというのはさすがにおかしい。で、これまた病院へ。例の手首を折ってしまったときに見てもらった整形外科医のところに行く。

まずレントゲン撮影をして、診察へ。おもむろにプリントを1枚渡され、それに目を通す。と、・・・・

「残念ながら老化です。変形性膝関節症・・・」

「?!」

「レントゲンを見てください。膝の軟骨の部分が普通は5,6ミリはあるんですが、ガメガメさんの場合もう2,3ミリぐらいしかないですよね。言いにくいんですが、すでに50〜60歳の方の膝ですね」

もう言葉が出ない。で、いろいろお聞きしたんですが、先生から言わせるとコンドロイチンやグルサミンのサプリメントを飲んでも効果はないとのこと。直接注射するしかないそうだ。

それからリハビリ室へ連れて行かれ、特殊な機械で痛みをとる。周りは老人ばっかり。老人なんて、自分からはまだまだほど遠い存在だと思っていたら、そんなに遠い存在ではなかった。意外にも目の前にいた(笑)。やばい。まだ「強い」老人になるには、まだまだ時間がかかるのに。まだ技が身についていないのに身体だけ老人になるもんか!

癌の可能性は消えて安心していたら、目だ、膝だ、とあちこちがたが来始めています。ま、もうすぐ38歳、人生の半分、折り返し地点ってことを考えるとこのぐらいあってもおかしくないんだけど。

おそらく遺伝なんだと思います。というのは目は妹に全く同じ症状が昔から頻繁にあり、膝に関しては母親、妹と悪いのです(おまけに3人とも右膝)。で、先日の癌騒動でも私が異常なほどに恐れたのは、父方がぞろぞろ癌で死んで居るんですよ。

で、あきらめるわけには行かないから、ここでどうにかしてその鎖を断ち切らねばならない。ある意味、遺伝とは、科学的運命みたいなもんだから、その運命と闘うわけだ。夢があるから、その夢のために。

で、ガメガメ自宅に戻るとすぐさま、やはりコンドロイチンとグルサミンのサプリメントをいつもよりちょっぴり多めに飲んでみたのであった(笑)。
 

6/5(木)「今日の練習」

太気拳って常識を越えた動きをし、それが要求されるわけで、そこが大変と言えば大変だと思う。自分がその尋常でない動きを意識的に出来るようになるためには、まず観察すること、見ることが大切なわけで、今日のフットワークというか腰と足の使い方??? うーむ、根本的に何を練習していたのかすら説明できない。ともかくいつも以上に今日は複雑な動きだったのでとにかく先生が動くたびに見る、見る。もう盗み見しているような感じ。そしてすぐ動いてみる。で、出来ない(笑) でもって今度は仲間の塾生の動きもみる。もちろん、みんな完璧な動きが出来ている人なんて居ないんだけど、少し先生の動きを彷彿とさせる人は居て、大きな大きなヒントになるんですよね。

しかし、以前にも書いたこの「見る目」。やっぱり以前より変わったと思う。考えてみると、それはある程度動けるようになったからこそ、見えるようになったとも言えるのではないかとふと思った。

練習後、先生から膝関節へのアドバイスをもらう。さらに塾生のみなさんからも様々な情報を教えてもらう。たくさん仲間がいて、各自が得意分野があって、本当にいいなあ。気持ちだけでも感謝です。 練習後、Sさんがプロテインと牛乳をあわせたものを飲んでいた。で、周りの人が当然のように冷やかしに入る。と、Sさん「いやあ、人生目標がないといけないと思ってねえ。とりあえず10月の合宿までに身長を185センチまで持っていこうと・・・」

あのぉ・・・ってことはこれから毎月2,3センチ身長を伸ばすってことなんですか?(笑) 失礼しました!押忍!!

実は今日は増田さんがきておられたんである。やっぱり引き締まるし、雰囲気が変わるなあ。おまけにそのままスペシャルトレーニングにも参加。いつもながら楽しく酒を飲んだ。
 

6/8(日)「突然の訃報」

夕方、メールのチェックをしていると、S先輩から緊急メールが入っていた。一体何事かと思った。

至誠塾顧問の原先生がお亡くなりになった、とのこと。

???? 冗談かと思った。しかし、その後には通夜と告別式の日時が記されている。もうあまりのショックで言葉が浮かばない。それから間もなく高木先生からも電話がある。火曜日10日の告別式に出席するべく慌てて準備を始めた。
 

6/10(火)「原先生の思い出」

原邦雄先生の告別式に出席した。

席に着くと、たまたま原先生の遺影の目の前だった。

そういえばSさんが昨日メールで原先生の表情を「飄々とした暖かい表情」と表現していたけどほんとそのまんま。でも次第に見ているのが辛くなってずっと読経の間下を向いていた。

練習中、飲んでいるとき、ふっと近づいてきて、あの独特の低い、渋い声がかかる。「よぉっ。元気?」。そして振り向くとニコニコしたあの笑顔。大体男の笑顔ってあまり好まれないんだが、原先生の笑顔は別。実にいい、男の笑顔やった。そしてその笑顔で本当に我々は薄暗い舞台に一斉にバッと照明を点灯してくれたような、それぐらいのパワーがあった。岩間先生が言う「光の太気拳拳士」で、まさに太気拳を体現している方だった。おかげで我々は何度元気になったことか。私が至誠塾でストレスを解消してもらい、元気になって自宅に帰って来れたのも本当に原先生の力は大きかった。

入ったばかりの、まだ全然動けなかった頃、そしてHPなんぞも立ち上げていなくて、地味にふつうの塾生だった頃も、よく面倒見ていただいて、指導も頂いたこともあった。道場が出来る前で、公園でやっていたころ。原先生のいう通り、動きの通り何度も繰り返し、そして最後に「うん、いいんじゃない」という一言とあの笑顔、あれはうれしかったですよ。

で、連打の出来る太気拳のように、笑い話の連打が原先生の得意技で、何度おなかを抱えて笑わせられたことか。ほんとうにおなかが痙攣を起こす寸前ぐらいまで笑わされたことも一度や二度ではなく、さらにそこに高木先生が応戦したりしたらそりゃ大変、まさに最強のコンビ。お互いの爆笑の過去を暴露しあう二人は本当の親友であり、私らから見てうらやましくもありました。そしてもちろん至誠塾では高木先生の最古参の弟子であり、相談役でもあったわけです。

そう、もちろん、太気拳も強かったのですよ。でもね、高木先生がよく私が入塾して間もない頃よくおっしゃっていたんですが、当初は私以上に武道なんかやるようには全く見えない、まさに芸術家、繊細でデリケートな人だったそうだ。それで、か細い私は何度も励まされたんですよ。原先生みたいにな人が実際にいるんだからって。知らなかった人も多かったと思いますが、高木先生の著書『太気拳で挑む』の95pの美容師さんとは原先生のこと。その後まもなく突然推手が強くなり、それから某フルコン空手の人と互角の勝負ができるまでになり、カレンバッチ先生相手にしっかり太気拳の組み手をやるまでになったということです。

で、それから正式に太気拳至誠塾として活動が始まり、塾生がたくさん入ってきて、我々は原先生の笑顔と笑い話で明るくしてもらって、稽古をつけてもらって、それなのに我々はほとんど原先生には何も恩返しすることは出来なかった。何よりそれが残念で悔しいです。おそらく原先生にお目にかかったことがある塾生なら、みなそう思っているはずです。

原先生、本当にこれまでありがとうございました。ゆっくりおやすみください。そして我々をどうかこれからも顧問として見守っていてください。


 

6/12(木)「練習報告」

以前の日誌で従来参加していた木曜に仕事が入り、参加出来なくなったと書きましたが、少し遅刻する形で従来通り木曜に参加できることが判明。で、今日も授業を終えて学校を生徒より早く出て(笑)練習場所へ向かう。

とても蒸し暑い日。汗が止まらない。小さいハンドタオルを買っていったんだけど、時期的にもうこれじゃあ間に合わないですね。練習途中ですでに絞れるぐらいに汗でベショベショになりましたから。あとこの汗が湿度で乾かないから、気持ちも悪くて、これが夏に運動不足になる原因。しかし、我らは練習に来たからには動かさないと話にならない、意味がないわけで、もうどうなってもいいやと割り切って全身を使っていつも以上に熱心に練習に参加する。練習がすっかり終わって使い捨てのデオドラントペーパータオルで全身をくまなく拭くと、お肌さらさらでとても気持ちがよくなり、やっぱりさっきの汗でストレスやら老廃物やらが出ていったのは間違いなですね、うん。

そういえば練習の合間のこと。ベンチに座ってこっちをみている人がいる。高木先生が「あの人、原先生に見えますね」と寂しそうな笑顔で言った。太気拳大好きな原先生のことだから絶対どこかで見ていますよ、絶対。

翌日のことなんだけど、4時間ちょっとで気持ちよく目が覚めた。考えてみたら、昨日初めて練習が終わってからすぐに着替えの時にアミノ酸を飲んでみたのである。それで疲れが残らず、短い睡眠で気持ちよく目が覚めたんだろうね。これから毎回こうすることに自分の中で決定する。

スペシャルトレーニングで和知さんとの壮絶な組み手の裏話に、体格がいい人との戦い方でまともにぶつかったら勝てない、負けてしまう。で、そこで何をすべきなのか、を解説。ううむ、確かに聞いていると組み手やってもダメですね。先のことを考えていかないと。
 

6/14(土)

おなかが痛い。しかしよく観察してみると痛いのは腹筋だった。で、なんでそんなこともわからなかったのかとお思いでしょうが、腹筋のさらに広い範囲が痛かったからなのだ。もちろん、筋肉痛。異常な腹式呼吸で授業でもやったかと振り返ったがそんなはずもない。で、気が付いた。おととい木曜の練習の後遺症ですわ(悲)

練習に参加されたみなさんはおわかりでしょうが、今週のメニュー、「歩法、股の使い方?」が原因ですわ。しかし、情けない。とほほ。

あと数日前より、自己練習に膝を守るためにスクワットを追加している。
 

6/22(日)「原先生を笑って偲ぶ会」

黒帯研究会を急遽、「原先生を笑って偲ぶ会」に変更。道場へ。本当は会の名前のように笑わなければいけないんだけれど(笑わないと悲しみが大きすぎて・・・)、高木先生から数日前に届いたメールでさらに悲しくなってしまいました。


前日の土曜日は、仕事も普段通りにこなされたあと、至誠塾の練習に向かう途中、柴又駅隣駅の高砂駅にて倒れられたとの事でした。

もう5分・・・・せめて愛されていた皆の前まで来ることが出来ていたら・・・・と思うと残念でなりません。 つい2週間前にも、小柄な原先生が、自分の体重の倍も、3倍もあるほどのお弟子さんたちを道場の壁にたたきつけていたのですが・・・(高木先生から塾生へのメール)

そう、道場にくる途中で倒れていたのです。泣。・・・いかん。ここでちょっと笑い話を・・・

倒れてすぐにご自宅に電話があり、本人確認が行われたそうな。で、お名前と年齢を告げると消防士(警察?)も原先生の見た目が40程度なもので本人とすぐに確認できなかったらしい(爆笑)。実際の年齢はなんと56歳! 写真で見てもおわかりのように無茶苦茶若いんですよ、頭髪をのぞいて(これは浮中先輩の言です 笑)

 また相撲部だったというSさんが入塾した時も、当然かなりの体重がある上に、手の感覚もあってすごい人なんだという話をすると負けん気が出たらしく「俺にやらせろ!」と言いだして、その時もおかしかったなあ。高木先生が言う、とってもチャイルド(CHILDLIKE)な人でもあったんですよ。

そういえば何か飲み会とかイベントがあると、誰からともなく「原先生を呼べ」「そうだ、原先生を呼ぼう!」ってすぐ携帯に電話を入れていたんですよ。もう、そんな光景がなくなると思うと本当に寂しくなります。


太気拳至誠塾 顧問 原邦雄 平成15年6月8日 享年56歳

原先生の意志と想い出はこれからも続くと言うことで、今後も顧問のまま。原先生これからもよろしくです。

追伸1:5/8の日誌にありました「当たらない」→「ぶつからない」 訂正しておきましたので是非もう一度お読み下さいませ。勉強になると思います。

追伸2:芦屋支部の練習がスタートいたしました。

 

5月某日の番外編「Nさんの立禅ツアー 韓国編」

塾生のNさんが、お仕事で韓国に行った折り、韓国最大の銀杏の木を見てきたそうです。そしてもちろん、立禅をやってきたとのことです。下の写真をご覧下さい。樹齢は1100年だそうです。


で、高木先生にこの写真とお手紙が送られてきたわけですが、その中の文章の一部をご紹介します。

「この木の前に立ったとき、えも言えぬ自然の雄大さ、包まれるような慈愛のような物を感じ、とても感動しました。その場に1000年以上立ち続けたことを思うとすごいの一言でした。その姿を見るに下の根や幹は何物にも動ぜず、上の枝や葉はわずかなそよ風にも敏感に反応する姿を見いだし、これこそまさに上虚下実そのものだと思いました。そしてそこでしばらく禅をくみながらいくつかインスピレーションのようなものを受けました。一つは「全身協調のためには下半身がしっかりしていないといけない」ということでもうひとつは「這いや歩法は脚で行う大地との推手だ」ということでした。それが専門的に見て正しいかどうかわかりませんが、今の私には必要な内容なのかもしれません」

うーむ、実にすごい内容の文章ですね。またガメガメ、屋久島に行きたくなりましたです、はい。
 

7/3(木)

雨が降り出し、木陰で全員と推手やって練習はおしまい。今日は喫茶店での懇親会。その後、また誘われるがままに(笑)スペシャルトレーニングへいってしまいました。

で、となりにスモウレスラーのSさんが座っておられたので、いろいろお話しをお伺いしたのだけど、「力で挑んでくるやつは簡単に相手できる。(といってガメガメと腕相撲を。ガメガメ、負けないように力入れるがかーるくひねられ即終了)イヤな相手は押されているんだか引かれているんだか、わからない人」

「これまで相撲の時には相手の体重が60,70キロなら、相手の重みなんて感じたこともなかった。だから太気拳を始めて相手の体重が自分より遙かに軽いはずの人から圧力というか重みを感じると不思議で、不気味でしょうがない」
 

7月上旬

もう膝がすごいんですよ。特に朝はバキバキバキバキ、もう折れているんじゃないかと思ってしまいます。小気味いい音を越えてその自分の体の中から発する大音響に驚くぐらい。大丈夫かなあ、かなり不安。
 

7月17日(木)

これまでの日誌を読んでこられたみなさんはすでにおわかりでしょうが、ガメガメはとっても小心者。だから豪快な人に対する憧れが人一倍あるんですよ。そんな豪快な人とも至誠塾で練習していると仲間になることが出来、話も聞ける。仕事ばっかりやっていると人付き合いが狭くなるからなぁ。そして人付き合いが狭くなると、考え方も狭くなってしまう。道場に入るということは、技を学ぶためだけでなく、大勢の人からいろんな事を学べるんだということをあらためて感じています。
 

7月14日(月)

そろそろ夏期講習。で、ハードスケジュールになりそうなので、日がな一日予習をやり、2学期のテキストをつくる。で、今日も自宅から一歩もでず。新聞休刊日だったから、新聞をとりに1Fの郵便受けにさえ行かない。いや、もう出る元気がない、というのが正確。だから、食事も冷凍&レトルト食品!(でも玄米だからちょっと安心) こうなるともう新種の引きこもりである。

で、今週の木曜日は夏期講習で練習に出られないから今日の下北沢に行くつもりが、そういうわけのひきこもりなので、参加できず。いや、参加せず、か。いかん。
 

7月15日(火)

易の1年間のコースも無事12日に終了。で、あとは自分でどんどん本を読んで、実践していくしかないというわけで、先日インターネットで心理学、東洋哲学の本を注文。届いてすぐその中の一冊の表紙をあけたら、ぱっと目に入ってきた言葉が「弟子に心の準備が出来たとき、ちょうど師匠がやってくる」

これ、古代中国のことわざなんだそうですが、なんかもうドキッ、というか口あんぐり、というか、とにかく驚いたわけですよ。例えば太気拳を知ったのはまだ澤井先生ご存命の頃、しかし、その門をくぐることはなく、むしろ遠ざかり、ほぼ十年後の澤井先生がお亡くなりになってから、心の中でおそらく眠っていた太気拳という憧れの武道が目覚め、入門。おそらくその十数年のブランクはまだ私の心の準備が出来ていなかった、まったくその通りだと思う。で、それは今学んでいる周易も同じで、これもその存在を知ったのはやはり十数年前のこと。いつか本格的に習わないとと思っている内に年月が経ち、昨年になってしまったというわけ。でも、おかげで、太気拳にしろ、周易にしろ本当に素晴らしい、自分にはもったいないぐらいの先生に巡り会えた。(だってどちらの場合も習い始めは、ど素人ですからねえ)

「弟子に心の準備が出来たとき、ちょうど師匠がやってくる」
 

7月末〜8月

夏期講習・・・で、予想はしていたんですが、今年も超ハードな日々が続きました。2週間弱連続休み無しで、朝9時から夜8時ぐらいまでしゃべりっぱなし。で、その後どうなったかと言いますと、またも声がかすれてでなくなり、でも声を出さなきゃ仕事にならないので無理にのどに負担をかけるのを承知でしゃべる。と、不思議なんですねえ。後頭部の筋肉が筋肉痛を起こしているんですよ。それでも休みの日がまだ来ないからさらにしゃべり続けると、もう声を出そうとするたびにまるで孫悟空がウソついてお釈迦様から頭のわっかを締められたようなそんな痛みが声を出すたびに襲ってくる。で、休み時間には自分でひたすらマッサージ、移動時間には近くの10分マッサージ店で、肩〜クビ〜後頭部を容赦なく揉んでもらう。クビを廻すと、クビを後ろに曲げるとパキッという乾いた音がでるようになり(初めてです)、そのまま骨が折れるんじゃないかとこわいっす。自宅に戻ると風呂にゆっくりつかり、風呂あがりにはバンテリンを頭から肩に塗りまくって寝たんですが、授業で声を出すとまた元の状態に戻っている・・・。

それだけではありません。体調がすべて悪いので、クーラー病に2回かかってしまい、吐き気と冷や汗が出ること2回。おまけに足も浮腫みまくり。疲労か栄養不足か?口内炎も発生。

そんな調子で8月は1回しか太気の練習にも参加できず。しかもその1回の練習の際に、つまりは運動不足で出かけたようなものだから、翌日全身が筋肉痛になって大変でした。(みんなからハードな推手を求められたことも原因 笑)

あとデビッドというアメリカ人、覚えていらっしゃいますか? 半年以上日本に滞在し太気拳を学び、ついでに結婚相手を見つけた野郎です(笑)。原先生が亡くなったと言うことを知り、また日本に来たのですよ。でも私がこんな状態だったので、残念ながら今回は会えずじまい。会いたかったなあ。
 

9月上旬

私のVAIOちゃんは、ウインドゥズXPのちょい前WINDOWS Me時に購入。つまり、無料バージョンアップでXPに自分でしていたというのは、このHPをお読みになっている皆様はご存じだと思います。で、その作業も日誌に書いたとおり、大変も大変だったのですが(何度もリカバリーして入れ直した)、ある時ハードディスクの容量をみて驚いたのです。C,Dドライブ2つあるんですが、Cドライブがほとんど残量がない、ぎちぎちの状態。何度も起動するたびに、仕事中に「警告 使わないソフトを削除してください」と出てくる。本当にうざったくなって、サポートセンターにどうすればいいのか電話してみた。

「あの、というわけでいろいろ使わないソフトを削除したんですがそれでも警告が出るんですよ。どうすれば問題は解決しますか?」

「そうですねえ。XPにすると確かにCドライブが一杯になるんですよねえ・・・」

「XPにするとき、パーティション(C、Dドライブの比率)を変えるべきだという記述って説明書に載ってましたっけ?」

「いえ・・・・」

「じゃああんたらのミスじゃないかっ!」

「ええ、これは上の方にも伝えておきますので・・・」

「もういいわい! で、結局どうすればいいんだ」

「リカバリをかけてもらうしか・・・」

「は? ってことは全部これまでのものすべて消去して、おまけに一度Meにして、さらにXP入れるのか?」

「そうです。大体5,6時間はかかるかと」

「おいおい、なんか他に方法はないの?」

「そうですね。お勧めするわけではありませんが、パーティションソフトというのがあって、そのソフトでC、Dドライブの比率を変えるというものがあります」

というわけで、気が付くと私はそのソフトを購入してせこせことインストールしていたのでした。そして、長くなったので途中省略しますが、さらに気が付くとパソコンはフリーズしており、それに気づいた私もパソコンと一緒にフリーズしていました。

つまり・・・リカバリーするしかもうありません。で、メールから何から消去。無惨、という言葉がぴったりです。それからMeに戻し、XPを入れるのに確かに4,5時間。で、必要なソフトを入れ、インターネットの設定もまた最初からやりなおし、つながったらこんどはソフトの最新のドライバを入れ直し・・・すべてが元に戻るのに、一体何日かかったことか。せっかくの休日もこの作業で終わってしまい、ある方からは「ガメガメさん、更新が2ヶ月ありませんが、膝の状態が悪くなったのでしょうか?大丈夫でしょうか?」とのご心配のメールまで頂いてしまいました。

で、元の状態にちまちま戻しながら、HPを見てみると、えーーーーー?! 15万近くまでカウンターが来ている〜、このまま更新せずに15万いったら、申し訳ないよ〜ともう、小心者ののガメガメびくびくっす。だって「更新まだかなあ」ってクリックして更新されていないわけでしょ?それが2ヶ月続けば、「またかよ!さぼりやがって」と当然思われるわけで。

というわけでこんな状態ですんで、決してさぼっているわけではなく、いやちょっとはおさぼりしているのか・・・。ともかく現状を皆さんにはやくお伝えしたい。でも伝えるには更新するしかないのよね(笑) おお、ジレンマ!!

いつものことですが、こうやって失敗を繰り返して、学習し(今回はパーティションというものを理解)、その分、パソコンに詳しくなるわけですが、それにしてもねえ。失敗しないで学習する方法はないのか?といつも思います。あと、いつになったらパソコンをトラブル無く自由に使いこなせるようになるんだか。

あ、でも今はこれまでになく、快適も快適・・・おっほほほ〜

と笑っていたら今度は原因不明でプリンターが故障。踏んだり蹴ったり。神様、私なんか悪いことしました?(泣)
 

9/14

この3日間、世界柔道を見る。見始めたらおもしろくなって結局ほとんど見てしまいました。ほとんど全部見たなんて生まれて初めてです。仕事の日はビデオ録画までしてしまいました。以前も書きましたけど、もうバランスという太気拳的な見方をすると、この選手は技はうまい、とか見えてきて、無茶苦茶面白くなってしまうのです。

追伸:至誠塾の塾生の皆様。いよいよ10月の合宿です。今年は10周年記念で、東京、大阪、名古屋支部の塾生が集まって盛大に行われます。この合宿に出でずして塾生というなかれ。別に大学の体育会系のようなハードな練習ではありませんから、翌日のお仕事にも支障は出ません。(2002,2001年10月の日誌をご覧下さい) 楽しくて、やる気(太気拳を続けようという気持ち)が出ますよ。ガメガメ、是非ご参加をお勧めします。
 

 9/21「無事 成功!」

久々の更新をすべくVAIOの激しい組み手を数時間にわたって行う。で、アップロード・・・

案の定「ファイル〜はアップロードされませんでした」の嵐。

気が狂いそうになる。で、何度もやり直すがダメなものはダメ。 冷静になって考えると、以前もこういったことがあったような気が・・・もしかして、と調べてみると案の定、容量が一杯一杯。で、増量の申し込みをするとようやく無事更新に成功! よかった〜。怖かったよ〜。
 

9月「思い出したこと」

そういえば9月のある日のこと、高木先生に推手をお願いしたとき「もう、ガメガメさん押す力は十分です。逆に引かれないように気をつけてください」と言いながら実際にやってくださった。もちろんやられ放題・・・。

これまではひたすら中心に向かって押してくる、ことが課題だったのに、今度は押しすぎて引かれないように、というのは明らかな矛盾。ひー、どうすればいいんだ〜? どこにバランスを持っていけばいいのかわからなくなっちゃったよー。で、わからなくなり、今まで優勢を保っていた弟弟子たちともうまくいかなくなる。下手になった。

ところがある日、高木先生と一緒に大阪に行く新幹線の中で「まず押すこと。最初から引いていたらそれ以上強くならない」という先生の言葉をふと思い出しました。

ってことは一段階上がったって考えていいのかな? ちょっと違う?(笑)

とにかく、推手が下手になったみたいで(といってもこれまで上手かったということでは決してないのだが)、悩む。推手のスランプに突入。 
 

9月23日(火)一気に秋到来

いやあ、涼しい(少し寒いぐらい)ですねえ。身が引き締まっていいなあ。で、この時期になると毎年やっぱり体を動かしたくなるんですよね。間近に迫った合宿対策と言うこともあり、片足禅を久々にちょっとだけやってみる。

今年の3/24の日誌に、防御で終わってしまい、そのまま攻撃に移れないということを書きました。考えてみたら、まだまだ水の流れるような動きになっていないということなんだなあということがわかりました。相手が攻撃してきました。で、防御しました。悪い意味でここで一区切りつけちゃっているんですよね。大きな壁。でもだからこそこれを乗り越えて流れるように攻撃と防御がつながると、格段の上達ってことになるんだろうなあ。

そういえば9/18のことですが、練習の帰りがけ。先生と長距離電車のなかでどう過ごすかというお話しをしていたら、びっくりしてしまいましたよ。先生って、新幹線で椅子のリクライニングを利用しないで、そのまま垂直状態で仮眠をとってしまうんだそうな。先生背筋がびしっとしているしね。それに対して私はちょっと猫背気味。

座っての禅みたいなものですよね。というわけで早速、特急電車に乗ったとき試してみました。まじ、きついです(笑) 練習だと思えばいいのでしょうが、疲れているし〜、どうしたものか

 というわけで一気に頑張らず時間を少しずつ延ばしてやってみることにしました。先生みたいになれるかな。
 

9/29(木)「びしっと」

練習が終わり、駅へ向かう途中で先生が「ガメガメさん、合宿の時は片足禅びしっと決めて下さいよ」と一言。

なんか片足禅やるときは必ずと言っていいぐらい私のことが話題に上がるのだ。少々困惑。そしてもちろんプレッシャー。その時、先生にも言い訳半分で「いやあ、調子の悪い膝が怖くて。あと片足になるから、膝に負担がかかると思って最近ほとんどやっていないんですよ」と言っておきました。でも、おそらくこのぐらいじゃ負担はかかりません。むしろ膝の軟骨に負担をかけないように周りの筋肉をつけることが出来るんでむしろやるべきです。

で、久々に・・・正直、こわごわやってみました。真剣に。ほんと何年ぶり?? でもって

左足10分 右足5分(玄関、靴はき)

おおおっ、うれしい!! 良かった〜。左足は10分の大台、いけましたよ〜。でもやはりというべきか、とくに調子の悪い右足立ちは5分が限界。やはりぐらつくなあ。

心地よい汗をかく。で、すぐさまシャワーを浴びようと靴下脱ぎにはいったら足が上がらず。「へへへ・・・」となぜか靴下を脱ぎながら笑いが出る(みなさん、これわかります?) 情けねえなあ。

お昼、『シンデレラボーイ』というアメリカ映画を放送していた。 似てもにつかないブルースリーがあの世から現れて、主人公に練習をつけてあげて、ラストはもちろん強くなるという超B級映画。見る人が見たらコメディー。でも作っている方はかなりまじにつくっているんでその分笑いは倍増。こんな作品を放送するとはさすがテレビ東京である(笑)
 

10月1日(水)「え?もう?」

10月、それはガメガメが太気拳を始めた、つまり至誠塾に入塾した月。で、なんと5年経ってしまったよ〜。5年だよ、5年!! 3年までは長かったけど、3年から今の5年になるまでが速かったこと! 入ったばかりの人にとっては「すげえ、大先輩!」なんて思われかねない。で、技はどうか? 正直恥ずかしいよ〜。長くなればなるほど先輩としてのプレッシャーは大きくなる。これは武道未経験、運動音痴で入った私にとっては正直辛い、かなり辛い。だって通常の練習中、推手・組み手ではそんなこと関係ないし、知らない人もいるだろうし。

 さてそれでも5年続けたご褒美がてら、練習で使う靴を購入。これまでも書きましたが、いままでずっとエアシューズで変に足にフィットするんで練習しづらかったんですよ。先生も良くない、って練習中におっしゃっていたんで。で、なるべく軽くて、靴底が平坦なものを選びました。とってもいいです。

で、これまでの靴をゴミ箱へ。至誠塾に入ってすぐ練習用に買った靴だったんですよ。5年間お世話になりました。ありがとね。
 

10月7日(火)「今日の発見」

ずっと片足禅を続けております。と、やはり右足立ちだと定まらない、ですごい疲れる(8分持つようになりましたが)。左はなんていうのかなあ、腰の位置、足の位置がピタッと定まって楽。ほんとに椅子に座っているような感じが少しだけどある。だから右足立ちの時、いろいろ足や腰や骨盤を調整しようと試みるが、ベストの位置を発見するにいたらず。合宿の時は右足立ちからやることに決定(そこまでこだわるか、私) 。

あと夜にスポーツ番組を見ていると、寝ている最中にピクッと動く正体をスポーツ選手が解説していた。入塾して半年の間、よく起こっていたんですよね、あのピクッってやつ。いまほとんどないけど。あれって筋肉が疲れているときに出るのだそうだ。ははは・・・私が至誠塾にはいるまで、いかに運動していなかったかってことだったのですね。

追伸:いよいよ合宿が間近に迫りました。昨年、一昨年の合宿レポートも是非ご覧下さい。大体の流れと用意しておくと便利なものもわかります。またこれから参加希望の方は高木先生へすぐ連絡してくださいね。私も皆さんと一緒に練習できるのが楽しみです。だから絶対晴れろよ、おてんとさん。
 

10月9日(木)

今日の練習中に、HPを見てくれた方二人から練習用のシューズを聞かれました。やはり靴は重要ですもんね。

練習後、話題は独立椿、片足禅のことに。で、当然また私にふられる。10分、10分っていうけど私は体重が軽いし、何かあるとすぐフラフラするし、高木先生の片足禅には比べものにならない。だってさ、昔、姪御さんを上げている足に乗っけたっていうんだよ。

その話を周りの兄弟弟子にしていたら、先生「久々にやってみましょう」なんていって身体の小さめの塾生を足に乗っけて独立椿、やってみせてくれたんですよ。そりゃもうびっくり。なんかトリックでも使っているのか?って感じ。すべてまるっとお見通しだ! と言おうと思ったが言えなかった。トリック無しということで、燃焼系アミノ式のCMに出られますよ。

しかし、冷や冷やモンでしたよ。だって万が一、私が言い出したこの話で先生が怪我でもしたら、合宿前だっていうのに全塾生から非難されて、ああ、あとは考えるだけでも怖い(笑)。もちろん、無事怪我もなく終了。良かった、すごかった。
 

10月11日(土)

そろそろ毎年恒例、週間天気予報が気になる時期に。今日のところは東京地方晴れ。頼むよ、おてんとさん。

先日、冬の練習&合宿用に買った温度が上がるトレーニングセーターにびっくり。試し着と称して、室内で着てみたんだけどほんとに暖かくなる。テクノロジー、って機械、つまり堅い、ってイメージがあったんだけど、柔らかいテクノロジーもあるんだなあ、と子供のようなことを思ってみる。
 

10月17日(金)

この日誌にも書いた新しく買った世界最小デジカメ、出来上がった写真によってはかなりピントがずれているものがあって1週間前に修理へ出しました。すると「18日土曜日に上がります」だと。馬鹿言っているんじゃないよ、それじゃあ合宿に持って行けないじゃないか、ということでその前日までに仕上げよ、と命令する。だって私に責任のない初期不良だからねえ。ちったあ言うことを聞いてもらわないと。

で、本日わざわざタクシーを乗り継いで、デジカメをとりにいってきました。直っているようです。安心。あと天気予報も明日午前までは天気が良さそうなのでいろんな点で一安心です。
 

10月18(土)〜19(日)「至誠塾10周年記念 全支部合同合宿」

いよいよ至誠塾10周年記念 東京、大阪、名古屋全支部合同の合宿の日です。心配だったお天気も大丈夫そうでまずまずのスタートです。(なんてったって今日、初日のバーベキューさえどうにかなればあとは宿泊所に体育館があるからね)

ガメガメ、出席のチェックを任されるだろうからと朝6時ちょっと過ぎに集合場所に到着。さて、私より早く集合場所にいた人は誰だったでしょうか?

正解は我らが増田先輩でした。さすがです。

さて、それからはぞくぞくとみんながやってき始めました。ほとんどは顔なじみなんですが、全く初めてお目にかかる方もいる。別の曜日の練習に参加されていたり、入ったばかりの方なんだろう。

さてまた今年も出発の7時になっても現れない方が2名。もう少し待って先生の車に乗車かな?といっているところに無事その2名様が到着。地下を歩いていたらわからなくなったらしい。確かに集合場所の西新宿は地上でもわかりにくからねえ。もう少しで遅れるところだったSさんが「遅れるやつなんか最低だ!」と二人を恫喝し、大笑いさせてもらう。

新宿を予定より5分ほど遅れて出発。しかし、あとは順調に談合坂SAに到着、15分の朝食おそばタイムを過ごし、富士の合宿所に到着。するとすでに立禅やっている人がいる!! 大阪支部のメンバーだろう。この光景に皆東京支部のメンバーに緊張が走る。

乗ってきたバスから荷物を下ろしていると、昨晩に大阪を出発、我々が出発した朝7時にはすでに到着していた大阪のメンバーがぞろぞろと車から出てきた。仮眠をとっていたらしい。わざわざそんなハードなスケジュールにもめげず、きてくれたことがうれしい。高木先生なんかもっとうれしかったろうなあ。なんと元気に車で付近を散策していた大阪メンバーも集合。入所式を行う。大阪支部に遊びに行ったときの見慣れたメンバーがいる。今日はとことん飲んで、楽しいおしゃべりが出来ると思うとうれしいね。人数は全支部合計で72名! 女性も3名! 当然、至誠塾の合宿で過去最高記録です。

その後高木先生と、部屋のこと、食事、風呂など様々な決めごとがあって、さらに荷物を運び込み、やることが多くて大変。それからすぐにみんなで部屋割りをして、着替え、早速樹海の中での練習開始です。合宿のオープニングを飾るのは恒例になったのはあまりやる機会のない試声。

そこに名古屋支部の3名が到着。そして遂に片足禅のお時間です。 とにかく2,3週間前から練習をし、万全の体勢で臨んだわけだけれどもやっぱり右足立ちで、なおかつ目の前にふらついている人がいるとかなり厳しい。おまけにまたも高木先生がガメガメさんは10分なんていうお話しをするもんだから、注目を浴びてしまい、そのプレッシャーで倒れそうになる。

で、スタート。予定通り右足立ちからスタート。これを乗り切ればどうにかなるもんね。ところがやはり・・・あちゃ〜・・・目の前の遠いところでなんだけど大きくぐらついている人がいる。これも大きいんだよね。最近気が付いたけど、なんで目の前でぐらつく人が入ると駄目なのかっていうとおそらく空間がゆがむ、バランス感覚が崩れるからでしょうね。だから澤井先生の空間をゆがませるってあれは確かに不可能ではないだろうなあ。 で、そのぐらついている人から面白いように放射線状に拡がっていき、目の前におられた浮中先輩もぐらつき始めた。で、先輩かなり大きくぐらついた。絶体絶命!と思ったらヒョイ、とバランスを修正し、そのまま視界を変えるために片足立ちのまま後ろ向きに回転。すげーーー! ガメだったら間違いなく倒れていますよ。いやあびっくりした。やはり上には上がいますわ〜。

そしてもう片方の足、ガメは左足で今度は楽勝。で、このころからか、なぜか天気予報では言っていなかった雨が降り始め、どんどん強くなってきてついに練習中断。室内で雨待ちと休憩を。

この間、みんなと楽しく歓談。名古屋支部のイギリス人サイモンと、何度もメールのやりとりをしてきたMさんともはじめて顔を合わせる。

ところが待っても待っても雨が止みそうにない。センター長に天候状態を聞いてみると、地形の関係とかで、ここだけ降っているとの事(爆)。それなら、待っていればすぐにやみますよね? と聞くも、こうなるとやみません、と雨より冷たい返事が(笑) レ・ミゼラブル ああ、無情。いや、悲惨。子犬のようにおなかをすかした塾生がたくさんいるというのに(泣)

そこにわれらがI師範が登場。我々至誠塾のネゴシエーターとして宿泊所のスタッフに交渉。

「では食事を作る厨房を貸してくれ」
「それは出来ません」

ここでガメガメならエーンと泣くところなんだけどそこは百戦錬磨のI師範、一歩も引かず。まさに生ける推手である。

「生肉があるんだ。バーベキューをどこか屋根のあるところでさせてくれ」とごねる。交渉成功! そこでちょっと遅くなりましたが(午後1時過ぎだったでしょうか)、宿泊所の職員の方もアイディアを出し、写真のように軒下で道具を上手く使い、バーベキュー開始。最初は借りたU字溝が濡れていて火すらつかないのでは?と心配しましたが、いろいろ知識と経験がある人が多く、その困難も無事に乗り越え、肉が焼かれるジュージューといういい音があちこちの鉄板から聞こえてきました。先生が言う「組織は人、だなあ」なんてのんきにガメガメ写真撮りながらそんなことを思っていました。

それから腹がふくれたところで、少しだけでも推手やりましょう、ということで少し暗くなりながらも推手を。なんだかみんなライバル心メラメラで、怖い怖い。ま、ある程度それを求めて参加したところもあるんだろうしね。また今後の練習の刺激にもなるし 。

みんなで一気に片づけをして、お風呂タイム。風呂に入りながら、同室のIさんに仕事と練習時間の確保という悩みを話す。「それも修行、練習なんですよね」と言われ、ハッとする。なぜならもし練習する気がほとんど無いなら、平日は仕事があるから練習できない、と自分で決めて実際練習は全くしないはずなのだ。しかしもし、どうにかしなければと思うなら考えつく限りの様々な工夫をして、1分でも合間を見つけてそれを練習にしてしまうはずなのだ。その工夫と、工夫しようとする意志を生み出すことがIさんが言っていた修行なのだ。そういえば以前どこかで聞いた読書の話と似ている。読書する時間がない、のではなく読書する時間を作るのだ、とだからある人はむしろ忙しいときの方が読書するのだと言っていたっけ。

風呂から上がるとみんな食堂に集まっていた。で、食事。ついさっきまでバーベキューだったのでほとんど腹は減っていない。かなり残してしまった。

で、いつもはちょっと休憩してから大宴会が始まるんだけど、すでにお昼に休憩したと言うこともあり、時間が惜しいと言うこともあり、すぐに大きな部屋で宴会スタート!(8時ぐらいだったと思います)

まずはこんないい機会に奥入の認定証が。それから高木先生のお言葉を頂戴し、みんなで乾杯。高木先生が塾生の先輩からいただいたという至誠塾御用達『土佐鶴』が用意される。純米大吟醸! いやあみんな言っていたけど香りがたまらんのよ。で口にすると花の香り、それからまさに芳醇。飲みやすいだけの酒じゃない。いやあ、旨かった。N先輩ありがとうございました。

それからあらためて名古屋支部のMさんとじっくり膝をつき合わせて楽しく飲む。メールからも感じられたんだけど実にいい人だった。帰りの時間を気にせずじっくりしゃべるってのが合宿のいいところなんだよなあ。

それから大阪支部のとある方の昔のお話し。ちょっとこれが凄すぎてここには書けませんです。あ、これじゃいけませんね。ちょっとだけ。昔の神宮のお話し、ね。

それからついに大阪支部でサーカス団にいた方のまさに正真正銘、本物のサーカス芸が披露。それがこの写真です。よーく見てください。信じられないことやっているんです。なんといえばいいんだ? いすに椅子を乗っけてそのうえで逆立ち。でもただ単に椅子に椅子を乗っけてないでしょ? 目の前、わずか数メートル前でこんなもの見せられたら、「すごーい、ぱちぱち」にならないものなんですね。私も含めて東京支部、ただただ口をあんぐり。誰かが「これはCGじゃねえのか?」って言っていました(笑)

で、東京支部もお笑い芸をやろうとしていたメンバーがいたのですが、あまりにもこの芸が凄すぎて、控えてしまったとのこと。いや〜びっくりしたわ。たまげたわ。

で、なんとびっくり! 私ガメガメ、夜1時のお開きまでみんなと楽しく飲んで騒いでおりました。合宿参加ではじめてのことです。だってこんな機会はもうないかもしれないと思ったら寝るのがもったいなくって。起きてしまった、というのが正解かも。

午前1時過ぎ就寝。6時ちょっと前に起床して目覚まし用に熱いウーロン茶を用意。来年はインスタントコーヒー買ってくればもっといいな、ということに気づく。6時にみんなを起こし、朝の立禅へ。なんかすごいいい天気。元気になりそう。マイナスイオンをたっぷり浴びて7時過ぎに終了。7時半朝食。

そして9時頃からもう真っ青の空のもと練習を。気持ち良かったなあ。あと師範代、指導員らのおそろしい推手をいくつか拝見させていただき、ブルブル震えてしまった。凄いものを見せていただきました。練習後、みんなで記念撮影。

11時過ぎ、大阪支部が帰途へ。みんなで送る。ここで残ったメンバー、一気に気が抜けたコーラのようにふぬけ状態になる。

昼食後、師範、指導員の指導をグループ別に受ける。私はI師範。うれしかったなあ。入塾したときいろいろ教えていただいた先輩の一人なんですよ。初心に返ることが出来ました。這いを指導していただいたんですが、もう勉強になりまくり。そして私なんか一番注意されてしまいました。で、時間がもったいなくって、先輩が休んでいいですよ、と何度も言っているのに誰一人休まない。いや、休むのがもったいなかったんですよ。で、うちのグループみんな超が付くほど真剣に教えを受けました。

また指導の中で「日常歩くときの時間がもったいないです。歩くときも太気拳の練習は出来ますよね? ま、普通の人が見たら異様にうつりますから、ばれないようにするのも練習なんですが」というユーモア溢れる話に感じるところもあり、なんか今回の合宿は考えさせられた合宿だったような気がします。

午後2時。名古屋支部が帰途へ。そこからほんとに練習する気にもならず、あと疲れたのも大きいかな、湖畔にみんなでお散歩。そこで見た富士山はとても雄大で、やっぱり美しい山だなあと思いましたよ。あと、この合宿で遂にブレークした「珍念さん」をメインに「お菓子争奪 珍念さんとじゃんけん大会」が行われました。妙に盛り上がってしまったのはおかしかった(半分しゃれ)。

それから無事、我々も帰京。何のトラブルもおこらず何よりでした。

合宿に参加された皆さん、お疲れさまでした。またいつかやりたいですね。今度はいい天気でじっくり練習したいですね。それが心残りといえば心残りだったんではないでしょうか。その時までお互いさらなる上達目指して頑張りましょうね。

 

 


 

10月20日(月)「5という数字」

遂にカウント数が15万人の大台を突破。ありがとうございます。しかし正直、私自身、もうさすがにうれしさはありませんよぉ・・・。

太気拳始めて5年が経ち、HP始めて4年半、そしてそのカウント数が15万を突破。さすがにHPも練習もちょっと中だるみ、疲労感。今後は練習も、このHPも、このままただだらだらと続けていいのか悩む日々。いや、続けていると言っていいのかよくわからない状態でもある。

5年・・・、5年ってやっぱりすごいプレッシャーですよ。っていうのは、5というイメージが、四捨五入のイメージがあるからだと最近気が付きました。たとえば4年半はどっちかというと、切り捨て、つまりゼロ、初心者のイメージがまだあるわけです。しかし5年だと、10年に入れてしまう。5という数字だけでも大台なのに、切り上げてしまうと思ってもいなかったとんでもない大台に突入してしまう。私にとって10年なんて天文学的数字ですわ(笑)

で、後輩の方がぐんぐん上手くなってきて、うわぁ、こいつ伸びたなあ、と思い知らされる。でも自分にはそんな実感はなく、ただ年数が伸びていくだけ。しかも上で述べましたように、その年数は爆発的に増えた感があり、その分辛さも倍増。

ま、これまでがびっくりするほど順調に来てたからそう思うってのもあるかもしれない。順調もいいことばかりではないのですねえ。

実は塾生の中には日曜日にも何人かで集まって自主的に練習している人たちがいる。で、私も参加したいんだけど、もう日曜日に休みがとれ、プライベートな休日らしき休日をとった記憶が最近全くなく(合宿ぐらい)、これからも来年1月一杯までずっと仕事。

今は例のしまじろうで有名な某通信講座の執筆をやっているんだけど、先日編集者からFAXで「はい、今後の(あなたの)スケジュールです!」って来年1月までのスケジュールが送られてきて、もうそれだけでやる気なくした(笑)。「なんで他人が俺様の人生のスケジュールを決めるんだ!」って怒りらしきものすら感じる。たかが、3ヶ月先のスケジュールなのに(笑)。ま、スケジュール自体は当然なのだから、冷静に考えれば別に悪いことされているわけでは決してないのですよね。ま、そう思って気分を害する自分、それだけストレスがたまっているんだろうなあ。で、自分は普通の仕事仲間と比べて、仕事が山のようにあることに喜びを感じる人間ではないということをつくづく感じます。もちろん経済的には安心しますが、喜びを、楽しさを感じられない。

考えてみれば、自分の38年の人生の中で、思う存分好きなことをやれたのは高校大学時代だけだったかもしれません。あのころは映画つくることに命賭けてたから。でもその後、大学出て、映画作るためにしょうがなく始めた予備校の仕事がメイン。だから天職と思ったことなど一度もなく、今は太気拳の練習や趣味の写真とか易や英語の勉強などいろいろやりたいのにやれない。まして太気拳なんて、芸事なんだからそうやって日曜日にも練習している人がいれば追い抜かれるのはごく当然のこと。

今、自分は幸せか? 幸せな人生を送っているのか?

今後のこと、これからの人生のことを考えねばならない時期なのかもしれません。しかし考えても考えても結論は当分出そうにありませんね。当分の間はふらふらと流れに身をまかせてみるのが一番のようです。
 

11月16日(日)「至誠塾空手少年部第1回演武会」

実はガメガメ、編集者から次のようなメールを頂きました。

「ガメガメ先生、危険です。この状態では4月に刊行出来ません」

というわけで今日の演武会を欠席いたしました。で、当日のレポートをS、H、コンビにお願いしました。以下は彼らの渾身のレポートです。どうぞお楽しみ下さい

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今日は記念すべき至誠塾少年部第一回演武会の日。少年部創設当初から指導に尽力して来た浮中師範は企画と運営方法の立案だけでなく、10月終盤から下北や馬場にも演武会の宣伝と裏方集めに顔を出すという気合の入り様。子供達の為に成功にかける一念は傍目にも感心させられました。

会場の区立体育館にて裏方の集合時間の11時より少し前に到着。浮中師範は既に着いており、既になにやら携帯で連絡、式次第の確認などの準備に余念がない様子で、気合は十分でした。あ、ウグイス嬢のSさんがいる。お久しぶりです。おおっ!全国至誠塾生のスーパーアイドル、珍念さんもいらっしゃる。う〜む、皆さんもやはりこの演武会への、そして至誠塾への思い入れが強いんだなあ、と感銘を受ける事しきり。が、しかし、そんな忙しい浮中師範の携帯に、某S先輩より「金町駅に着いたんだけど、駅から会場はどう行ったらいい?」との電話が入って来ました。S先輩、演武会の案内のチラシに会場までの道順も地図も載ってるじゃないですか!頼みますよ。

そんなこんなで裏方さんが全員集合した所で、11時半より試割用の板やカワラ、演武会のパンフ、トロフィー等の資材の積み下ろしや打ち合わせ。浮中師範より「会場は別の武道団体が先に使ってますので、その後で準備にかかれるのは12時半から。そして少年部のリハーサルは13時からですから、時間がありません。テキパキとやりましょう」とのお言葉があり、準備方法や手順をしっかり頭に叩き込んでおく様にしました。でも記憶力悪いのでちょっと心配。いよいよ12時半。「それっ!」とばかりに人海戦術で資材搬入と設営におおわらわになりました。子供達が集う頃には殆どの準備は完了しており、非常にスムーズに準備が整っていきました。三々五々集ってくる子供達。トロフィーや「第一回演武会」の貼り出しを見て「すげえー!」と驚く子、緊張しているのか口数の少ない子、逆に非常に明るい子、などなど反応は様々で「自分にもこんな時代があったんだなあ」と柄にも無く物思いにひたり、そして「やはり今日は来て良かった。しっかりと勤めあげんといかんな、うん」と1人で心の中で気合を入れたりしておりました。

さて、設営が完了して子供達のリハーサル。浮中師範の掛け声で整列、低学年と高学年に分かれ団体での基本演武の練習、平安の型と着々と進んでいきました。浮中師範は「本番は型を間違っても俺は『どーしろ、こーしろ』って言わないから、しっかり頼むぞ」と子供達に気合を入れておりました。やはり演武会の成功は最終的には子供達にかかっているので、最後の最後まで気が気ではないんでしょう。そう言えば試割は練習ができないんですよね。お察しします。やがて父兄、塾生、知人等が会場に集まって来て、狭いながらも観客のスペースはかなり一杯になるまでになりました。これで集客的にはもう大丈夫。高木塾長、少年部師範の面々、来賓の皆さんが正面に着席、さあ、あとは本番だけだ!頑張れ、子供達!

14時。いよいよ至誠塾少年部第一回演武会の幕開けです。ウグイス嬢Sさんの掛け声で演武会が開催し、少年部塾生達が整列しました。こうして見ると下は幼稚園生から小学校、中学生、高校生と、そして1人だけだが青年部としての空手道場生もおり、非常に多彩な顔ぶれです。そして普段は見られない上下ともに白い道義姿の高木塾長の開会の挨拶で演武に移りました。


先ずは低学年の基本演武部から。小さいながらも精一杯声を出して一生懸命に、突き、蹴り、それらを移動しながらパシパシと決めて行く姿が、清々しくてカッコイイ。どの顔も真剣で子供ながらもちゃんと普段から集中して練習している様子が窺い知れます。次は高学年と青年部の基本演武。流石にもう大人なので、1つ1つの突き蹴りが速い速い。流れるような動きで移動して行き、やはり凛々しくてカッコイイ。

 

続いて型演武。演じる型は「平安(ピンアン)初段」。これも、基本稽古同様、低学年から年長者という流れで進む。おや、型だけは何人か皆と違う順番でやっている子がいるな。でもでも、間違えても気にせずに開き直って続けるところが、なかなか偉いぞ!聞けば、まだ型はこの「平安初段」にようやく入ったところなんだそうな。道理で!我々成年部(=太気拳)は所謂「型」は行わない。っつうか、太気拳には空手のような「型」は存在しない。空手未経験の身にも「型」を打つ大変さは伝わってくるのだ。子供達が週一回の稽古でここまでやっているんだから、むしろ感心してしまう。観客席の父兄や塾生にも子供達の真剣さが伝わるのか、どの顔にも真剣な表情が…、と思いきや、おーい!S先輩!S先輩ってば!!寝るなって、頼むから(笑)。

さて、少年+大人1人の型演武が終了したら、休憩前に師範演武。少年部を率いる浮中師範が演じるのは「雲手(ウンスー)」。少年達が演じた「平安初段」は基本技が主体の入門型なのに対し、こちらは高段者用の型。まさに、雲が風を、嵐を巻き起こすかの如く小柄な浮中師範の体が縦横無尽に舞う。会場の誰もが息をする事さえ忘れたかのように、ぴぃんと張り詰めたような空気が漂う。千変万化の動きから、裂帛の気合とともに中段突きを決めて型を終えると、会場は万雷の拍手!!いっやぁ、ええもん見せてもらいました。高木先生ですら、興奮しきった表情で惜しみない拍手。俺、マジで少年部に入ろうかな?なんちて。チョット待てよ。俺ってばこの後、「青年部模範組手」に出場じゃん。カラオケでメッチャ上手いヤツの後で歌うような、そんな心境って言えば分ってもらえるだろうか…。救いは、模範組手の前に少年達の試割り&組手試合があること。どうか、和やかな雰囲気で模範組手に持って行って頂戴、と神様にへんてこなお願い。

約十分の休憩の後、演武再開。まずは幼稚園生と小学一、二年生の板割りから。幼稚園生の竜一君が大きく手を振りかぶって鉄槌一撃!板は見事に真っ二つ!!…にならないところが、武道の神様のつれないところ。何回も何回も振りかぶっては拳を打ち落とす。でも…、割れない。割れてくれない!会場が一体となって竜一君に気を送る。だが、無情にも板はびくともしない。とうとう無念のギブアップ。その後、小学生拳士が二人続けて見事な肘打ち一発で板を割る。竜一、それを見て自分だけ割れない悔しさに、男泣き。もう、周囲をはばからず泣いている。見るとウグイス嬢のSさんを含めた数人の女性がもらい泣きしているではないか。続いて、中高学年拳士が次々に試割りを成功させていく。そして、最後に唯一の成人参加者であるNさんが登場。Nさんは竜一君のパパ。ブルーシートが畳の上に広げられて、瓦が積まれていく。何となく息子の敵討ちのような雰囲気。慎重に立ち位置を決めて引き手をとる。竜一君が控えから心配そうに見守る。パパ、頑張れ!「せえぃやぁ!!!」気合とともに正拳一撃!!見事に一撃粉砕。竜一、大喜び。いつか、パパより強くなれよ。

少年部師範達が素早く瓦をシートに包んで片付ける。続いては組手試合。小学生低学年の部と高学年の部に分かれて覇を競う。小学生低学年の部は幼稚園〜小3、高学年の部は小4〜中1。

ルールは面防具を着けてコンタクトでのポイント取り形式。十分な威力とタイミングで技が入れば「技あり」。技あり二本先取で一本勝ちとの旨、浮中師範より説明され、試合開始。試合ともなれば、子供達も必死。普段の友情はどこへやら、顔面狙って思い切り正拳を叩き込む。でも、狙って打った突きがなかなか決まらず、ひょんなタイミングでポイントを取られてしまう。そうそう、試合や実戦って思い通りに行かないんだよな。幼稚園児の竜一、優勝候補の三年生に挑むが、あえなく敗退。

 

低学年、高学年ともにベスト4までを絞ったところで、太気拳至誠塾塾生による模範組手。よおおおおし。少年よ、お兄さんたちが真の闘いというものを見せてやろう。なんちて。俺、じつは緊張でがちがち。おまけに万全の体調で臨むつもりで、前日のサウナで受けたマッサージが酷く下手。数ヶ所の秘孔を突かれて最悪の状態なのだ。それはともかく、少年達の真剣さに負けぬよう、気合い入れて頑張らねば。出場者は、至誠塾黒帯会会長の増田二段を筆頭に八人。今月から少年部指導に参加したK、Y塾生両名も参加。少年達の前で強いところ見せなくちゃいけないはずなんだが…、Kさんと対戦したのはなんと、増田二段。心なしか、K先生、顔が引きつって見える。いや、ほら会長も大人だし、見せ場くらいは作ってくれるさ。なんて思っていたら、掌打のみならず鋭い蹴りを数発。K指導員を追い掛け回す。後で聞いてみたら、「だってよお、前の日に組手やったらさ、あいつ、えれえいい動きしやがるんだよ!見せ場とか子供見ているとか、そんなこと、ころっと忘れていたよ。へへへ」だって。か、会長、あんたってひとは。まあ、ともかく、皆それぞれこの日に向けて調整してきたのか、いい動きを見せる。

八人の組手が一通り終わったところで、浮中師範から、急遽スペシャルマッチを組むとのアナウンス。少年部には似つかわしくない90キロ超級の高校生、山田君が登場。彼だけは子供達と組手なんか出来ないから、試合中は控えに座っていたのだが、湧き上がる闘争心が抑えきれず、大人の塾生と一勝負したいとのこと。んで、相手役には増田会長。ここで、高木先生が耳打ち「増田、手え出すなよ。よけるだけな」。試合開始早々、山田君が体に物を言わせて突進し、正拳が会長の顔をかすめる。おおお!しかし、この一撃が増田さんをマジにさせる。高木先生の指示はどこへやら。鉄壁の歩法・前捌きから掌打、そして内腿への軽い下段蹴りで山田君、ダウン。ここで浮中師範が割って入り、試合終了。いや、山田君、初陣とは思えぬ見事な試合振りでした 。

 


 

さてさて、いよいよ今大会のハイライト。少年部組手試合決勝および3位決定戦。低学年の部決勝は一年生の大久保君と三年生の高橋君。二人とも名うてのやんちゃ坊主。低学年で二つ差はでかい。しかも、高橋君ははっきり言って優勝候補。でも、大久保君、前半戦でもきれいな正拳をタイミングよく決めて勝ち上がってきただけに、勝敗の行方は分らない。開始と同時に高橋拳士が相手を呑んでいるかのように襲い掛かるが、大久保拳士、動き回って当てさせず、機を見て攻め込んで早くも技あり!再開後も大久保拳士が果敢に攻め立て無造作に一撃。あわせて一本!いや、もう、目が醒めるような一撃でありました。大久保拳士が見事優勝。それにしても、この落ち着き、試合巧者ぶりは只者ではないな。高学年の部は重厚な組手をする高桑拳士と、柔らかな動きからタイミング良く一撃を決める真船拳士の対決。ともに五年生だけあっていい動きを見せる。実力伯仲の好試合だったが、懐の深さと柔らかい体を利して真船拳士が見事優勝。低学年の部3位決定戦には、試割りで来場者の心を鷲掴みにした竜一君が登場!二年生で蹴りの名手、早崎拳士と3位をかけて対決だ。ん?初戦敗退したのに、なぜ3位決定戦に出場するのかって?いいんです!低学年の部は参加者が4人なんだから!!ってことは、一人だけ表彰されないっつうことだな。試合前にちゃっかりトロフィーの数を数えて、それを知っている早崎拳士、開始早々鋭い蹴りで攻め立てる。竜一、蹴りを喰らっても諦めずに左右の正拳連打!まるでファイティング原田(ちと古いか)。でも、早崎拳士には及ばず、無念の敗退。涙を流す。その姿を見てSさん、またもやもらい泣き。高学年の部3位決定戦は沼井拳士vs高橋拳士の中学生対決。しかも、男女対決。よく考えたら、これって、やりにくいだろうなあ。男の沼井君はある意味、勝って当たり前、負けたら、負けたらどうしよーってなもんだからなあ。沼井拳士、ヤッパリやりにくそうで、堅くなっちゃって高橋拳士に攻め込まれてしまう。高橋拳士、二本連取して3位入賞。沼井君、次は頑張れよ。

 

 

 

 

 

 


これで、至誠塾少年部第一回演武会の全ての種目が終了。表彰式・閉会式に移った。低学年・高学年とも組手試合の1〜3位の成績優秀者が表彰される。賞状とトロフィーを受け取る子供たちの顔が本当に嬉しそうで、こちらまで嬉しくなってしまう。賞状をもらえなかった子供達も、一生懸命やった満足感からか、本当にいい顔をしている。一通り表彰が終わったあとで、浮中師範が「上位入賞者とは別に、たった一人、幼稚園生でありながら、頑張った竜一君に敢闘賞をあげたいと思います」と一言。この一言で、悔しさを噛み締めていた竜一君、大粒の涙をポロリ。泣きながら表彰を受ける。でもって、S嬢、例によってもらい泣き。よかったなあ、だって、竜一君は紛れも無く今回の演武会成功の立役者だもんな。浮中師範、高木塾長の閉会の辞で無事、第一回少年部演武会は終了。

いやあ、最高にいい一日でした。子供達の真剣な表情、笑顔、そして涙。笑顔も涙も、一生懸命にやっているからこそなんだと思った。裏方として、そして模範試合出場者として少なからず関わらせていただいたのですが、今回のような手作りのアットホームな行事、また参加したいな、なんて考えてしまいました。


 

12月

師走です。相変わらずむちゃくちゃ忙しくて、「あれやって、その合間にこれやって・・・」と部屋の中で走り回っている自分に気が付いて呆然としてしまいました。

ストレスがたまりまくり、衝動買いを始めてしまいました。電気湯沸かし器やテレビは寿命だったからいいとして、○万円もする折り畳み自転車BDー1という最高級のものを購入してまいました。クレジットカード出した瞬間、自分が衝動買いをしていることに気が付き、焦りまくりました。で、そのまま購入。で、買ったら買ったで、乗る時間がないことに気が付き大いに落ち込む・・・。なんで買ってしまったんだ、こんな高いものを・・・。

で、当然その超高級自転車に乗る時間もなくストレス解消が出来ず、恐れていたことが起こってしまいました。風邪をひいて熱を出し、3日ほど寝込んでしまったのです。で、原稿締め切りはさらに遅れる。で、ようやく直ったとおもったら冬期講習会が始まり、暫くするとまた持病となってしまった声帯の炎症が起こり、声が出なくなりました。で、それでも頑張って声を出していたら我慢できないぐらいの頭痛が襲ってきて(夏もそうだったんですが)、今回予備校講師になって初めてあまりの痛みと咳に授業が出来なくなり授業を中断、休講。すぐさま大病院の救急外来へ駆け込みました。診察の後、よく病院で見られるおじいちゃん、おばあちゃんのように窓口でコンビニの袋一杯の薬を渡された時にはほんとびっくりしてしまいました。渡された薬はなあんと11種類! もちろんしばらく通院することに。精密検査で腫瘍やポリープがなかったから良かったものの、この通院で遂に原稿の締め切りは遥か昔に過ぎ去ってしまいました〜(笑)。

で、悪いことは重なるもので、ちょいとご近所まで買ったばかりの自転車に乗ろうとしたら組み立てられなくて、修理に(怒)。ノートパソコンも正月持ち帰って仕事せにゃと思っていたのに、使用中にうんともすんとも言わなくなってサポートセンターに電話。即、修理に出してくださいとの冷たいお返事。さらに「リカバリーをかける可能性があります」とのダメ押しが。これまで記録していたデータを削除する、つまりこれまでの血と汗と涙の結晶を一瞬で消去するなんて、こんな時にやめてくれよ・・・。あ、そういえば去年も年末にこのノートパソコン、故障したような・・・。よって年明けまでこのパソコンは入院することに。これで正月の帰省時も、仕事先の合間にも原稿執筆を進められないことが決定してしまいました。喜ぶべきか、悲しむべきか・・・。

そういえば年賀状も作らねばならない。昨年のアドレスはすでにデータ登録しているから楽にいくと思ったら、フロッピーに記録されていない!! なぜだ?? しょうがない。手書きで住所は書くことに。で、裏面の印刷を新しく買った年賀状ソフトで作る。合宿の時に撮った富士山の写真を挿入しようとしたらこれまたなぜか横長に伸びてしまう。どうにか手を加えて、写真はOKと思ったら今度は文字がなぜか影文字になって印刷されてしまう。なぜだ? なぜなんだ? やることなすことすべてがうまくいかず気が狂いそうになる。今すぐにでも神社に行ってお払いでも受けてこようかとマジに思う(笑)

で、問題の締め切りは遥か昔に過ぎ去ってしまい、編集者から自宅に電話、携帯に電話、メールとがんがん催促が来ています。もちろん、良いお返事など出来るわけもなく、これまた生まれて初めて電話をとるのが、メールを見るのが怖くなってしまいました。これまでは編集者からの催促なんて笑い飛ばしていたんだけどほんっとに笑えなくなってしまいました。

そんな調子で年末の恒例行事忘年会、忘年組み手も初の欠席です。今回もそんなわけで管理人代行の忘年会レポートをお届けします。申し訳ありません。
 

12月23日(火)

さわやかな冬晴れの天皇誕生日、そう、今日は至誠塾忘年組手&忘年会の開催日。仕事が忙しく2週間前から練習には殆ど参加できなかった管理人(代行Hの事。もう1人の代行Sはほぼ皆勤)も自宅近くでこそこそと練習を継続し、来るべきこの日に備えていました。当日の朝も禅・這・試力をこなし、体調は万全、練習も万端、岩間先生の「実戦太氣拳」のビデオでイメージトレーニングOK。さあ、これから柴又へ出陣だ。よおし、今日は飲むぞ〜♪もとい、今日は頑張るぞ〜♪

14時からの練習開始だったので、13時過ぎには道場に着く。あれ、まだ誰も道場で練習してないぞ?と思いきや、浮中師範や大越師範は既に到着しており、高木先生と裏の駐車場で忘年会の設営準備中。準備が一段落し軽いストレッチから立禅に入り立っていると、どんどんと塾生が集まって来ます。出だしが若干遅かったものの、気が付け