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3月25日(土) 奥入昇段!!    by のすけ。

今回は特別にハルカゼさんに代わりまして、のすけ。さんこと、ハルカゼ夫人のレポートです!!

こんにちは!のすけ。です。
太気拳に入門して3年半が経ち先日3月25日に高木先生より奥入の免状を頂きました。

ここまで続けて来られたのは 高木先生と諸先輩方の親心のおかげと感謝しています。
ほんとうにありがとうございます!!

みなさんご存知の通り、太気拳では立禅が全ての基本です。
この日の稽古も 立禅の説明から始まりました。

高木先生は スピードスケートの岡崎朋美選手と加藤条治選手の筋肉の発達の違いから説明なさいました。
筋肉量を増やすことではなく、全身の筋肉を一体に使えるように脳と神経の繋がりを目指すこと、
それには 立禅が一番!! との事です。

冬季オリンピック開催前に、加藤選手の取材番組をテレビで見ました。
加藤選手の足裏にインクをつけて、イモバンのように紙に押すと土踏まずが全くなくて、
足底筋が(コロッケから中の具が飛出すかのように)飛び出ているのです。
すごい形でした。足底筋が非常に発達しているせいだそうです。

わたくしは、最近自分で自分の足裏をもみもみしていてなんだか、
足裏に太い筋のようなものが出来ているなぁと思ったことがあります。
太気拳に入門してから出来た筋のような気がしますよ?!

                 

奥入の免状を頂戴して、所信表明を熱く語る、わたくしは気づきませんでしたが、娘が一番後ろでいつの間にやら聞いていたようです。
ボン先輩、いつもナイスショットをありがとうございます。
この写真を見て、あぁこれからも娘をライバル(?)として太気拳を継続していこう!!
と、決意を新たにいたしました。

これからも どうぞよろしくおねがいいたします!!

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3月23日(木) 力の源    by ボン

今日も推手の少し前からの参加となる。
風邪気味で若干体調がすぐれないが、そこは気合いで乗り越えねば。
皆さん、うつってたらすいません。

推手の途中で高木先生が「皆さん、ちょっと聞いて下さい」と推手の基本について説明が始まる。
その際にボンも受けを取らせて戴いたのだが、頭で説明は理解できても実際にこれだけガツン!と崩せない。
下手に手だけで崩すと、相手の頭突きを呼び込み兼ねないことを、未熟なボンは経験からよ〜く理解しているのだ。

高木先生は「力の源は手じゃありません。体、足腰なんです」と言われました。
あとは手の利き、だそうです。

練習後に某国大教授のTさんが「推手の手の利きって、立禅とかで鍛えないと駄目なんですかね?」と質問したが、
高木先生の回答は明快でした。

いえ、立禅でないと鍛えられないんですよ。

やはり立禅です。
王郷斎先生も「站椿をやらないで試力や推手をやって、なんになるというのだ!」と喝破されたと言います。
小手先の技術を磨いてもそれは単に「推手という競技が上手になった」というだけで、
長い時間を掛けて練り込んだ強さには成り得ないんですね。

立禅、恐るべし。

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3月20日(月) 推手地獄変    by ハルカゼ

久々に、下北の練習に参加した。
ワシは練習開始後30分程経ってからの到着。皆さんすでに身体を動かしています。
今日のテーマは揺(ゆり)を題材にした体軸の移動。
最近平日参加の多いKさんの動きが最近とみに良くなっているので、じっくり観察。
一人で動いた後は二人組みになって、色々な角度から相手の身体を押さえたり引っ張ったりして力の出し方を検証する。
そして、前方への発力で移動力の練習に移る。

Sさんと組んで発力を受けたハルカゼ、地面にめり込んだ石に気づかずカカトを取られて、仰向けに転倒。
あー恥ずかしい。
しばし続けた後、先生より力の出し方についてアドバイス。ふむふむ。
そうか、なるほど!ボンの日誌にもある通り、最近、推手で先生にボコボコにやられているワシ。
しかーし!先生の手の内を見た今、これで今日の推手はいただきだぜ!

ここで、小休止。
「酸素プラス」を飲んで充電完了!!皆さんと推手しながら、少しづつ調子を整えて先生と当たる。
遠慮なくガンガン行くが、またもやバシバシ崩され、飛ばされ、溺れているかのように自分の身体が制御できない。
ガックシ!最後の這五分間が辛かったこと。

稽古終了後も先生は数名を呼び出して推手をした後、ハルカゼにも声がかかる。
勿論、あらゆる角度から揺さぶられ、轟沈したのは言うまでもない。
ボンよ、ワシ故郷の両親には「ハルカゼは最後まで突撃ラッパを放しませんでした」と伝えてくれい。

その後、先生、Fさん、ボン、ワシの四人で居酒屋へ。
ここでワシが、先生と二人で一皿のはずの軟骨唐揚を一人で食べ尽くして、
先生に蹂躙されまくってガタガタの身体にコラーゲンを補給したのは、内緒である・・・

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3月18日(土) 酸欠者登場    by ボン

今日は岩間先生来襲時の練りの復習をやる。
「出来なくても当たり前なので、先ずはやってみて下さい。
後で『何故難しいか?』を説明します」と、先ず高木先生の模範。
それを真似て、道場を一杯に使って何回も反復する。

詳細の説明はここでは省きますが
「協調・統合ができてこそこの練りが出来る。だから難しいんです」と高木先生は強調されていました。
そして「それができるようになるのも禅と這いなんです」とも言われました。

ボンが心に残ったのは、
「○○とXXを感じ、それが出来るようになると、
体中の筋肉が一体になった感じを得られます」
という禅の注意点の実演。
そして高木先生の著書「太気拳で挑む」の中で
「禅は難しい。試力は禅の100倍難しい。
更に練り(活歩の試力)は試力の100倍難しい」の実際の練習方法でした。

禅も練りも実演して戴けると、
「そうやってまとめあげていくのか」と心に落ちました。
言われるまで気が付かないのも何のなのですが、気付いたからにはこれをやり込んで体の精度を練り上げるようにせねば。

最後は通常通り推手になったのですが、
最後の1人になってU君が黒帯会会長Yさんの前でへたり込んで列から離れてしまった。
練習が終わってから聞くと「先生との推手で酸欠になって、もう限界でした…」との由。
いやー、どうりで顔が白いわ。壁にバンバン飛ばされてた音が聞こえてましたからねー。

細身ながらも体脂肪率10%以下で筋肉質なU君。
ボンの10倍は持久力がありそうな彼を酸欠状態に追い込むとは。高木先生の推手、恐るべし!

ん、何だハルカゼ。チミは今日も高木先生にやられたのかね。
俺は今日は先生との推手はなかったからのう、へっへっへっ♪

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3月15日(水) 久々の推手    by ボン

今日は二週間ぶりの平日練習参加となる。推手の直前だったが何とか間に合いました。

最近の先生の推手はとみに激しい。
体調不良や体のどこかのバランスが悪い時など、怪我するのでは?と思うほど激しく崩され潰される。
力の出易いところで僅かに踏み止まるのが精一杯で、それすらも体格も力も上の筈のボンが、力でも押し切られてしまいます。

今日も息が完全に上がるまで崩され飛ばされてから、這いで練習は終了。

が、ここからが本番でした。

新入塾生の人達と一頻り話をしていた先生が、「ハルカゼさん、推手やりましょう」と声がかかる。
盛大にやられているハルカゼを横目に次は自分の番だと思い、禅を解いて軽く動く。
喘息の発作みたいになっているハルカゼ、その後は「ボンさん、いきますか?」。
キター!お願いします。

傍目でも分かるのだが、実際に手を合わせると、先生の足腰の磐石さで手も足も出せない。
自分が良い位置を確保していないから、もあるのだろうが、どうやっても良い所を取らせて貰えない。
すると余計に力が入って「ごっつあん」と崩され止められ、飛ばされます。
どうにもできずに、ボンも喘息発症して終了。

すると「ハルカゼさん、もう一回行きますか?」と先生。
うおー、二連チャンだー!

喘息を通り越し、行き倒れ寸前でハルカゼが終わり。
「ハルカゼ、ご苦労。良い斬られっぷりだったぜ!」と思う間もなく、次はボン。
最後はもう力が入らなくなるほどいい塩梅にヘロヘロでした。

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3月4日(土) 想い    by ハルカゼ

本日のテーマも先週に引き続き「練り」。
実はこの上から抑えると言うか差し込む感じの練りに、結構苦戦している。
カタチはできるし、鏡に映すと、自分で言うのもなんだがそこそこ様になっていると思うんだけれど、
何ていうか、先生が出すような風格というか、それが出ないんですね。

岩間先生の受けを取らせて頂く、
という身に余る体験をさせて頂きながら、情けないです。
でも、これってよくよく考えれば、
精度の高い技を体験させていただいたが故に感じる違和感なのでは、
と思い直すと、なんだか気が楽になって来た。
あんまり考えなさ過ぎるのも問題だけど、
下手に分析に走りすぎるのはもっと問題なのかも。
なんだか、頭が働きすぎると、
身体が束縛されてしまう気がするのはワシだけでしょうか?

高木先生が動きの解説されているのを見ると、最初は文章になるような話し方をされているけど、
実演しているうちに「ビッと行って、ハァッ、ヒュッと入って、カーンと・・・」ってな具合になってきて、
「これって録音して聞いていたら何言っているんだかわっからねーんだろーな」なんて考えてしまう不埒なハルカゼなのでした。

でも、こんな風に感情を盛り上げて動いてみると、想いを技に乗せて表現することの難しさに気づきます。
ともすると、ハルカゼの場合、ただ単に「思い込んでいる」っていう状態になってしまい、なかなか難しいです。
そこが、先生との決定的な差なのだろうなぁ。

澤井先生がかつて、「太気拳は気と気分だけの拳法である」と喝破された、と聞きます。
それを練る為には、何といっても禅・這・揺などの地道な稽古が大切なのだな、と改めて感じました。

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2月25日(土) 格闘技評論家    by ボン

今日のタイトルもなんじゃそりゃ?と思われる貴兄(以下略)。

本日、高木先生は「某スポーツ紙・格闘技評論家」の肩書きで、
何と元K-1王者のマーク・ハントの記者会見とスパーリングを見に行ってきたのでした。

評論家デビュー、おめでとうございます!

先生のコメントは専門的な分野にも拘らず、とても分かり易い。
評論家として大成すること間違いないところでしょう。
その高木先生が、プロ格闘家を目の前にしてどんな感想を持たれたか?聞きたい塾生は練習にGO、であります。

練習の前に、大阪支部出身のKさんへの目録(弐段)授与式がありました。
そう言えば大分前に話しを聞いた記憶があったのだが、
高木先生は、事前に送った『昇段推挙のお知らせメール』でやり取りしたせいで、授与した気になってました」だそうです。
おめでとうございます。

本日も岩間先生の「練り」の練習から開始。
その際に「今後の『連盟公認の五段練士免状』の試験の際の科目ですが、段々見えてきましたよ」とのお話しがありました。
ボンの浅い経験では想像も付かないが、世間的な「一夜漬け」や「試験対策」が全く無意味な試験であることだけは想像が付きます。

例えば「練り」。
歩方を伴うゆっくりとした「動き(練り)」は、
体のまとまり方が恐ろしいほどに露呈してしまう。
「練り」をスムーズに美しく舞う?には、
体中の筋肉・骨格など全ての組織が、まるで一つのように、
協調一体となって有機的に機能することが求められるように感じる。
岩間先生が「これをやらせれば、太気拳をどれだけやり込んできたか、
一発で分かる」と言われる所以です。

 

結局は「太気に王道無し」です。立禅・試力・這い・練り、こそが「王道」なのでしょう。
誰にでも挑戦できることが「王道」とは、これ程の痛快事はありません。

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2月23日(木) 危険地帯    by ボン

今日は久し振りに早めに退社し、柔軟体操から参加できた。
腕回し練り強化期間中につき、腕回し練りとその変化形で感覚を掴む練習となる。

昨日の岩間先生来襲での「練りが大事」との話の続きにより、新たな練りもやりました。
ここは昨日大幅に遅刻したボンはライブで聞いていない所であり、非常に面白い話です。

高木先生が模範として練りを見せてくれたので、できるだけそれに忠実に、丁寧にゆっくりとねりねり♪してみる。

「これをやらせれば、太気をどれだけやり込んだかが分かる by岩間先生」というくらいだから、手だけが動けば合格である訳がない。
足、体、重心、そして意識も総動員できないかと試している為、早くは動けない。非常に難しいです。

横で練りをやる高木先生の動きは滑らかで淀みが無い。
自分のイメージとして最高のモノを見ているのだから、それに近づくべく練りを続行。

途中で重心移動の説明がありました。
「試力を早くやるのは簡単です。重心が狭くなるから。でもゆっくりやるとゴマカシが利きません。
早く通過したくなる『危険地帯』をゆっくりと、でも重心を崩さずに動くんです」とのこと。

それができれば安定感は抜群で、組手でも常に安定して戦える技術を身に付けた事に他ならない。
昨日ハルカゼを相手に技を示して戴いた岩間先生は、どんなに動いても危なげな体勢にはついぞなりませんでした。

目の前には確かな実証が示されている。あとはこちらの熱意次第です。

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2月22日(水) 岩間先生来たる!    by ハルカゼ

いつもより早めに仕事を終え、やや早めに馬場に到着して立禅をしていたら、いつの間にか高木先生が横に立っていた。
「おお、来ていたんだねぇ、よかった、よかった」
一体何のことでしょーか?
「岩間先生来ているんだよね。まあ、そーゆーことで頼むね」

数分後、集合がかかり高木先生が岩間先生を皆に紹介する。
4人しかいない太気拳7段教士、そして、少林流空手最高師範でもある岩間先生。
その強さ・技量の高さは折り紙つきである。

うれしい急遽特別セミナーの開講と相成った。
まずは基本的な練習法の意義についての説明、続いて、実際にどう動いてていくかについて丁寧に説明していただく。
革靴にYシャツで、しかも所々滑りやすくなっている公園で重心を全くぶらさずに滑らかに動く岩間先生。
強さも勿論だけど、佇まいが美しいんだよね、岩間先生。

続いて実際の用法について解説していただく。
迎え手・差し手・打拳など、“館長”と筆者を受けに淀みなく動かれる。
岩間先生の受けを取らせていただくのは、恐らくこれで4回目になるが、毎回毎回新鮮な感動がある。
沈身しながらの崩拳を寸止めで受けた館長は表情が凍り付いている。
岩間先生の動きって、いきなり目の前に来るんで固まってしまうのだ。

組手や勝負の際の間の詰め方の説明で受けをとったのはハルカゼ。
微妙に角度を変えながら突如、間を詰めて畳み掛けてくる。
もちろん、見事に畳み込まれました。
突き蹴りを放っても、気がつくと受けられた上に、アサッテの方向を向かされてしまう。
なんでこんな動きが出来るんだろう?

「所詮はさ人間のやることだから、伝説の技っつったって。俺だって、沢井先生の言うこと、信用できなかったもの。
“それは先生が名人だからだろう”ってね」
我々の心を見て取ったかのように語る岩間先生。

そう。この言葉が全てを物語っています。
求めよ、さらば与えられん、と聖書にもあるではありませんか。
“本気”で求めれば、年月とともに光り輝くものが己のうちに根付いてくるものなのでしょう。
岩間先生、有難うございました!!

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2月19日(日) 脳と立禅    by ボン

今日は練習の日誌ではなく、ふと知ったよもやま話です。

以前のNHK特集で脳の話しがありました。
脳はニューロンという神経細胞、ニューロン同士をつなぐ軸索で出来ており、ニューロンが発する電気信号を軸索を通じて
ニューロン同士に受け渡して機能する、というものだった。

脳卒中などで神経細胞=脳細胞が死んでしまい混線(例:右手を動かすと左手も動いてしまう)が起きたとして、
リハビリで回復できるというのだ。
そしてリハビリは強度よりも、正しい電気信号を伝える回数、つまり正しい動作と意識による繰り返しが非常に重要らしい。

何のことは無い。
立禅、這い、試力はゆっくりと軽い負荷で、どの瞬間でも常に一回として一動作で何百回も繰り返すのだから、
脳生理学的にも最も優れた鍛錬方法だったんですね。

こんな事を感覚で悟ってしまうなんて。先達は有難いものです。
道を示された我々に出来ること、それは先達の志を継いで道統を汚さずに伝えていくことではないかと思います。
日々の練習をあたら疎かにはできませんね。

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2月18日(土) キリンにヘッドロック    by ボン

タイトルから「何じゃ、そりゃ?」と思われる貴兄が多いと思いますが、何卒最後までお付き合い下さい。

今日は練習が終わってからが俄然熱くなりました。
U君への指導の流れでそのまま組手になったのです。

U君との組手終了のきっかけとなった、高木先生のU君へのラリアート的に決めた背刀の一撃はすごかったです。
何であの体勢からその攻撃が出るんだろう?普通もっとバランスが崩れて、一か八かみたいな体勢になる筈。スゴイです。

次はハルカゼがご指名で、動きの激しい組手となる。
ハルカゼも充実っぷりが板についてきているよーだ。
が、「次、もしかしたら俺かも・・・」と思い、ハルカゼとの組手を見ながらも半禅で準備をする。
ハルカゼとの組手が終わり、「ボンさん、次やりますか?」

きた、きましたぜ、ベイベー。
よっしゃあ、気合入れていくぜい。

結果は忘年組手と同様、また転がされて終わりました。

次は黒帯会会長のYさんとスケートの清水宏保選手とも一緒に練習したこともあるという、元スケーターのOさん。
Oさんは元来の運動神経と真面目な性格で、最近メキメキ力を付けてきている。
Yさんにはまだ適わないのだが、動きの隙の無さに忘年組手で見た時よりも更に力を付けていることが分かる。

組手をしている訳でもないのに組手が良くなる。太気拳の不思議です。
でも「内実を練る」のが太気拳の練習なので、或る意味当然なのだ。
Oさんは更に三段のTさんとも組手をして終わる。
お疲れ様でした。

組手の余韻を引き摺ってか、久し振りに柴又で高木先生が参加しての飲み会となる。
ここで何と、古参の塾生ですら始めて聞く「高木先生、キリンにヘッドロック!」のエピソードが披露されたのであった。
「写真、残ってる筈ですから来週お見せします」と高木先生。

こいつあ、スゲエ楽しみです♪

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2月13日(月) 居残り推手    by ボン

今日は完全に練習が終わってからの顔だけ出す。
追加で焼いた忘年組手のDVDを先生にお渡しし、一頻り自主練してから飲み会参加しようと立禅。

高木先生と飲み会参加面子が居なくなった後、Y総裁から「ボン君、推手やろう」とお声がかかる。
勿論断る理由も無くお願いする。
そう言えば総裁と推手するのって半年ぶりくらいじゃないだろうか?

総裁の推手は重くて力強い。
体重では20K強(大量の脂肪を含む)重いボンでも関係なくガツンと来るので、入塾してから数年は推され崩されしていた。
今日は結局15分以上延々と続けていただろうか。
総裁から終了の声がかかり終わる。お互いにかなり汗をかいていた。

総裁は推手中に色々と試して自習しているみたいだと、巷では評判なのだ。
そうして試している最中に「ボン君、隙が無くなったよねえ。前はこの辺が弱かったんだけど、今はそこで崩せないよ」とのお言葉を戴く。

褒めて貰ったからといって自分の実力が伸びる訳ではない。
が、良い気分で次に望めるなら、気の拳法である太気拳なら良い結果が出るだろう、
と思い込んで額面通りに受け取らせて戴き、少し気分良く練習会場を後にしたのであった。

飲み会は普段よりもかなり多い8名の参加。
今日は拳法談義よりもバカ話しで盛り上がりました。

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2月11日(土) 2週目の柴又    by ボン

今日は高木先生は大量のTシャツと忘年組手のDVDを持って大阪指導へ。
指導員による二週目の柴又練習だ。

あれ?また今日もUさん?と思ったら、若干遅れて来たTさんの代行でした。
Uさんは勾掛試力のやり方を「10分くらいやってTさんにやって貰います」と言って開始。
先週ハルカゼも書いているが、Uさんは非常に細かな技法と感覚の説明をしてくれる。
体の各所に意識を持ち、それらが板についていることが、動きを見るとよく分かる。
ボンはUさんの説明の中で、特に「足の持って行き方」に意識を置いて、自分のやり方との違いを確かめる。

Uさんも塾生も興に乗ったせいで、予定の時間を大幅に経過してTさんにタッチ。
流れでTさんは試力を引き継ぎ、撥水試力、扶按試力と、他の試力の説明をする。
今度は手の感覚を大事にしながらやってみる。

次は道場を一杯に使った活歩での腕回し練り。
Tさんは練習後にいつも腕回し練りをやっている。
ボンは組手の際のTさんの肩の動きの軽さに驚かされたことがあるが、この地道な練習が動きを生んでいるのだと思う。
丁寧に行い、復路も別の練りでネリネリしながら戻って少しでも沢山やろうとトライしてみる。

やはり二週目の柴又はいいなあ、と思う。

体の作りや性格が各人違う以上、
手本と違う動きになっても或る意味仕方が無い。が、
決められた型や要求は型通りにこなす必要があり、
その考え方を高木先生とは別の視点で教えてくれるんですから。
これは良い機会です。

 

 

練習後のアフターではEさんとKさんと推手や這い、試力について長く話し込む。
Kさんが言った「試力での足の(抜き方も含んだ)挿し方が大事なんですね。下手にやると『浮いて』しまいますわ」は、蓋し名言です。
やはり高木先生や諸先輩方という良い手本を見ているから、目が肥えてます。
素晴らしい一言でした。ボンも使わせて貰おっと♪

<閑話>
ボンは職場の同僚から強奪してきた、某社PCのマウスのキャラである(・∀・)こんな顔をした「ぱらちゃん」を、
何故かバッグに入れてきてしまった。
ハルカゼの娘さんのAちゃんに見せたら「頂戴」と笑顔でねだられ、抵抗できずに強奪されてしまった。
Aちゃんは早速「ぱら公」と名づけ、「手下にするねん」と意気揚々と帰って行ったのだった。

組手もせずにこの俺様が敗れるとは。10歳児、恐るべし!
しかも手下かよ!(w

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2月9日(木) 又会う日まで    by ハルカゼ

前回に引き続き、「Aさん馬場に来たる」の情報を得て、そそくさと仕事を切り上げいそいそと馬場に到着。
今日の練習でAさんの今回の日本での練習は終了となる。
そんなわけで、先週同様、早めに推手へと移行した。

こないだAさんから伺った話によると、
意拳では推手を重要視していて、推手と散手(組手)の融合、ということがテーマとなっているとのこと。
そんなわけで、俄然、個人的にも推手に対する興味が大きくなってきていて、
先生から注意していただいたことなどを自分なりに消化して行かねば、と改めて考えている。
だからではないが、先日同様、当たりが強い人に対してはこちらも色々と試してみる。
腕が触れる間合いになった状態で、あるいはその間に入る前に、そして離れる刹那に、
いかにして相手の動きや思念を知覚して反応するか(あるいはしないのか)を確認する。
当たり前だが、推手を含めて相対練習は相手がいないと成立たない。
稽古相手の存在に感謝。

推手終了後に這いをやったあと、先生の計らいでAさんによる意拳の講座。
立禅から試力、そして推手について丁寧に指導してくれる。
普段高木先生が話される内容を別の角度・切り口から聞くと、これまた興味深く感じられる。
Aさん、ヒグマみたいな体格といかつい容貌に似合わず、ギャグや笑えるエピソード取り混ぜて指導する。
姚先生経由で聞いたという、御年80歳を超える李見宇先生のナイスな意念の持ち方には笑わせて頂きました。
巷で話題の“呪文”より効くことは間違いないでしょう。
いやいや、さすが王薌斎先生の直弟子。生涯現役、素晴らしいことです。
そんなわけで盛況のうちに講座終了。

講座終了後にAさん、先生に試力について質問。それに応えて、先生もノリノリで課外授業開始。
こういうときは雑談や一人稽古などしていては駄目。
先生の動きとその雰囲気を目に焼き付けないと、いや、五感で感じないと。
そのために時間とエネルギーとお金を使って稽古に来ているのだから。

先生が帰られた後、我々もそろそろ寒くなりだした公園を後にする。またもやAさんを誘ってファミレスへ。
館長・ボン、そして推手が終わるのを見計らって参加したナイスガイ・カトチャンとともにAさんを囲んで日中武術界談義に花が咲く。
前回は3時まで話し込んで翌日辛かった我々、今日は時がたつのを忘れず12時前に話を切り上げてお開きに。
名残惜しいが、夏に又一時帰国するとの由。楽しみだ。

Aさん、今回は本当にありがとう!又会う日までにお互いレベルアップしていたいねえ!!では、再見!!

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2月4日(土) 熱意と集中力    by ボン

木曜のAさんとの有意義な推手、そして朝3時までの楽しい語らいを経て、今日は柴又。
よし、今日もしっかりやるぞ。

腕回し練り強化月間なので、道場を縦に広く使って存分にやる。
ともすればスルスルと勢いと流れでやってしまいがちな腕回し練りだが、
王郷斎先生も澤井先生も好きだったこの練習、かなり奥が深い。
高木先生が毎回指導されているように、「太気拳の身法の基本を作る」ものなのだ。
力まないで良い位置を探す気持ちで丁寧に、丁寧に、と心に言い聞かせる。

次は腕回し練りの変化形を練習。
これも手の感覚と体の協調・統合を、先生は非常に強調されている。
動きを誤魔化さないよう、意念を使いながら繰り返す。
途中で練りの際の足運びの話題が出て、「これが出来ると組手で自由に動けるようになるんです」と、実演付きで説明がある。

あちらと思えばこちら、こちらと思えばあちら。
この捉えどころがなく軽やかな探手を見られることに、
ボンはいつも喜びを感じる。
武道の世界では簡単に教えない、見せないという事も往々にしてある。
が、高木先生は説明も実演も、一切出し惜しみせずに教えてくれる。
何度見ても飽きることの無く、ボンの意識を鷲掴みにするのだ。

以前ハルカゼが高木先生に、
「何故そんな身法ができるようになったんですか?」と質問した所、
「澤井先生みたいになりたくて、澤井先生の動きを思い出しながら練習した。
それだけです」とのことだったという。

上達に何よりも大事なのは、熱意と集中力なんだなあ、とまた思いを新たにした今日の柴又でした。
先ずはしっかり自分で消化するべく、練習するべし。

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2月2日(木) 推手交流    by ハルカゼ

今日は定時を回って少ししたところでいそいそと帰り支度整えて馬場にダッシュ!
先生より「Aさん馬場に来るよ」とのお知らせメールを頂いていたのだ。
Aさんとはボンが日誌で触れていた意拳を学んでいるAさんのこと。
「推手でたっぷり手合わせするように!」との有り難いお達し。

久しぶりに高田馬場の稽古場に行くと、同様に呼び出し受けたHP管理人の「館長(塾長に非ず)」の姿が。
あれ?今日は来れないかもって言っていたじゃん。
一心不乱に禅を組んでいる。アンタも好き者だねぇ♪
お、こうしては居られない。ハルカゼも身体を慣らして立禅を組む。定刻になり、先生が皆に声をかけて集合。

皆が揃ったところで準備運動をしてAさんを紹介。
「A君が来ているので、今日は普段の練習よりも長めに推手やります!」最近のテーマである腕回しを行う。
最近は結構自分自身、腕回しにはまっていて、仕事に飽きると会社の屋上で数分やっていたりする。
自宅でも歩法を控えめにすれば問題なく出来る。
Aさんに自分の動きを伝えたい為だろうか、いつもより多めに回している高木先生。こんな時はじっくりと目に焼き付けるに限る。
しばらくやってから、しばし休憩を。

二列に並んでいよいよ推手タイム。
「当たらない人が居ないように、今日は皆が自分以外の全員とやります!」さらに、
「はじめに言っておきます。電柱や木を背負うとA君はそこにぶつけていくから注意するように!
悪気はないけど、中国式なのでそこんとこよろしく!」とご機嫌なアドバイス。
ワクワクするねえ。お、さっそく誰かすっ飛ばされているのう。
ハルカゼも段々と気合が入ってきて、当たりが強い人には多少きつめに応対。
半ばを越えたところで、Aさんに当たる。が、お互い警戒したのか、Aさんもあまり積極的には出ない。
「皆、戦闘モードなんで疲れますよー」と笑っている。そのまま一周してとりあえず終了。

そのあと、キャリアがある程度有る者や地力があるものを6名先生が指名して、みんなの前でAさんと推手で手合わせ。
先生、「なんだかさっきはお互い警戒していたみたいなので、遠慮なくやってください。ただし、頭突きとかは無しで」とハッパをかける。
こりゃ、負けられない。公平を期すために一人か二人終わったらインターバルを置き、Aさん以外の人間はその間、お互いに推手をやる。

なんだかんだで、好勝負が続く。筆者にも順番が回ってきた。
Aさんは時々、左右や上下に多彩な変化で揺さぶってくるが、こちらはいつもの通り中心を取って体軸をぶつけることに専念する。
勝負はともかく、いわば、いつもと違うスタイルに対して自己の中心を守り続けられたってことで、まあ満足。

6人全員が終わり、先生が推手における位置取りについてAさん、ボン、そしてワシを相手に熱弁をふるう。
80キロ〜100キロある我々を、いとも簡単に振り回し、崩してふっ飛ばす。
先生が語ったのは、いかに自分の中心を守り位置取りを決められるか、力の方向を感じ取れるかといういつもの話し。
モチロン、Aさんが来ている本日ならではのオモロイ話もあったんだけど、それは書かない。
いや、正確には書けない。
いくら言葉でなぞったって、あの感覚と感動は伝え切れないから。
武術は実際に目で見て触れて確かめて、そして百錬自得あるのみ。先生、Aさん、ありがとうございました!

ちなみに我々、Aさん交えて練習終了後も11時過ぎまで公園でいろいろと試したり話ししたりしたあと、近所のファミレスへ。
太気・意拳や中国でのAさんの笑えるエピソードなど話しているうちに、午前3時近くまで話し込んでしまいました。
翌日、つらかったっす、押忍!

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1月30日(月) スペトレでの話    by ボン

今日も仕事で遅れてしまい、推手からの参加となる。
お、見慣れない人がいるな、と思ったら、ボンがHPからのメールの受付を担当した新入塾生のKさんだ。
まだ大学生で非常に好感の持てる人に見受けられる。宜しくお願いします。

一頻りアフターをやった後、高木先生とFさんと3人でスペシャルトレーニングへ。
週末は久し振りに忘年組手の映像を見たという高木先生、「みんな、レベルの高い組手をしてる!」と今日は非常にご満悦だ。
ボンが高木先生に如何にして転がされたかも詳細な解説がありました。
またその他、組手に関することを種々お話し戴きました。

打拳や蹴りの対処で一度は裏を掻いても、相手は必ずそれに合わせてくる。そしてガツン!と痛いのを貰う。
山を張ったりイチかバチかはやってはいけない。

澤井先生は80歳でおじいちゃんだから動けなかった。
でも自分は打たれずに打った。

今は相手の体格やスピードで目を白黒させているボンですが、少しでも今の先にある何かに近づきたい、という心は常に持っています。
近づく練習方法は教えて戴いているのですから。倦まず弛まず一歩ずつ、です。

いつになく興が乗っていた高木先生、時計を見ると23時50分。
終電をつかまえるべく急いで店を後にされました。
若し乗り遅れていたら、「そろそろヤバイかなー」と思いはしたものの、話しが面白くて言い出さなかった私の責任であります。

高木先生、申し訳ありません。

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1月28日(土) 何を養うか?    by ボン

以前日誌でも紹介した姚先生の所で意拳を習っているAさん、現在一時帰国しており木曜に来ていたのだ。
が、その日は日付変更線を超える迄仕事で、残念ながら参加出来なかった。
当然件のAさんの話しが今日の練習では出ると予想していたが、正にその通り。
何年かに一度しかない、「練習2割でトーク8割」の内容となりました。

普通そんなの喋ると退屈になると思うでしょ?

が、高木先生の熱と魂の入った話しは、兎に角面白くて仕方が無い。
Aさん、意拳、推手、立禅などなど、心に浮かんでは形になる言葉を、高木先生の言葉と動きで表現してくれている。

基本は説明が無いと出来ません。
が、微に入り細に亘る精緻な説明は、一定以上になると意味が無い。
それどころか寧ろ心が細部に居ついてしまい、肝心な部分が抜け落ちて有害だとすらボンは思っています。
自分の感性で説明し、自分の得た動きを何度も見せてくれる高木先生の指導は、己の感性と拳法の目を養ってくれる。
武芸を習うには実は一番良い方法なのではないか?と思います。

知識ではなく、精神や感性を養える。やはり至誠塾で太気拳を習って良かった。

今日は珠玉の話題が満載でした。
中でも一番印象に残った先生の一言、それは「立禅は協調統合が最大の効果です」でした。
この意味を知りたい皆さん、寒いけど練習に来れば分かります。時間を捻出して参加しましょう。

今日は月末なので中掃除。
「これから僕の新生活が始まるんだ」
みたいな雰囲気の笑顔で窓を拭いてた理学療法士のHさん。
軽くホウキと言葉で突っついておいたのであった。

 

 

 

 

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1月25日(水) 推手    by ボン

仕事で遅くなってしまい、練習が終わってからおっとり刀で駆けつけた所を
「ボンさん、ちょっと推手やりましょう」と高木先生にお誘いを受ける。
デスクワークで固まった体とアキレス腱をしっかり伸ばして、では、お願いします。

高木先生の体の圧力が、以前より増しているように思えてなりません。
堅牢かと思えば柔らかく、力が途切れずに方向が変化するので、自分の力の出る体勢をどうしても取らせて貰いない。
だから相当力の強い人との推手よりも、高木先生との推手の方が遥かに疲労が激しくなってしまうのだ。

ヘロヘロにされた所で終わりとなる。
ちょっと座り込んで休憩しながらも、
「俺がやると体格の小さい人でも、こんなにスパッと崩せないよな。逆に自分がモタついて体勢が悪くなるなあ…」と思いを巡らせる。

が、コツを考えてもしょうがない。
自得あるのみ。休憩の後で立禅と這い。
そして最近腕回し練り以外のマイブーム、
「太気拳祭りでの嘉道先生の打拳」を思い出しながらにくいあんちくしょうの顔めがけてガツガツ打ち込む。

5度以下の気温にも拘らず、大汗かきました。力みは抜かんといけません。自戒自戒。

ん、加トちゃん。君、まだ手が冷たいのう。一緒に打拳やるかえ?ん、「憎いのは貴様だっ!」て心の声が聞こえるな。
こりゃまた失礼しました。

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1月23日(月) 始めた年齢    by ボン

今日も仕事で遅れ、対人練習が始まる少し前にやっとこさ駆け付ける。
若干腕回し練りで体を温めてから対人練習開始、となる。

普段は温厚キャラな高木先生だが、対人練習で興が乗るとビシビシと詰めてくる。
タイミングだけでなく力も感じておきたいボンとしては、とても有難い。
でも、うおっ、あぶねっ!が、力んで固まらないように、と気をつけながら何とか頑張る。

アフターの最中、ふと高木先生との埋め難い差に付いて考える。
が、澤井先生が王郷斎先生に出会い、意拳を習い始めたのは35歳か36歳の頃。
となると、ボンが太気拳を始めたのは33歳。なんと澤井先生よりも早いんですよね。
もう少し早く習い始めたかったなんて、有り得ない仮定を夢想してもしょうがない。
よし、立禅と練りだ!

と思ったら某公共放送機関勤務のFさん、新しいネタを携えてご登場。
高木先生、Fさんと共に、ボンは白木屋へと消えていったのでありました。

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1月21日(土) 腕回し!!    by ハルカゼ

瞬く間に一週間が過ぎ去り、またもややって来ました柴又DAY。
折悪しく朝から雪が降る事態となってしまった。
車での出発をあきらめて電車で出かけることにするが、首都圏近郊の交通網は雪にまったく弱い。
早めに出発を、と思っていると雪が降った嬉しさに舞い上がる娘に「雪合戦しよう」とねだられる。
合戦というよりタイマンなんだが。戦いとなれば子供相手でも容赦はしない小生、娘が雪まみれになるまでぶつけまくって終了。
稽古前のちょっとしたウォーミングアップだ。

夕方、今日はあまり来ないかもなぁ、なんて思っていたらいつも通り七時過ぎから続々と塾生が集まり始める。
なんだかんだで二十数名。みんな好きだねえ・・・。

先生が登場して、まずは最近流行の腕回し。
今回は手を置く位置によって体幹部がどう動くかという説明に重点をおいて話が進む。
それが空間の把握、さらに、相手とのやり取りの中でポジション取りに繋がる。太気拳の核心部分の一つだ。
一通り説明を聞いたらひたすら動く。心なしか前回と比べ、皆、こなれてきたような感じだ。

段々興が乗ってくると、身体の中から様々な動きが自然に飛び出してくる。
月並みな言葉だが、気持ちいい。動けば動くほどどんどん身体中が活性化されていく感じだ。
本能のオモムクママニ動いていると、先生が笑いながら「ハルカゼさんの半径3メートル以内に入らないように」とジョークを飛ばす。
いや、でも、ホントに気持ちいいんだって!

余談であるが、普段深夜までデスクワークをやっていると、本当に疲れてしまう。
仕事に、というより自分の本能を押さえ込むことに疲れてしまう。
色々と理屈をつけても男の筋肉ってぇのは、戦うために神様が創っている。
現代社会の中では、男にしか出来ない仕事っていうのは少なくなってしまって、
大半の男が女にでも出来るような仕事をやって暮らしているのが現実である。
うずく本能と筋肉を社会性の中で無理に押さえ込んで生きているのだから、これはくたびれてしまって当然なのだ。

これまた余談であるが、先日会社の女の子に
「ハルカゼさんは朝、なにかやって身体動かしているでしょ。エネルギーがみなぎっているもんね」と言われた。
だろ?わかるヤツには分かるのだ。
え?“ケダモノの闘気”が出ていただけだって?ほっとけ!いーか、みんな、太気で男を取り戻せ!!・・・なんちて。

馬鹿話はともかく、先生が今日も熱弁をふるう。
「なぜ、何十分もやってくれ、と言っているか?
それは、こんな動き・感覚がコンマ何秒の中で自然に出るには
30分や40分は楽に出来るくらいに、ひたすらやりこむ必要があるんです!」
そう語って動く高木先生、こっちはまさに“獣(ケモノ)の闘気”!!
ご近所の住民の皆様、塾長が稼働中には、
半径10メートル以内には入らないように!
危険地帯に入らぬように動いた後、相対稽古と這いをやって終了。
う〜ん!今日もいい汗かいたぜ。雪にめげずに来てよかった!

稽古の後、掃除を終えてふと振り返ると、
娘が窓を鏡にして腕回し練りの特訓中。指導をせがまれる。気に入ったらしい。
腕回しで何か悟ったのだろうか、帰りにも雪合戦を挑んできた。
モチロン、返り討ちだ。昼の倍の雪をぶつけてやった。
翌日、またもや腕回しの指導を懇願されたので、少しばかり伝授。
いつの日か、この父を乗り越えて・・・行こうとしたら返り討ちだ!!

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1月20日(金) 新年会開催    by ボン

今日は至誠塾の新年会、なんと25名が参加する大宴会なのです。
土曜は出張で涙を呑んで不参加の筈だったKさん、
何と「夜行バスのチケットが取れましたので、参加します!」という気合の入りようだ。

それもその筈。本日の会場は佐藤聖二先生の四川料理店「巴蜀」です。
名代のマーボー豆腐だけでなく、何を食ってもウマイと、至誠塾の中だけでなく、巷でも大評判のお店なので、気合も入ろうというもの。

定刻通りの開始。が、残念な事に高木先生は所用があり不参加。
そこで幹事兼司会のボンの独断で、「それでは開会の挨拶を、至誠塾少年部代表、Aちゃん(ハルカゼの娘さん)にお願いします」とボケる。
ところがまだ10歳のAちゃん、「いやや〜!」と必死に拒絶する。
10歳児には大人の剛速球ど真ん中のボケは厳し過ぎたよーです。

気を取り直して、まだ黒帯会会長の任を正規には解かれていないYさんに乾杯の音頭をお願いし、新年会開始となりました。

出るもの全てに舌鼓を打ち、太気拳の技のこと、練習のこと、単なるバカ話、などなど、そこかしこで歓談の花が咲く。
全ての練習会場で募った甲斐があり、忘年会か合宿以外では会う機会の少ない塾生同士でも会話が弾んでいる。
これも新年会の目的の1つだったので、この光景にボンは非常に満足していたのだった。

などと一人ごちている&デジカメ写真の撮影に興じていると、

あ、マーボー豆腐の器、どれもこれも空っぽ。

うおおおお!俺まだ一口も食ってねえんだよおおお、ゴルア!

腹いせに新作の春雨スープをガッツリ食ったのでした。

料理が終わってから佐藤聖二先生が出てこられご挨拶。
今日も美味しい料理を有難うございました。

非常に和やかに、楽しく盛り上がった新年会でした。
こうやって塾生間の親睦が深まるのであれば、幹事冥利に尽きるというもの。
よーし、今年は定期的に開催しよっと♪

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1月16日(月) 自作の器    by ボン

最近仕事で中々最初から練習に参加できないが、今日はギリギリで間に合った。
腕回し練り強化期間は継続中で、本日も全員で思い思いにやる。

が、その前の高木先生の話しが非常に興味深い。

神宮の頃は立禅と這いと揺り、そして腕回し練りしかなかったんですけど、
その頃の方が分かってたんじゃないかって思うことあるんですよ。

澤井先生がそこから得た感覚を組手に活かすまで「10年かかったんだよ」、と言われていました。

忘年組手のDVD編集者としての役得で、既に何回も観ているボン。
己の技の無さを自覚しているだけに、特に「澤井先生が10年かかって身に付けた動き」についての高木先生の説明が、
耳と心に焼き付いて離れません(この詳細は練習に参加した人だけが聞ける特典なのだ)。

嘉道先生のご著書「拳聖 澤井健一先生」の中で感銘を受けた
「練りは重要だが、練った粘土(体)を使ってどういう器(技)を作るかが大事だ。さもないとただの粘土弄りになってしまう」
との澤井先生のお話しと、完全に符合するように思えてなりません。

器を作るにしても、今の自分の器はどうか?また目指すべき器はどんなものか?
ここに考えが及ばないと器は作れない。
しかし「目指す器」の猿真似では、出来た器はオリジナルに似ても似つかない駄作になる気がしてなりません。

結局は自分で考え、試し、駄目ならやり直し、そして薄紙を重ねる様にでも前に進むしかないな、と痛感します。
自分の体・意念・意識は自分以外の誰も分からないですから。

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1月14日(土) 凡事徹底    by ハルカゼ

最近、平日の稽古に行けないor遅刻が多くなっているハルカゼにとって、土曜はほぼ確実に参加できる大切な日だ。
至誠塾に通う塾生の多くが社会人であるだけに同じ想いの人は多いに違いない。
雨降りにもかかわらず、結構多くの人が道場に集まった。

今日、第二土曜日は代稽古。
後目録のUさんが、大阪に行かれている先生の代わりに指導を務める。
テーマは、言わずと知れた腕回し。
腕回しの意拳版である神亀出水試力を行った後、定歩、前進・後退、その他色々なバージョンで繰り返す。
道場の長辺を使ってバンバン動く。
お、そうそう、普段稽古が不足しがちなワシは復路も動いておかねば。

十分動いた後、腕回しで練った身法を対人稽古で試す。
相手をどんどん変えて色々な相手と試すことで、理屈は同じでもその人に合った使い方が身についてくる。
どんどん動いて感じ取る。これが大事。
んで、一通り動いた合間にUさんのアドバイス。
「動きがスムーズではない人は歩幅に気をつけてください!」「頭と腕の関係に注意してください!」充実したいい汗をかいて稽古終了。
いつもながら、Uさんは指導が上手い。
空手の指導を十数年やっているだけあって、平易な言葉で分かりやすく要点を伝える。リズムに乗せるのがうまい。
当たり前のことを、でも絶妙なタイミングで単刀直入に伝える。
稽古は当たり前の繰り返し。当たり前を繰り返せるヤツだけが非凡になれる。
そんなことをUさんは良く知っている、いや、身にしみて実感しているのだろうな、と思う。

いつもボンが書いている通り、
第二週の醍醐味はそんな先輩塾生の稽古に対する姿勢や
拳法観をうかがい知ることが出来るところだと痛感する。
先輩の拳法観に対する反対意見や疑問も含めて、
それをじっくり味わうことが全て自分の肥やしになる。
先生がいない第二週にも必ず来る、
という人はきっと稽古の全て楽しみに出来る人間なのだと思う。
そんな人たちを見ていると、生き方に強さがあると感じられる。

毎回の稽古に確実に来るのは結構大変なはずだが、
一回一回の稽古を大事にして、なにが大切なのかを良く見ているように思える。
武術は単に身体能力や技術が高ければ勝てる、というものではなく、
「変化に如何に対応できるか」「状況や相手を見抜けるか」っていうことがキモ。
だから、厳しい言い方をすれば、
日常の生き方に強さがない人間、何が大切なのかが見抜けない人間には、技術も身体能力も猫に小判なのではないだろうか。
ルールのない実戦において如何に対応するか、が武術の本質なんだから。

帰りの車中で心地よい疲れにつつまれながらあれこれ考えた。
倦まず弛まず、なにより毎日の今生きているこの一瞬一瞬を大切に生きてゆきたい。
日常生活も武術も凡事徹底こそが強さへの王道なのだ。

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1月7日(土) 新年の柴又    by ボン

本年第一回目の柴又本部道場での練習。
冬本番だけに寒風吹きすさぶ中での練習だったが、ここ柴又だけは暖かくてありがたい。

が、しかし、今年の重点科目は「腕回し練り」で、しかも「連続45分が目標」なのだ。
無類の体脂肪を誇るボンには辛い日々が続きそうです。

木曜の日誌でハルカゼが言及している「あるトップ選手の動き」は、
実家のTVで観戦していたボンも年末興行の中で一番記憶に残り、且つ感銘を受けた試合でした。
が、高木先生の言われる視点にまでは、考えが及んでいませんでした。
そしてその動きが澤井先生の得意とした動きにも通じるものがあったらしいのです。

となると「辛い」などど寝言は言ってられません。よし、やるぞ!

ちぇすとー!

気合を入れてはみたものの、2分で肩が痛くなりました。

( ´・ω・`)しょぼん

高木先生が「得意技だったんですよ」と言われた技。
その結果は以前よりよく説明がありましたが、
「どうやって相手がそうなったか?」は初めて伺いました。
忘年組手で自分には何も確たる技が無いと思い知らされたボンには、
これが太気拳の根幹に関わる技術の1つだと思えてなりません。
そうやって相手を制してこそ「太気拳」と呼べる技なのだ。

今年は年頭からいきなり素晴らしいお題を戴きました。高木先生、有難うございました。

皆さん、今の流行は「腕回し練り」。
これですよ、これ。

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1月5日(水) 新年初稽古    by ハルカゼ

皆様、謹賀新年でございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、本日より仕事始め&稽古始めである。
仕事を終えて馬場に駆けつけたときには、すでに皆立禅を終えてウォーミングアップ中。
準備運動も終わり、年頭に当たっての先生のお話。
色々な方向に話が飛ぶが、練習内容について年初は“腕回し練り”を重視して行っていくとの由。
なんでも、恒例となった大晦日の格闘技イベントをTV観戦されて、あることを閃いた、というか思い出されたそうな。
あるトップ選手の動きに、かつて高木先生が得意とされていた動きとの共通点を見出されたとのこと。
その試合は私も見ていたし、一通り流れは分かっていたつもりだったが、その様な観点には思い至らなかった。
言われて初めて「そうかぁ!!」と納得。高木先生の場合、何気なく話される内容に時折、「ええっ!!」と驚かされることが多い。
そして多くの場合、閃いた結論をストレートに表現するために正直なところ面食らうことが多々ある。
が、よくよく自分の肉体と心を使って吟味してみると、本質に斬り込む内容になっていて心に残る。
説明されながら腕回しから展開する身法と技法を縦横無尽に動いて披露する先生。
なんとか先生の動きをトレースしようと試みるハルカゼだが、真似にすらなっていないかも・・・。
まだまだ先が遠いなぁ。

腕回し、こうなりゃバリバリやりまっせ!
「・・・ということで、皆さん全員、月末までには30分くらいは連続してやっていただきます」ゲッ!!
「んで、来月末には45分出来るようになって頂きます」ゲゲッ!!俺、いきなり決意が揺らいできた。
「まあ、今日は10分からってことで」そうっスか!あ〜、良かった。
そんなわけで黙々と腕回し開始。二十名前後の人間が両手回して行ったり来たり・・・。
客観的に見ていたらちょっとスゴイ光景かも。知らねえ人間が見ていたら警察に通報されても可笑しくない光景だよなー。
おっと、新年早々つまらない雑念が湧いている。イカンなぁ、集中、集中。

普通のペースでトットコトットコやっていると、10分でも結構疲れる。
「最小限の力で出来るところを動きの中で探してください」と先生よりアドバイス。
10分経過。少々息が弾んでいる。小休止の後、掌打・推手と相対練習をやって終了。お疲れ様でした。

そうそう、休憩時間に配布された2006年最初の『至誠塾通信』。
今年の標語は「志。想いを強く。井戸は掘るなら水が出るまで掘れ」です。
個人的には、今までの標語で一番魂に響く言葉です。
井戸を掘るのはあくまで自分。皆様のより一層のご精武をお祈り申し上げます。

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1月3日(火) 年頭のご挨拶とお知らせ    by ボン

全国の至誠塾生の皆さん、至誠塾HP読者の皆さん、新年明けましておめでとうございます。

旧年は当HP及び太気珍道中をご愛顧戴きまして、有難うございました。
本年も気合をいれず、「適当・不真面目・いい加減」をモットーに充実を図って参りますので、宜しくお願い致します。

さて、ここで新年のおめでたいニュースがあります。

昨年6月24日付で高木先生により「至誠塾」が、また11月25日付けで、なんと佐藤嘉道先生による「太気拳」の商標登録が、
特許庁に正式に承認されました!その証拠の写真をご覧下さい。

これで、「至誠塾」及び「太気拳」のブランドが法的に守られるということになった。ということでしょうか?
おめでとうございます。 

また本年秋の全国合同合宿に、待望だった佐藤嘉道先生の招致が正式に決定されたとのこと。
私、ボンが嘉道先生にお会いしたのは2004年のカレンバッハ先生方の欧州軍団をお迎えしての夏の太気拳祭りが初めてでした。
あの時の飄々としながらも確信に満ちた語り口調、滑らかな探手、微動だにしない這い、全てが心と目に焼きついています。

ハルカゼとボンはご著書の「拳聖 澤井健一先生」を懇親会の場に持って行き、ご無理を言ったにも拘らず、
「尊敬して『○○大兄』って書いてやっから」と、快く揮毫を戴きました。

折角嘉道先生による指導の機会を得られるのだから、今からしっかりと心身を練っておかねばなりません。
よーし、今年も「適当・不真面目・いい加減」に頑張るぞ!

今まで仕事などで涙を呑んで合宿に参加出来なかった皆さん、今年は万難を排して参加するっきゃありませんぜ。

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