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・目次
・02年 04月〜12月    ・03年 01月〜12月    ・04年 01月〜07月     ・04年 08月〜12月

1月 ご報告

また新たな一年の始まりです。今年もよろしくお願いいたします。

昨年末は、皆様にご心配かけました。高木先生を始め塾生の皆様からは、電話やメールや年賀状で励ましのお言葉などを頂き感謝、感謝です。しかし、あの時はほんとひどかったんですよ。のどが炎症起こして、過敏になっていたために、乾燥した空気、といってもこの時期はそれが当たり前なんだけど、普段の空気すらも刺激になってしまって空気で咳き込むんですよ。で、朝から晩までずっとマスクしっぱなし。マスクマン、登場!(意味なし)だったわけです。で、マスクして教壇に立つと受験生が風邪だと思われ、うつされると思うのか引く引く。違うってば!

で、夜は疲れ切った身体を少しでも休めて、翌日からの授業、執筆に頑張ろうと思いきや、布団の中に入って暫くすると、身体が暖まるからなんでしょうが、咳が止まらなくなり、もう全く眠れなかったんです。いや、疲れがとれるどころか、咳で体力消耗です。朝はもうくたくた。で、咳き込んで遂に腹筋まで痛くなる始末。一時は布団かけず暖房をがんがんたいて眠ろうかとも思ったほど。睡眠をたっぷりとらなきゃいけない私には、その眠れなかったことが一番堪えました。身体も記憶するんですね。寝るのが怖い、幼児期に苦しんだ喘息で苦しんだ時の記憶がふとよみがえりました・・・。

で、太気拳の練習は11月頃からほとんどお休み。自己練習も・・・正直ほとんどしなかったというか、しませんでした。でも普段歩く時には、合宿でI先輩に言われたことを実践するという形でやるようには心がけていましたが、ま、たかがしれています。そうそう発見というか気が付いたことがありました。最近よく私がこの日誌に書いている人にぶつからない、のは、相手の動きを「予知」するのではなく、実は微妙な動きを「察知」して、それに応じて体重移動するから、素速く動け、ぶつからないのでは、と駅の人混みを通り抜けながら思いました・・・。

1月中旬。ようやく予備校の冬期講習も終わり、あとはぼつぼつと直前講習があるだけ。ようやく、ようやくこれで本格的に原稿が書けると思い、頑張ってパソコンに向かうわけですが、ちょっとやっただけで目が痛くなって、それが原因でか、すぐ頭が疲れ、すぐ眠くなってしまうことに気づきました。ま、最初からやる気がないからってのが実は最大の原因なんだけど、それにしてもおかしい、異常だ、と最近になって思い始め、ふとTV見ていたらちょうどそのことが取材されていました。パソコンの近い画面をずっと見ていると、副交感神経が優位に立ってしまうらしいんです。で、脳は変にリラックスしてしまって、それで眠くなり、ひどい場合は集中力がなくなり、やる気がなくなるらしいのです。そうか、私のやる気のなさはすべてこのパソコンのせいだったのかーーーーーーー!とすべてパソコンのせいにしてしまい、少しでもパソコンの画面を見ている目の疲れを和らげようと、画面に貼るPCフィルターというものを購入しました。早速、モニターに貼ってみる。で、しばらく仕事をしてみる。ん? それほど変わらないような・・・。で、インターネットで調べてみるとなんとこういったものってピンキリなんですね。で、私が買ったのは一番安いやつの2700円。だからダメなんだ〜、もっといいやつ買って、すらすら執筆がいくようにするのじゃ〜

と、翌日あっさり1万5千円のスーパーハイグレードタイプを購入してしまいました。はっきり言ってちょっと私の思考能力、おかしくなっています。ハイグレードじゃない、スーパーなハイグレードなんだから効果は絶対、今日から1時間に300ページぐらい楽勝で書けるようになるに違いない。 あとはガメガメのやる気次第。次はやる気が出るグッズの購入だ! ってどこかに売っていませんか?? 3万円ぐらいだったら・・・買います(笑)

で、こんなわけで、自分でも精神状態がほんとにおかしくなってしまったと思い、体をこわしたこともありますし、ここはもう原稿書きが、進研ゼミがどうなろうが(笑)自分の身体が一番大切、というわけで湯治にいくことに。で、いくなら一番効能があるとこがいい。で、ないと今の私の症状は治らない。そうだ、草津、行こう  ってな感じで一人二泊三日で行って来ました。

いやあ、草津よいとこ、一度はおいで〜♪ とはよく言ったもので、まあびっくり!あちこちから温泉が湧き出ているんですよ。もう地球のエネルギーっていうんですか、強烈な自然の気を全身で感じてきました。かけ流しという日本一良質の温泉ももちろん良かった。ちょっと仕事が不安で万が一のためにとノートパソコン持っていったんだけど、結局全然原稿書かずに、温泉入っちゃビールのみ、寝て、食ってまた温泉入ってを繰り返した三日間でした。(左の写真は草津の湯畑。豊富な湯量でお湯が川、滝のように流れている)

その間に草津にある唯一の美術館「片岡鶴太郎美術館」にも行って来ました。久々に、絵を描きたくなりました。油絵とかは大変なんで、久々に水彩鉛筆なんか買っちゃおうかな、なんて思ったり。そして、作品は絵に簡単な言葉が添えているものもあり、疲れている私にはその言葉が貴重なメッセージとなって心に響きました。いいなあ、鶴ちゃん面白いし、かっこいいし。実は私ガメガメ、片岡鶴太郎かっこいいなあと昔から思っていたのですよ。まず面白いでしょ? で、ボクシングやって、絵を描いて・・・生き方がかっこいいんだよね。


草津の写真、デジカメでなくいま風前の灯火となってしまった銀塩写真で撮ったので、現像したらアップしますね。きれいにとれているかな?

三日後、東京に戻る。現実に戻る。でもかなり元気になった気がする。さて、明日から頑張るぞ! 行って良かった。
 

2月5日(木) 練習復帰!

唐突ですが、いま私の一番嫌いな人がいて、なんでこの人が嫌いかというと、闘わないから。闘う姿をみせてほしかった。自分は、そうはなりたくない。どんなになっても、たとえ負けても、闘う人でありたい。闘うっていうのは必ずしもいけないことではない。それはチャレンジでもあるのだから。

やはり数ヶ月も練習を休んでいると、もうこのまま至誠塾から、太気拳から自然消滅してしまおうかとも思うんだけれど、これでは自分が目指す人間と180度違う方向に向かっていってしまう。下手になっている自分を見るのがイヤだけど、勇気を出して練習に向かうことにする。駅から練習場所に向かう間に、せめて自己練習の立禅だけでもやっておけば良かった、と思ってももう後の祭り。後悔先に立たず。

到着。先生を始め、皆さんと顔を合わせるのも恥ずかしく、下を向いて練習に合流。動けなくなっているんではないか、もうびくびくしながら先生の指示通り体を動かす。で、先生が「オー、ガメガメさん、下手になったかと思いましたよ」なんて言ってくださる。もちろん、励ましの意味でおっしゃったのだろう。やはり自分でも去年よりは動きが鈍いのがわかる。なんていったって3ヶ月以上休んでいて、おまけに自己練習していないんだから。しかも病気して体力落ちているしね。太気拳はブランクがあっても大丈夫って言うのは、あれはレベルが高い人のこと。十年以上もやっていたひとのこと。そりゃ私レベルでも、基本的な動きは全く出来なくなるってことはないけれど、レベルは落ちるね、やっぱり。辛い。

そうそう、実は昨年の秋に、5年続いたからという自分へのご褒美に、練習着を新しいのに買い換えたのである。もちろん、発熱するやつ。今日はこれを着ての初の練習だったんだけど、ことのほか暖かくて、効果抜群。びっくりした。着ぶくれしないで自由に動けるっていうのはいいね。
 

2月6日(金) 原稿書きから解放される

遂に、遂に昨年10月から執筆していた通信講座の原稿が完成! うれしくてうれしくてしようがない。開放感、っていうのかな、夜なのにそんな気分。

で、宅配ピザを注文して、ビールを飲みながら久々にゆっくりテレビを見る。たまたま途中からNHKの「人間ドキュメント ただ一撃にかける」というドキュメンタリー番組を見ていた。いやあ、いい番組だったなあ。芸術祭優秀賞を受賞しただけある名作でした。ドキュメンタリーで感動といえばフジテレビの「小さな留学生」「私の太陽」以来です。ご覧になった方います? この3作品に共通するのはみな、取り上げられた人物が真剣に、一生懸命頑張っていること。そういう人は自然に感動を生むのでしょうね。

去年初放送で、リクエストの声も多く寄せられ何度かアンコール放送されていたのでこの番組、ご覧になった方も多いと思います。番組名の「一撃」とは、剣道の一撃で、剣道世界一になるまでのドキュメンタリーでした。

日本チームの大将である栄花選手、ある時から勝てなくなってしまう。スランプ。そして「試合に勝つ」ことではなく「無心」になることと悟って、そこからはい上がって世界一になる・・・。よくあるパターンといえばよくあるパターンなんだけど、これはまぎれもない事実。そしてラストの世界一決定戦での彼の相手は、これまで日本人に負けたことがないという韓国の選手。身体も栄花選手よりずっと大きい。しかもその選手は団体戦に勝つために個人戦は出場せず、力を温存しているという不気味さ。そしていよいよ大将戦でのこの二人の勝負。ところが実力が拮抗していて勝負がつかず、なんと時間無制限の延長戦へ。そしてまたもそのまま10分経過。私は剣道の試合はあまり見たことないんだけど、これはもうほんとうに凄かった。私は数秒ごとにチャンネルを変えるほどのザッピング野郎なんですが、気が付いたらピザとリモコンをじっと持ったままになっていましたよ。王郷斉先生が「剣道には気がある」といわれていましたが、まさに両選手の発する気が長いこと画面から伝わってきて、見ているこっちのほうが息苦しくなって「もう勘弁してください、参りました」といいたくなるほど。

そしてまさに、ふっ、と美しくて、しかも強い、のどつき(っていうんでしたっけ?)で栄花選手の一本! 「おおおおおおおおおっ!」ついつい声が出そうになりました。

2/5の日誌にも書いた、苦しさ、辛さ、厳しさから逃げない、いろんなことをこの番組から教わりました。あと無心というキーワード、これ太気拳に凄く通じるものを感じて、よくよくわかりました。そして、武道やっていて良かったとも思いました。やっぱやめちゃいかん。やめたらもったいない。

ちなみにこれ、あまりの反響にDVDも発売されるそうです。自分に、辛さに負けそうになった時に見るために、買い、だな。
 

2月7日(土)小さな喜び

原稿が完成したので、夕べは久々にしまじろうから追いかけられる悪夢を見ずに、ぐっすり眠った。もしかすると今晩あたりは、しまじろうと組み手をやってぼこぼこにしてやるハッピーな夢を見そうな気がする。ふふふ・・・。

で、こういう時って気持ちがいいから、脳内では脳内麻薬ドーパミンが出まくりだから、早起きしてしまうのである。で、私の愛車BD−1を久々に玄関から出し、いつもの公園へ。これまで乗っていた超ミニ折り畳み自転車とは違って、実に楽だし乗っていて凄く楽しいのだ。自転車に乗るのが楽しく感じるというのは、子供の頃、補助輪無しの自転車に乗れるようになった時以来。

で、練習場所の公園にあっというまに到着。ブランコの前が大体私のお気に入りの場所なんだけどそこに、私と同年代ぐらいの男性がいて「この野郎、俺の場所をとりやがって!」と心の中で文句を言っておく。するとその方、太極拳をやりはじめた。威嚇しているのか?(笑) ひとのいいガメガメはそこから少し離れたところで、こっちも負けじと立禅を15分ほどやって応酬する。しかしいつのまにか私の心の中で行われていた闘いは、ゆっくりお日様が昇ってくると同時に、爽快な気分になりいつのまにか自然消滅。ああ、なんと気持ちのいいことよ(漢文調)。

片足禅、揺りと一通りやって携帯用魔法瓶に入れてきたあつあつのほうじ茶をふーふーしながら飲む。うまいなあ。そうそう、私の愛車BDー1にはこの魔法瓶(ペットボトル)が装備できるようにしたのである。おーほほっほっ。だから、どうした、なんて言わないでね。たったこれだけでうれしいんだから。

生活リズムもようやく昔に戻ったようです。幸せです。
 

2月12日(木)本日の練習で

今日は縦のピーファーを。このピーファーはガメガメが特に苦手とするもの。で、そのことがずっと頭から離れなかったものだから、ちょこちょこと気が付いた時だけだけなんだけど、実は秘密裏にやっていたのです。で、高木先生からちょっと褒められる。先生、普段からよく褒めるから、あまり信じてもいけないと思うけど(笑)、これまでこのピーファーに関しては全くのノーコメント、いや、思い起こせば以前は私のピーファーが目に入ったとたん目をそらしていたような気もする。そうだったでしょ、先生?(笑)

でもでも、当然今日のピーファーは完璧ということでは決してなく、顔に近い方の手が間違っていたために、先生自ら手を取って教えてくださる。ひぇー、全然違ったじゃん、と思い一生懸命身体に軌道修正させるべく何度も何度も練習する。ちなみに翌日ではなく、翌々日に(笑)見事に腕の付け根が筋肉痛になっていましたが。でもほんとこの筋肉痛がうれしい。運動不足、運動音痴の身体にはこれが快感なのだ。

練習後は高木先生とKさんととある打ち合わせのため、喫茶店ルノアールへ。そこで心に残った高木先生の一言「私はまだ太気拳が何なのかわからないんですよ」 その言葉の深い意味はまた別の機会に詳しく紹介するとして、私はうれしくなりました。先生が30年もやってまだわからないというような武道に巡り会えたという喜びです。わからないからこそ解き明かす喜び。これはお稽古ごとってすべてそうかもしれないけれど、まさに一生ものに出会えた喜びです。これで私は定年退職しても(といっても私にはそんなものないけど)、することがない、ってことはなさそうです。
 

2月22日(日)黒帯研究会報告

にゃんにゃんにゃん、と今日は猫の日。そして焼きそば奉行のお誕生日。そして黒帯研究会の日です。生活も普通に戻り、黒帯研究会に参加できる喜び。ああ、幸せ・・・。で、いそいそと柴又の本部道場に出かけたわけです。お天気も良く、ポカポカほんわか気分です。

駅で合流した数人のメンバーと道場に到着。久々の道場にはきちんと佐藤嘉道先生直筆の看板が正面にあり、更衣室にはカーペットが敷いてあってvery goodです。

立禅をやって準備運動開始。ちょうど午後3時25分でありました。で、準備運動をやっている時の高木先生の言葉。

「今日はかなり組み手をやりますから、たっぷり準備運動やって下さい」

かなりの組み手? かなりの組み手ってナンデスカ? ワタシ、ニホンゴ、ワカラナ〜イ

実はガメガメ、今日の黒帯研究会に出ようと思ったのも、どうせ年末の忘年組み手をやったばっかりだから、さすがに組み手はなかろうと思ったからだったのだ。しかもガメガメが久々に練習に復帰したばかりだというのに、すぐ組み手?? しかもかなりの?(泣)

これは非常にまずい。いや、そんなレベルではない。身の危険だ。で、私の身体はとっても正直で高木先生のさっきの言葉に即反応。左足裏がつっちゃったのだ(爆笑)。参加された皆さん、気が付いていました? 私、必死になってかなり長い時間、左足のストレッチばっかりやっていたんですよ〜。情けねえったらありゃしない。ほんわかした気分はどこへやら。道場内は(私だけ?)一気に凍り付くような緊張状態へエスカレート!

で、目慣らし、体慣らしに掌打合わせを数種やって休憩。で、腕の筋力がない、腕が細い私はいつもこのウォーミングアップだけで腕がパンパンに腫れて、重くなり、腕が上がらなくなるのである。しかも組み手がある前って、みんな気合い入れてくるんでその分、すごい腕が疲れるんですよね。そして「かなり」の組み手という言葉におののき、脱力状態になるのである。皆さんはそういうことないのでしょうか? ううむ・・・、すくむというのか、力が入らなくなってしまうのですよ。腰が抜けるような感じかなあ。ともかく、全身から力が抜ける。特に腕はさっきの掌打合わせの影響でますます力が入らない。

で、いよいよ組み手がスタート。ホームページ用にデジカメをセットするが、セーフモードが働いて暫くすると頻繁に電源が切れる。そのたびに、イライラして私も切れそうになる。ただでさえいつ順番が回ってくるかわからなくて、ピリピリしているのに!! で、そんなこんなしているうちにあっというまに私の名前が呼ばれてしまった。

で、自分に気合い入れるために、はっきり「はい!」と返事する。相手は今一番の成長株、急激に力を付けている若手のホープT君である。実は夢に見たわけではないけれど、なんとなくほら占い師としてのカンで(笑)、いつか当てられるのではと思っていたのだ。いや、カンというのはウソで、ここ最近のT君の激しいエネルギッシュな闘いぶりをずっと見ていて「やばいな、こいつと組み手で当てられたらどうしよう」と頭の中でシミュレーションしていたのだ。道場の真ん中に出ると、私だけ特別に高木先生がご丁寧にもこんな言葉をかけてくださった。

「ガメガメさん、手を下げちゃだめですよ」

やはり高木先生も私にとって、T君は危険な相手と思っている模様(笑)。そしてこの言葉は2002 3/17 の伏線が実はありまして(笑)、この時私はボコボコに顔面をはたかれているのである。それを高木先生は心配したわけ。

「始め!」         途中省略(はっきり覚えていない)          「止め!」

とにかくパーフェクトディフェンスを守り通しました。なぜか激しいT君が入ってこなかった。後で彼が言ってきたのは「ガメガメさんて手足が長いですね」という言葉。確かにガメガメが他の人より有利なのはそれ。あと常に、肩胛骨を延ばすように心がけて練習していたから、去年より数センチはリーチがさらに長くなっていたはずで、それも大きかったと思う。またいつのまにか蹴りが出せるようにもなったので、足も使える。これはもう何度も書いているけど、蹴りを出す、すなわち片足になるわけで、これはバランスがとれるようになったことがとても大きいと思います。・・・とにかく、自分の有利さを生かせたとしたらそれはそれでいいこと。あとはこれから少しづつ積極的にこちらから攻撃できるようになるといいなあ。

で、ほっとして元の場所に戻ってみんなの組み手を見ているとパーフェクトディフェンスできているのは私だけでなく、みんなもそうで、いつも組み手を見るたびにみんなのレベルが上がっているのがよくわかる。すごいなあ。自分が伸びたからといっておちおちしていられないですよ、ほんとに。 と思ったらあっという間に二巡目に突入。次は誰に当たるんだろうか?? で、高木先生が「私が組み合わせを決めると同じパターンになるから、浮中、米沢の両師範で決めてくれ」なんて言っている。これでますます、相手が怖くなってきた。高木先生が相手を選ぶより危険になる可能性大。再び身体は硬直。 で、指名されたのが先輩のTさん。この人もまた激しいんだわ(笑)。この人が打つと パシッン! っていい音たてるんだもん。私のこの可愛いほっぺを太鼓代わりにされちゃかなわんですよ。で、さっき以上にパーフェクトディフェンス。絶対打たれない、打たれそうになったら距離をとる。で、途中いろいろ省略して、また終了! たぶん、打たれてなかったと思う。良かった〜。

終わったよ〜、終わった〜。打たれなかった〜怪我していない〜(感涙)。で後は他の人の組み手を気楽に見て、デジカメで記録する。ううむ、なかなかタイミングが合わなくてシャッターチャンスをものに出来ないなあ、と思っていたら無事全組み合わせ終了。高木先生

「じゃ、今日はこんなもんで終わりますか? それとももうちょっとやりますか?」

時計を見ると4時26分。1秒足りと狂うことのない至誠塾の電波時計でみたから、ちょうどこの時、日本全国が4時26分で、ちょうど帯研開始から北は北海道から南は九州沖縄まで1時間半たったのだ。ところが浮中先輩が

「も う ち ょ っ と や り ま し ょ う」

えええええええええええええ〜!!! あんたはまだやり足りないのか〜!!

で、誰も反対するものはなく(私だけだったのか、みな黙っていただけか、それともみんな喜んでいたの?)、ともかくなんと、3巡目! で、今度はその浮中、米沢お二人の目録が我々相手に10人がけをすることに。で、2グループに分かれたんだけど、以前、米沢先輩とはお相手していただいたこともあり、浮中さんにお相手していただくことに決める。もう何度か書きましたけど、浮中先輩は身体が小さいのに凄い動きが俊敏で、手足が自由自在にあちこちから飛んでくる。もうどうせやられるなら、はたから見るだけでなく、正面から見てあの動きを体感したい。しかし、そう思えるようになっただけでも私の中では大きな進歩だなあ、ほんとに。


で、その浮中さんですが、もうレベルが全然違う。だから私相手に余裕も余裕。対する私は必死も必死。で、組み手しながらここを蹴ってこい、ここを打て、ほれ防御せい! と、動きで指示を出してくださり、ほんとに勉強になりました。あと記憶に残っているのが蹴りが出た時にも2回ほど、きちんと、とは言わないけれど手で防御できたこと。これは自分でも驚いた。あ〜、ビデオとっときゃ良かったよ〜。先生に、ビデオとらないんですか?と提案しようと思ったんだけど、ひどい組み手だったら後で後悔する、そして今日は間違いなくひどい組み手になりそうだと思って黙っていたのだ。

で、浮中さん、米沢さん、10人がけ見事に終了。高木先生もお二人を褒めてました。で、お二人の組み手を見ていて気が付いたんですが、やはり先生含めて上級者って実に動きがコンパクトですね。以前、先生が私の組み手の相手をしていただいた時、てのひらだけで対応し、さばき、手と手が触れ合った瞬間、軽々とひょいと私の身体を持ち上げちゃったのには、いくら私の体重とはいえびっくりしたもんなあ。そんな感じです。

で、いつものように掃除をして、軽く飲み会。この時のビールが旨かったこと!! 3回組み手やって今回は顔面をどうにか守れたことでほっとしたからでしょうね。その時、隣で飲んでいた高木先生がおもむろに

「今日のガメガメさんの組み手良かったですね」

お相手してくださった浮中さんが言葉を重ねる。「私はあの赤いシャツに惑わされましたよ」

ガメガメが組み手の時に着ていた赤いシャツはただの汗を乾かすドライシャツだったんだけど、ちょっと蛍光色が入っていてちょっと目立つ。そうか、目を惑わすようなら今後、組み手の時のマイユニフォームにした方がいいね。ふふふ。ま、ともかくお二人からこんな言葉を受けるとはとてもうれしいこと。ガメガメ、うれしくてうれしくてニコニコしていたら高木先生、さすがただ者ではありません。こんな言葉を。

「ガメガメさんの組み手、もっとひどいかと思った」

・・・・思い切りオチをつけてくれました(笑)。でも、全くその通りで、これは私の言葉でもあるのですよ。ここ数ヶ月練習していなかったブランクも大きかったから、ひどいことになるんじゃないかとびくびくしてたんだもん。あー、今調べたら前回やった組み手から1年2ヶ月のブランクがあるじゃないですかぁ。1年2ヶ月ぶりの組み手ですよ。ふふぇー。しかし、ほんと悲惨なことにならずによかったよ〜。

ふとその時K先輩(54歳)が杖をついているのに気が付く。え? 実は生まれつきらしいのですが、もうずっと腰が悪くて(これはお聞きしていましたが)、手術で人工関節を入れ、リハビリを受けた後らしいのです。で、そのリハビリ中、武道をやっているという理学療法士の先生が(太気拳は知らなかったらしい)「あの手術を受けて、あなたみたいに動ける人は初めて見た」と驚いていたそうです。そりゃ、今日の組み手であんな素晴らしい動きできたら、そら驚きますよ。むしろ手術前より動きが良くなっているのはK先輩、どういうことですか? もしかして動けるようになる特別な手術でも受けていたんですか? 真実をこんど私にだけこっそり教えてください。そうか、このついている杖も相手を油断させるフェイントなんだな〜。塾生のみんな、このK先輩の杖にだまされて、なめてかからないように(笑)。

この後ガメガメ、とにかく安心したことで酔いが相当回り、一時会場から避難。道場の畳でしばらく仮眠。気が付くと頭上に浮中先輩がいてびっくり。一瞬、4戦目が始まって殴られる、悪夢かと思った(笑)。

「風邪引きますよ。カーペットのある更衣室で、横になったらどうですか」

で、そのまま更衣室へ移動して仮眠。この時、なんとわざわざ暖房まで入れてくれました。浮中先輩、こんなに優しいのになぜ○られたんですか〜? (本人の名誉のために一字省略 笑) 世の中の女たちっておかしいっすよね、ほんといい男ってものがわかっていないっすよね、浮中先輩。

最後にみんなで至誠塾のマスコット犬、ロッキーくんと遊んでお開き。ロッキーが前回より大きくなっていたのにはびっくり。犬好きの私としてはロッキーと遊べたのもうれしかった。

また次の組み手でもっと上達しているといいなあ。そのためには日々の地味な練習をまた頑張らないと。頑張ろうという気持ちを持つことが出来て、まさにこれから練習を続けていくエネルギーになりました。参加して良かった。
 

2/26

管理人日誌、この一番上に草津の写真、2/7分にイラストを追加しました。
 

3/4 木「ありゃ?」

今日の練習後、またも高木先生が「組み手をしましょう」と言い出してびっくり。上級者が組み手をすることに。で、私も参加することになったのだが、ここである事実が浮上。

私、 組み手をすると相当にハイになるようで、その間の記憶がほぼ丸ごと飛ぶようなのである。大げさでもなんでもなくまさに記憶喪失。実は先日の帯研の時にも相手の人数が3人だったということは覚えていたのだけれども、その相手のうちの一人がどうしても思い出せなくて、実は日誌を書く前に非常に焦ったのである。やばいよ、これ。

で、実は今日も二人、あれ三人??(ひとりは先生、私から申し出たこともあり、さすがにこれは覚えている)とやったのだが、手をどこに出したとか、こういう体勢になったとか覚えていず、スペシャルトレーニングで他の人から自分がどうしたとか言われて、あ、なんかそういう映像が私の頭にあったような・・・って感じでようやく記憶がよみがえってくるという有様。だから、いつも組み手の様子をリアルに詳細に渡って書いていないでしょ? 記憶が飛んでいるから書きたくても書けないわけ。

で、思ったんですが、もしかして先日の帯研、1発も打拳を受けていないってのは私の勘違いの可能性があります。実際は殴られたのに記憶が飛んでいて覚えていなかっただけの可能性があります。う〜、とにかくいろんな意味ですごい不安・・・。いくらなんでもこれはちょっとやばすぎではないだろうか。

そういうわけで、今日の組み手の様子もそういうわけでほとんど記憶にございません。必死になって思い出せたのは高木先生がお相手してくださった組み手で、最後10秒ほどの時間で突然エネルギーが切れ、身体が動かなくなったということ。体格が影響しているのかエネルギーの持久力がないねえ、今後の課題だな。
 

3/11 木

さて、5年以上も太気拳を続けていると、さすがに揺りなどの練習はそこそこの形ができるようになった。いや、出来ねばならない年月が経っているのである。

ところが横のピーファーが「あなた入門したてですか?」っていわれそうなぐらいにひどい。タイミングが、いやすべてがダメで、自分でもイヤになるほど十分わかる。だからこの1ヶ月の指導が縦のピーファー中心だったので、これが終わったら次はあのイヤな横パターンにすすむんだろうなあ、とすでに前から憂鬱だったのだ。で、予想的中。そして当然、ダメ。何でもそうだけど出来ないと実にイヤなモンである。しかし、5年以上やっていてさすがにこれはまずいよなあ。俺の骨格そのものが原因で出来ないのでは、と身体のせいにしてしまう。

ところが、何度も先生のおっしゃるとおりに、動きのとおりに何度も何度もやっているうちに「あれ? ましになったかな?」と思った瞬間、あの高木先生の「ガメガメさん、素晴らしい」が出ちゃったモンだからもううれしくって。以前から足のねじり(といえばいいか)と手の動きがあっていない、と指摘されていたんだけど、意識もしていないのにいつのまにか合うようになっている。不思議じゃあ。ひとつがかみ合うとすべてがかみ合うようになるんでしょうか。

さて、今日は至誠塾で唯一、外国人の黒帯Kevinさんのお別れパーティー。すごく真面目でいい人で、熱心で、そんな彼がイギリスに帰国するというのだ。もう本当に「残念」という言葉しか出てこない。しかし、数年に1回は日本に来て必ず練習に参加すると約束してくれた。その時が早く来るのを待っているよ。しかし、寂しくなるなあ。
 

3/12 「史上最高記録」

最新式の体重計で風呂上がりに久々に測定する。で、はじき出された数値は

体重55.7kg 体脂肪率12.7%

 もうびっくりもびっくり!! 体重が私の人生史上最高記録を樹立!! 太気拳を始めてから5年半。なんと9キロ太りました〜。

って書くと太気拳はダイエットに最悪ってとられかねないですな(笑)。

違うんですっ。太れないと思っていた、もやしのようだった細い身体が、太気拳始めてから9キロ太れたんですよ〜、うれしいよぉ。しかも腹の出た中年太りでは無し。これで人並みにまた一歩近づいた〜。
 

3/16「膝と自転車」

朝、愛車の自転車BDー1でいつもの練習場である公園へ。気持ちいい。で、以前からかなり気になっていた変形性膝関節症。乗っている最中に、もしかして自転車こぎそのものが膝に負担になるのでは・・・と思い始めたのです。で、公園でちょっと立禅組んで、ダッシュで帰宅してすぐさまインターネットで検索!

 と、逆でした。膝を守るために周りの筋肉をつける必要があるので自転車で鍛えられる大腿四頭筋を鍛えるのに非常によいのだそうです。良かった〜。別に膝の治療に、ってわけで自転車に乗り始めたのでは全くない、偶然なので幸運な出会いをしているんだ。で、仕事もせずにいろいろ調べると、他にも有酸素運動だとか、呼吸器、心臓に抜群にいいとか。そうそうやはり最適なのがダイエット。だがこれはガメガメには要らん(笑)。

はい。以上、長い前置きでした。実は告白します。というわけでちょっと前にまたも自転車買ってしまいました。今うちの玄関はすでに玄関ではなく、自転車置き場と化しております。家に入る時は自転車を倒さないようにします。家に入る際は片足になったり、ハンドルなどの出っ張りなどにもぶつからないようにバランスをとって靴を脱がねばなりません。太気拳のいい修行です(笑)。

その2台目の愛車は俗に変形自転車、自転車ファンからは別名、変態野郎しか興味を持たない変態自転車(笑)とも言われております、ちょっと変わった形のものです。背もたれの椅子が付いていて ペダルをこぐのに足を蹴り出すのです。楽な上に、太股の前面を中心に使う普通の自転車と違って、下半身(足)全部、つまりは裏側の筋肉も鍛えることができます。

つまりですね、これは太気拳にもいいと。おまけに自転車の名前がイタリア語で「亀」。まさに私のための自転車といっても過言ではありません。

やはり今日の日誌はただの衝動買いの理由付け、言い訳になってしまったでしょうか?
 

4/5「お花見練習」

今日は春の至誠塾イベント、お花見です。例の変わり種自転車でシートやらコンロやらをたくさん持って下北沢へ。最初はハンドルにぶら下げていた荷物が邪魔で、ストレスたまったけど途中からこつをつかんで絶好調。道もそれほど歩行者がいなくて順調に進んでいく。そしてもうすぐ練習場、というところでライトの電池が切れてしまう。予想していたので持参していた換えの電池に交換しようとする。と、電池の入れ替え方、開け方がわからない、というか覚えていない。ドライバーでこのねじをまわすんだっけとかいろいろいじってようやく10分以上かかって電池入れ替え完了。ただ、ふたを強引にパカッとあけるだけでした。情けねえなあ。

というわけで練習場に付いた時にはすでに練習が始まっており、おまけにくたくた。お世辞にも基本練習、および推手は悲惨なものでした。

1時間ぐらいで練習を切り上げて、会場へ。満開の桜の木の下で、おまけに小さな川が流れている。そんな最高の場所にシートをしいて乾杯。写真をとるようにデジカメも持参したんだけど、熱燗作ったりして忙しかったのと、荷物が多くてどこに入れたか探すのが面倒くさくなったため、今日の写真は無し。ごめんなさいね。

しかし、飲み物はもちろん、チャーハンやらなにやらあって最後はみんなおなか一杯。時間と共に参加者もどんどん増えてきて最後は30人弱が楽しく過ごしました。これも今日の幹事、石井ちゃんのおかげです。まさに言葉通り東奔西走していたからなあ。

後かたづけも終わり、私もそろそろ帰ろうとしていたらその石井ちゃんが近づいてきて、逆に「助かりました」とお礼を言われる。とんでもない、石井ちゃんの今日の働きに比べたら屁みたいなもんですよ。でさらに、余ったからこんなもんで良かったら食べてと買っていたおつけものを渡される。いつもながら気遣いがほんとうに細やかで、ほんといい人だ。ありがたく頂き、自転車のペダルを踏み込もうとした時、石井ちゃんからあることをお願いされたから、今日のお礼代わりにもちろん管理人権限でその願いを叶えてあげましょう。

石井ちゃんは男だったぜ!

今日の参加者も、今度石井さんにあったらこの言葉をお礼として述べておくように。以上。
 

4/21(水)「練習報告」

本日より仕事のスケジュールの都合で水曜日に参加することになりました。水曜日参加の皆様、よろしくお願いいたします。

前々日に余計な仕事をさせられ(原稿量の増減を依頼されたのでそうしたら、また元の量に戻してくれ、だと!! 怒りまくり)、睡眠不足状態。ようやく練習前に1時間の空き時間が出来たので、仮眠をとったのだがそれで眠気が解消されるわけもなく、だる〜い状態。しかししかし、とにかく身体にむち打って練習へ出発。

ストレート対策で先生が私相手に模範を見せてくださる。いやあ、実に気持ちが悪い、怖い。本当にいつくるのか、どこにくるのかが全く予測できないうちに、やられてしまう。しかも、消える。確かに消える。もちろん、高木先生が煙と共に消えるわけではなく、目が、意識が追っかけられなくて消えたように見えるわけ。

この練習もこの5年で何度もやっているんだけど、また新たな発見、というか、気が付かなかったことが判明。大きな収穫。今日もさぼらずに良かったと思う。

推手。最近の日誌読まれている皆様はおわかりでしょうが、最近妙に組み手や推手をやると疲れるのだ。絶対、体力も付いているはずなのだが、なぜか終わるとガクッと疲れるのだ。で、今日もやっぱり異常な疲労感に襲われる。で、実は今日高木先生に「筋肉をつけるためになんかトレーニングすべきでしょうか?」と相談しようと考えていたぐらいなのだ。

練習後、高木先生からお呼びがかかり推手をやってくださることに。そしてその原因を指摘してくださった。無意識のうちに肩が上がっているのだ。どおりでたまに下から持ち上げられることが過去に何度かあったわけだ。で、それを直して推手をやるととても楽。それでいて力がある。繰り返すが、またこの時にも今日の練習にむち打って参加したことを一人、大いに喜ぶ。

高木先生「協調一致した状態で推手が出来て、飛ばせると、もう得も言われぬ気持ちよさなんですよ」 うらやましい!!!! 是非是非その気持ちよさを味わいたいです。そのためには練習です。しかし、強くなりたいと思って至誠塾に入ったんだが、気持ちよさが味わえるようになるっていうのは意外でしたねえ。思わぬ副産物、という感じ。

そういえば先日、なんで自転車にはまったのか考えてみたら、実は太気拳と同じ魅力だという結論に達したのですよ。それは「なめらかな、スーッという動き」。これは生きていてそうそう味わえるものではない、未体験の、次元の違う感覚。これを一度味わってしまったが最後、もう忘れられなくなっちゃったわけですよ、うん。

そういえば パート2:実は外国にいる太気拳修行者から、先日高木先生宛に手紙が来ていたので先生に翻訳して差し上げました。澤井先生の元で共に練習したという、その絆が感じられてうらやましくおもった。一緒に汗を流し、一緒に食事もした、太気拳の話で盛り上がった、また、ときにはけんかもあったかもしれない。だからこそ出来た絆で、ちょっとのことで切れてしまうような、やわな絆ではない。手紙を読んでいてもそれが感じられ、とてもうらやましく思ったのです。

十年ぐらいの年月がたって僕らも、今一緒に練習している兄弟弟子とそういう関係になりたい。自分の実力が上がるのも楽しみだけど、どんどん太い絆をこの塾生のメンバーと作りたい。そのためにも一生懸命練習しなきゃね。
 

5/3「ブラジルに支部?!」

今日は格闘技王国ブラジルに移住することになったF先輩の壮行会の日。まず駅に向かう。そしてエスカレーターに乗る。とりあえず体調がわるかったからということでこれを読んでいる皆さんは(高木先生含む)許していただきたい。そしてそろそろ降りる時になって後ろでバッターン!というなにかが倒れる音。振り向くが、人影で様子が見えない。それから2,3秒後初めて女性の甲高い声で「だれか!エスカレーターをとめて!!」との声。そこで初めて目に入ったのが動くエスカレーターの上で老夫婦が二人転倒している光景だった。で、周囲の人々がやっとばたばたし始める。みんなこのままいくと機械に巻き込まれてしまうことに気が付き、ちょっとした集団パニックである。恐怖が恐怖を増幅している。

ところがなぜか私、ごく冷静で降り口にちょうど来たこともあり、まわりを見て非常ボタンを探し出し、プチッと押して止められました。その後も急いでいたので、ちょっと離れたところにいた老夫婦の介抱はまわりの人たちの担当とばかり、そのままその場を去ってしまったわけですが、これは冷静というより冷酷だったでしょうか?

2つのことを感じました。ひとつはみんなが出来ることを進んですること。すべてを他人任せにしない。そしてやはり先日起きた回転ドアの事故もそうですが、ある意味、文明の利器は危険なものでもある。

そしてやはり高齢化社会では健康管理に気をつけて、体力・知力ともに衰えないように気をつけねばならないんだなあ、と思ったわけです。この管理人日誌にもなんども書いたように、歳をとるとバランスを崩しやすく、転びやすくなりますからね。「歳をとるとしょうがないんだ」で終わらせたくないです。太気拳、立禅(別に他の運動でもいい)という素晴らしい対策があるのですから。

しかし、ほんと私、まわりの状況を見て冷静でした。これはお世辞抜きで太気拳やってたからだと思います。10年前だったらおそらく私もパニクって、身体は硬直していたはずです。

そうこうした後に渋谷駅に到着。とんかつで有名なお店に会場を移し、壮行会が始まりました。先に書いちゃいますが、久々に上手いエビフライととんかつ食いましたよ。浮中先輩の言葉を借りますと「グルメ番組のレポーターが言う 肉汁 が出ます」でした。あ、これってよく考えたら浮中先輩のセリフじゃないんだ(笑) ガメガメも自分の言葉で語らんとな。

さて、F先輩とは某空手団体で国内のベスト18に入賞、その後至誠塾に入ってますますそのパワーに磨きをかけ、私を発力で吹っ飛ばし、ガメガメの左手首が折れてしまったという剛の者、剛の先輩なのである 。

もう何度もブラジルに行き、日本に戻り、を繰り返してきたF先輩は、すでにブラジルでその動きを披露したらその場でもうお弟子さんが出来てしまい、その方から「まだか、まだFさんはブラジルにこないのか? 太気拳はいつ来るんだ」と何度も私宛にメールを送ってきて、ちょっとほほえましく思いました。

飲み会の後半、F先輩が我々のテーブルにやってきた。そこで感覚の重要性などなどをF先輩と話す。相手と手を触れた時、言葉では説明できないが「あ、これは〜さんの手だ、これは〜さんの手の動きだ」と感覚でわかるとのこと。これはつまり皮膚と神経とそして脳が太くつながっているのですよね。太気拳やっている人は、組み手で相当頭をつよく殴られない限り、呆けることはないのではないかと思うが、皆さんはどう思います?

話を聞きながら自分の感覚はどうか、思い起こしてみる。そういえばこないだの月曜日の夜、くらくらしてきて気分が悪かったのでなんと早くも夕方から床についた。で、翌朝、ものすごい雨風の音で目が覚めると、寝る前よりもっとめまいが激しくなっている。病院に行こうか、と思った瞬間、数年前にもこんな症状が、こんな天気で起こったことを思い出した。

低気圧のせいなのだ。実は私みたいに天候の影響をもろに受けて、それが身体に出る人は少ないながらもしっかりいるらしく、その数年前にもお医者さんから「あ、低気圧のせいね」とあっさり言われ、悲しいことに手の打ちようがないらしく、「休んでください」という言葉を薬代わりにもらっただけであっさり診察は終わってしまったのだ。

で、火曜日の夕方から俄然元気が出てきたので、低気圧が去りつつあることを「脳内天気予報」で感じる。ま、私の鋭敏な感覚なんてこんな感じでほとんど無益、無味無臭(意味なし。頭韻)。いや、体が不調をおこすんだからむしろ悪影響だ。

話を元に戻しましょう。高木先生がよく口にする澤井先生の手の感触、動きの話・・・これは高木先生はもちろん、至誠塾の大きな財産なわけで我々が高木先生の手に触れて、感覚を感じ取って感覚を受け継がねばならないのだ。知識を受け継ぐより難しい我々塾生の課題。

しかし、最後にF先輩とたっぷりじっくりお話しすることが出来てよかった。

F先輩、ブラジルでのご活躍お祈りしております。F先輩が日本を去ってしまっても、私の左手首にF先輩は生きておられますので決して先輩のことは忘れません、いえ忘れられません(笑)。

冗談は抜きにして、実際このF先輩からは自分に一番ないもの、熱意とか闘いとかいったものを教えてもらったような気がします。本当に感謝です。
 

5/3「今日の日を迎えて」

はい、なんと今日で、当「太気拳至誠塾公認ウェブサイト 至誠塾サイバー道場」5周年でございます。5年です、五年! 人生にたとえると5歳ですっ、って当たり前。こんなくだらないことを5年も書いてきたのですね、ちょっぴり申し訳ない気持ちも。もう謝っちゃいます。5年も続けてごめん(よく読もう シャレです。ほら「五年」と「ごめん」、、よく考えたでしょう〜)。ま、こんな面白くもないダジャレを考えること自体、老化、オヤジの証だ。これでは読む人も疲れるぞ、俺。

なにはともあれ5周年。感慨無量。

しかし、一体、今後はどうしたものだろう。そろそろ他の人にバトンタッチしたほうが良いような気もする。一度は私、引退しているわけだしねー。しかし、この作業を他人に押しつけるのは間違っているし。うーむ、出来れば私がはじめたのと同じ、入塾して半年ぐらいの人でなおかつ希望する人に任せて、その人はどう強くなっていくかも第2のケースとしてみてみたい気もする。だが、途中で練習はもちろん、HP管理、更新を止められると困る。で、アップロードしたりするのにある程度HPの基礎知識も持っている必要もある。そうそう、国内はもとより海外からもわんさかウイルスが送られてきても、太気拳と同様、パーフェクトディフェンスが出来る能力もちょっと必要かもしれない。

最近、私が毎日チェックするある自転車やさん、そしてアナウンサーの業務日記が、無茶苦茶面白いのだ。だから、私もまだまだ面白い文章が書けるようにならなきゃな、なんて思う時もあるし。またホームページをやっていなかったら仕事が忙しくなっていた昨年あたり、退塾していたかもしれないし。はーどうしたもんでしょう。

またこの管理人日誌では、昨日の壮行会の帰りに、若き血潮が燃えたぎり、青春が暴走したことなど、書きたくても書けない話しもあって、執筆前のネタの選択にさえ意外にガメガメ苦労しているのである。

あ、書いてしまった(笑)

ともかく、まとまりが付かなくなったところで

試行錯誤しながらも無事5周年を迎えることが出来ました。いつも更新を楽しみにしてくださっている皆様にお礼申し上げます。

ガメガメ
 

5月3日(月)「笑うしかない」

一日、戻ります。3日の月曜日の出来事ってことで。たまにあるんですよ。この管理人日誌を書くために一生懸命、何があったかを思い出そうとすると、後になってさらに過去の出来事を思い出す時が。

今度の水曜日が雨のようだったので、久々に月曜の下北沢に出かけました。

練習後半の推手。高木先生との推手。1分ほどお相手していただく。で、もう終わろうかという頃、ついつい「へへへ、ははは」と笑いが出てしまう。そういえばこれまでも数回あった。とりようによっては真面目な練習中になんだ、と叱られそうだ。不謹慎だともとられかねない。しかし、当の私は真面目も真面目。

はっきり断定できないから推測するしかないのだけれど、これは完全に高木先生に動きを、意識を読まれているからだろう。だからもうなにも出来ない、誤魔化せない。で、こちらはどうかというと全く相手が読めない。で、もう最後には笑うしかない、のである。

高木先生との推手が終了。新塾生2名とお相手。推手しながら「もしかしてガメガメさんですか?」と言われる。よくこの光景が見られるのだが、2,3十人もいるのにどうしてわかるのか、私から名乗っていないのになぜガメガメだとわかるのか、今日やっと謎が解けた。じっちゃんのおかげか(笑) 互いに手を触れあいながら「ほんとに細いんですね」と言われたのだ。なるほど、腕の細さだったか(笑)。

実は大阪支部Nさんのお嬢ちゃんも、練習に参加。でも練習の内容がわからないから公園の遊具で遊んで時間つぶしをしているだけ。そういえば子供の頃って大人の集団の中に子供がひとり加わると、異次元の世界に一人紛れたも同じで面白くなかったよな〜などということを思い出し、練習後の飲み会の前にひとりゲームセンターに走り、クレーンゲーム(UFOキャッチャー)に500円玉2枚をつっこんで「かぶりもの くまのプーさん」を2匹すかさずゲットしてプレゼントしてあげた。よろこんでくれたようだ。見ず知らずの大人に囲まれて話も合わないから、すこしは時間つぶしになったかな。笑顔を見て私もうれしかったよ。
 

5月GW

今至誠塾で密かに話題になっているのが「えさやりぱっくん号」である。サファリパークでは朝10時には乗車券が売り切れてしまうほどの大人気のバスツアーなんだそうです。その中から高木隊長が、違った高木塾長がGWに決死の覚悟でサファリパークという名の秘境に侵入、撮影したライオンの写真を見ていただきましょう。PC画面にこのでかい顔が出た時はこちらが ぱっくん されるんじゃないかと想像してしまってびびってしまいましたぜ。

この迫力を感じ取っていただくために、あえて大画面にしました。重くなるが、耐えよ!!そして見よ、猛獣の気を感じよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



この時、高木先生の頭の中では間違いなく

えっさ、えっさ、えっさほいさっさ♪

って歌が歌われていたと思う。
 

5月12日(水)「今日の出来事」

8:30 自宅を出て、立川にある予備校へ。

11:30 立川を中央線特別快速に乗って新宿へ向かう。

12:30 目が覚めるとそこは神田だった。慌てた様子を他の乗客に見やぶられないようにしてさりげに新宿へUターン。

13:00過ぎ 人目もはばからず慌てて池袋近くの某高校へ。昼食におにぎりを買うが2個しか食べる時間がなくそのまま授業。

18:30 90分3コマの授業終了。練習場所へ移動。

19:00 高田馬場で腹ごしらえ。炭水化物をとろうと、うどんを食す。昼食をほとんど食べずに一気に腹に入ったからか、6時間以上も授業やってかなり疲れたからか、身体が動かなくなる。セルフサービスのコーヒー店に入り、ケーキを食べて糖分をとる。それでも効果なし。今日は練習を休んで、帰ろうかとも思うが、すでに自宅に帰る気力もない。アミノ酸の粉末がカバンの中にあることを思い出し、飲む。コーヒー店で本当に身体を動かさずにサナギのようになって、あるいは海の中で傷を癒すガメラのようにしてそのまま30分ほど過ごす。疲労∽(無限大)。

20:00 少々復活。アミノ酸は30分で効くとあるが本当のようだ。練習場に少し遅れて到着。数年ぶりに練習に復活したディランさんが私を追い越していく。久々の再会だというのに、呼び止める元気もなくそのままにして、あとで挨拶する。 21:00過ぎ 推手。膝がバキバキ音を立てている。膝がかみ合っていない感じ。やはり疲労が膝にまで来ている模様。練習の締めである這いはお休みする。

22:00過ぎ 高木先生から誘われて、疲れているのについついスペシャルトレーニングへ。いや、疲れているから行ったのですよ。ビールで疲労を癒そうと思ったのですよ、うん(言い訳)

22:30 数年ぶりにディランさんが復活した歓迎パーティーとなる。で、数年ぶりに戻ってきたことをいいことに、ガメガメの触れてもらいたくない心の傷を拡げ、そこに塩を塗り、さらに唐辛子を詰め込むような質問をみんなの面前でおまけに大声でされ、精神的にも参ってしまう。外人がそれなりの日本語を話すと、少々の失礼は許されるんだよなあ、澤井先生もそう語っていたっけ(笑)

24:00 トラブル発生。というかガメガメが発生させる。詳細は都合により削除させていただきます(謎)
 

5月20日(水)「雨」

梅雨のような雨。先週の水曜日がひどく疲れたので休めてちょっと良かった。
 

5月26日(水)「万全の体勢で」

今日は2週間前のようなことがないように、ばてないように、膝には膝サポーターをし、朝からお酢を飲んでアミノ酸をたっぷり吸収し、授業は思い切り手を抜いて(爆)、練習へ向かう。

今日は 増田師範と共に後目録になられた米澤先輩の代稽古の日。降龍椿と伏虎椿。久々にやって、ちょっと堪えた。

推手は米澤さんから指導があり、それに気をつけてやったら米澤さんからかなり褒められた。が、どこが良くなったのか実はよくわかっていない。なんとなく違うなという感じしかない。指導を受けてはっきりとどこが変わったのかわからずに褒められると、次もこれがしっかり再現できるか不安になるんだよねえ。ま、先のことを考えていてもしょうがないから素直に喜びますか。

ふふふ 実は心の中で「ハニーフラッシュ!」と叫んだら、遂にガメガメの中にあるT(愛)システムが眼を覚ましたのだっ。

ってウソに決まってます。

余談ですが、Gショック(腕時計ね)買ったら抽選券がついていて、ダメ元で送ったらペア映画券が送られてきた。ちょっと驚いた。喜んだ。

しかし、喜びもつかの間、次の瞬間には落ち込んだ。2ヶ月前の自分とは言え、少なくともその時には数ある賞品の中でこれがいちばんいいな、うれしいなと「キューティーハニー」映画鑑賞券を賞品に選んでいたからである。

というわけで自分の中では今キューティーハニーがブームで、自転車に乗っていてもあの倖田來未の歌うテーマソングが無限に頭の中でリプレイされて、自転車に乗りながら歌っています。へんちくりんな形の自転車に乗ってキューティーハニーの歌を歌っていたら、ガメガメ!と声をかけてください。素敵な笑顔が返ってきます。

練習終了。膝サポーターおよびアミノ酸が効果を発揮したようで、今日は何事もなくほっとする。今日はたった3人でスペシャルトレーニング。話題は至誠塾で密かに噂になっている、たつまきを起こすという某中華料理店の店主の話。その能力と技に恐れをなしてびびる。
 

5月28日「超転職法」

至誠塾の重鎮、殿、魔神と言われる上杉さんの待望の著書が出版されます。もちろん太気拳のことにも触れているので、まずは転職を考えている人も考えていない人も是非読んでみてください。

いまどんどん増えている、そして今後も増えて行くであろう外資系企業に入るためには、そして成功するためには何が必要なのか。当然、これまではごく一部の人にしか関係がなかったわけですから、その新しい世界の情報はなかなか手に入らなかったはずです。特に大学生や転職を考えている人は必読ですよ。

また外資系企業という現代の黒船と今後どうつきあっていくかという点においても、参考になると思います。まだ外資系との取引などなくても、将来を見通す必要のあるビジネスマンには大いに勉強になると思います。敵を知る、ってやつですね。これで外資系企業に就職するのも、取引するのも怖くない!

また上杉さんは英語ぺらぺらなのですが、ラジオ講座だけで学んだというのは初めて知りました。びっくりしました。上杉流英語学習法にも触れていて、英語学習者も必読。

 

 

 

 

書名
外資系企業超転職法
「採用される人材」「成功する人材」を熟知したプロが教える“うまいく秘訣"

著編者 上杉 雅樹
出版社 ゴマブックス
刊行日 2004.06
ISBN 4-7771-0049-9
大きさ 19cm ページ等 231p
価格 \1,365(本体価格 \1,300)
 

6/19(土)「今度はマンガだっ!」

本日発売の漫画誌 「チャンピオンRED」の中の1本、『桃魂(とうこん)ユーマ』。第3回チャンピオンRED新人漫画家賞受賞の期待の漫画家であり、至誠塾生でもある井上元伸の描く格闘ギャルアクションマンガです。

早速私も近所の本屋で購入! 可愛いヒロインが暴れまくる格闘マンガだから皆さんもはまるかも♪ で、ちょっぴりお笑いもあり、お色気もありでなかなかですよ。

高木先生、今度は至誠塾生の本を紹介するページでも作りましょうか。
 

6/21(日)黒帯研究会

ホントはもっと詳しく書けるはずだったんですが、もう2ヶ月近く経ってしまい、おまけにカレンバッチ先生の来日というビッグイベントの印象があまりにも大きすぎ、ほとんど忘れてしまいました。わずかに覚えていることとビデオを見ての感想を、少々。

今日は2回、組み手がありました。1回目は以前も相手をしたことがある人。ところが相手が上手くなったのもあると思うんだけれども、打拳の空振りがありました。1度は完璧に顔面を決めているんですが、でも全く納得のいくものではありませんでした。

一巡りして、高木先生から指導がありました。私のことでした。身体が垂直というより、むしろ後ろに反っているんですよ。だから空振りしたわけです。気を入れ直して2回目へ。

2回目は初めての対戦。打たれることはなかったけど、打つことも出来ず。しかし、判定があったら負けてますね。どうしてもまだ相手が激しい攻撃をしてくるとひるむんですよ。かわして攻撃に入るってことがまだまだ出来ないんですね。

で、自宅に戻ってビデオを見ると、高木先生の指摘通り。すくんでいるのか、怖がっているのか、ともかく相手との距離がありすぎ。どうしたんだろう? どうしてこういうことになったのだろう? かなり落ち込み、やる気をなくす。もうこれが上達の限界か?
 

7/18「ブラジル支部」

Brasilの 福島正道師範からメールが来ました。遂に今日より公園で稽古を 始めたのだそうです。ブラジル人の弟子、二人からのスタートだったそうです。

その後、しばらくしてガメガメが何度もメールを頂いている日本人の方も参加して、180畳の道場に移ったとの連絡を頂きました。また連絡いただけたらこちらにもどんどん情報を載せていこうと思います。しかし、180畳ってすげーなあ。