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6月24日(土) 飛ばす練習    by ボン

今日も最近旬な練習です。
中でも「推手の形で飛ばす」練習には30分近い時間を割きました。
明るくて足元の滑らない屋内道場での練習だけに、
集中して練習できるのは非常に有難い。
高木先生の指導にも熱が入ります。

途中で何度か高木先生が模範を示し、塾生を相手にしたり、
塾生に実際にやらせたりして感覚を掴ませる。
皆の前でやる塾生は長い経歴を持つ人たちで、見ている我々も練習なのだ。
今回は「組手をしなければ良い人」なGさんと、少年部指導員のYさんの2人だ。

先生のアドバイスに従って飛ばすGさんと飛ぶYさん。
勿論練習だから意味の無い力任せの抵抗はしていないのですが、基本を守ると双方がキレイに見えるのが面白い。
第二週目の時も書きましたが、「お互いに技量が必要」な高度な対人練習であり、
これが上手く出来るなら「太気拳の動き」に一歩近けるでしょう。

ボンも最近入った人に若干アドバイスをすることがあるが、
そこを修正すると力の伝わり方が変わってグンとこちらに圧が掛かってくる。素晴らしい。

長くやっている先輩方と違うのは、滑らかさと手の利き。
ここは立禅と這い、試力等の地道な練習で埋めるしかない、アドバイスではどうしようもない所です。
が、ちょっとしたコツではなく、根本の一事を自分で何とかできる練習を我々は知っている。
こう考えると地味な練習も楽しくなろうというものではないでしょうか?

練習後は実に1年振り以上で柴又に登場のOさん(至誠塾の武蔵ことOさんとは別人)に組手を申し込む。
以前と変わらぬ滑らかで捉えられない動きで幻惑される三分。
組手終了後の第一声は、謙虚でも卑下でもなく、「ダメだなあ」が出てしまいました。
課題は山積みです。

組手を見ていた高木先生に「ボンさん、(まだ残っていた)Tさんとの組手はないんですか?」と笑顔で質問される。
いやあ、ボンは三分でカラータイマーが点滅しますから、えへへ♪

それにTさん、本気で蹴るから怖いっす。
Tさんに腹芸が通じるまでの人間関係を構築してから、であります。

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6月19日(月) 登る道は数あれど    by ボン

ここ3週間は「禅の立ち方」、「手と体の感覚」、「推手で飛ばす」練習を継続している。
太気拳の肝心要の1つ「手先ではなく体を使う」技術を身に付ける為の練習です。

その中で「体を使った打拳」の打ち方を見せて戴く。
これも禅の形に始まりその形を維持(形を厳守する、という意味ではありません)し、体重移動で打つもの。
一般的な格闘技では手で打つ為に、相手に打拳が到達させようとすると、手の形が崩れてしまい隙ができる。

澤井先生は相手を打つにも自分が動くにも、「とにかく形が崩れなかったんですよ」と、説明がある。
またこうも高木先生は言われました。

山の頂上を達人とすると、登る道は沢山あるように見えます。
どっからでも山の頂上に登れそうに思えます。
ですが、殆どの道は、実は途中で切れているんです。
私達は澤井先生になる為にやってるんです。

例えば組手。
負けてばっかりってのもちと困りますが、
「どうやって勝とうか?」という思案は得てして「どうやって小手先の技術やフェイントを使うか?」に陥り易い。
ルールを決めて戦う競技=格闘技なら、試合で勝つことが全てなのでそれが必須。
が、武道を目指すのであれば、今誰に組手で勝てる、誰には勝てない、に拘泥する必要はない。

でも短期的な強さを求めないだけに、日々の練習は要求されるのが太気拳。
決して甘くはないのがミソです。
よーし、今日もしっかり「体を使って」いくぞ。体重が重いボン、上手く使えるともっと楽になる筈だし♪

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6月18日(日) 原先生のお墓参り    by ボン

今日はUさん企画による、原先生のお墓参りです(原先生をご存じない方はタイキダスをご参照のこと)。
原先生が亡くなって既に3年。
Uさんからの依頼で柴又以外で参加者を募ってる際に、
「直接原先生を知ってる人って、初段以下の人は居ないんだよな…」とふと気付き、時の経つのは早いもんだと、一人ごちてしまう。

そんなこんなで雨の中、14人が参加してのお墓参りとなる。
皆で手分けして墓石の拭き掃除からお酒、お花、原先生の好きだったショート・ホープの準備をする。
途中でUさんが「T君、墓石の頭は『禿げる』から強く拭いちゃ駄目だよ」などとギャグを飛ばしている。

皆で焼香して思い思いに原先生に報告、そして焼酎で乾杯となる。
高木先生が笑みを浮かべながら、
「こうして若えのが10人以上来てくれるなんて、中々無いことだよ。原先生、幸せだよねえ」
としみじみと皆と原先生に話しかける。

嘉道先生のご著書によると、澤井先生も同様の発言をされていたそうです。

「昔は強かった」と言いつつ、年を取って駄目になる人がいる。
年は取ったものの、次世代に伝える何物も持たない人がいる。
金はあっても誰からも好かれず居なくなれば喜ばれる人がいる。

それではどんなに財産を持った人であろうと、人間は心で生きている以上、貧者でしかない。
そんな人間になってはいけない。では自分には何があるのか?
と自問すると、やはり太気拳しか思い浮かばない。
努々怠ってはいかんな、と改めて思わされる一日でした。

と、堅い話はさておいて、その後は柴又で「原先生を偲んで笑う会」を開催(要はタダの飲み会)。
が、Uさんを筆頭に全員が、「原先生の分のお酒は?」と高木先生に言われるまで、影膳を忘れてるのに気が付いてませんでした。

会の趣旨はなんだったんだ、と小一時間(以下略)。
Uさん、幹事お疲れ様でした。

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6月17日(土) 肘を使おう    by ボン

今日はまずNさんの新規奥入昇段セレモニーから開始。
Nさんは毎週必ず柴又に参加されている、非常に熱心な人だ。
おめでとうございます、とばかりに口上のシーンを激写する。

あ、写真に夢中になって口上を覚えてない!申し訳ありません、Nさん!

今日の推手では、
最近先生がよく言われる「推手では肘を使うんです」を徹底してやり込む。
推手の際には先生が1人1人に手を取って実際に教えて下さる程の
熱の入れようでした。

ただ「肘を使う」と言ってもダスティー・ローデスの毒針殺法みたいにぶつければよい訳ではない。
固定してそこでグリグリと押し込めば良い訳でもない。
「何故肘を使うか?」の説明を聞けば一発で納得の理由がありますが、ここでは書きません。
ただ「太気の身法の根幹に関わる一大事」とだけ言っておきましょう、ふっふっふっ…。

練習に来れば必ず聞けます。
皆さん、暑さに負けずに参加しましょう。
下北では蚊対策のスプレーをお忘れなく。

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6月14日(水) 番外編 Oさん学校    by ボン

最近新規の入塾者がコンスタントに増えています。
入塾受付メール担当のボン、2月下旬位からかなーり忙しく応対しており、嬉しい悲鳴を上げておりました。

その為でしょう。
高木先生が練習後に「初心者講習会」と称して禅や揺り、太気拳の感覚の話など、重点的にされる機会が増えている。
ところが本日は先生のご指名で、至誠塾の武蔵ことOさん学校が「初心者講習会」として開催されました。

Oさんは練習も熱心だが、新人さんの面倒見もよく、練習後によく男同士で後ろから抱きついたり抱きつかれたりしている。
それは「揺りの感覚を体感して貰う」為の指導で、新規入塾の皆さんからも「指導が丁寧で分かり易い」と評判で、
今般の運びとなったのでした。

よーし、パパ、初心者講習会で丁寧に教わっちゃうぞ〜♪

と一目散に駆け付けると、「ボンさんは駄目」とよってたかって排除される。
( ´・ω・`)しょぼん

それはさておき、15分ほどの講習会の中でやっているのはやはり基本。
基本が全ての太気だけに、ここをしっかり抑えられれば、今後の伸びも違うというもの。
Oさん、重責全う、お疲れ様です。
今後も頑張って下さい。

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6月14日(水) 軸なかりせば    by ボン

10分前とはいえ、久方振りに練習開始前に参加できました。
集中しながらもボケッとして立禅を組む。
10分でも練習前に禅を組めるのは有り難いです。

今日はワールドカップで盛り上がるサッカーの話題から派生して、立禅の際の身体感覚の話になりました。
手の形や意念の取り方など、色々とタメになるご指導が満載でしたが、ボンの心に残った一言はこれです。

立禅でリラックスは大事。
ですが「軸」が無いなら「武」ではありません。

日頃から練習に参加されている皆さんなら、何と何を取っ掛かりに「軸」を感じるのか、もうお分かりですね?

組手の際、いわゆる「当たると怖い」という威力のある技でも、目に引っかかる動きならばマトモに喰らうことはあまり無い。
人が動くには体重移動が必須ですが、
「軸」が移動する、言い換えれば軸の意識が明確に存在しない故に「目に引っ掛かる」のでは?とボンは考えます。

体が柔軟なだけでは力が無い。力が強いだけでは武ではない。
そこを埋める重要な要素が「軸」ではないのかな、と。
これは意識しないと持てませんから、普段から気をつけてないといけないな、と肝に銘じておきます。

さて、ここからはいよいよ「軸」を実際に使った「飛ばして飛ぶ」練習です。
先生の「あの木の所まで行って帰って来て、を繰り返しましょう」という号令で開始。

先生、「あの木」って20Mくらい先です…。

「足に瞬間的に100Kの重さがかかる位で」と、力の使い方を先生が説明されていますが、
体重だけで100K重の仕事量のボンにはこの往復はキツイ。
大汗をかきながら何とかこなしていました。

お陰で帰りに館長と食った飯がいつもよりウマかったことは、ゆーまでもありませぬ。

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6月10日(土) 二週目の柴又    by ボン

やってきました、貴重な練習日である土曜日♪

と言いたい所ですが、金曜から明け方まで仕事が引っ張った為、
夕方前にノソノソと起きてしまい、1時間の自主練をするのがやっとでした。

( ´・ω・`)しょぼん

が、今日は参段の先輩による「二週目の柴又」だ。
先生と自分の間で足りない所を、先輩の指導でしっかり補完せねば、と気を取り直す。

今日はUさんの指導です。
内容は今週の高木先生の指導と同じ、「推手の形で飛ばす」ヤツだ。
基本的には先生と同じことを言っているのですが、
手の形・使い方、足運び、力の入れ方などなど、
指導の丁寧さには定評のあるUさんの言葉で語ってくれています。

同じ少年部師範であるYさんを相手に何度も飛ばし、飛ばされて見せてくれる。
この練習のミソは「飛ばす」側だけでなく、
「飛ばされる」側にも手・足・体の協調が必要だと、
Uさんの説明と実演から分かります。

一通りの模範と対人練習の後は、道場を一杯に使って連続で飛ばす&飛ばされる練習になる。
連続でやるには、お互いの阿吽の呼吸=全身の感覚、が合わないと上手く進まない。
難しいです、これは。今後の課題としてお持ち帰りです。

練習後は鍼灸師のFさんに体の調整をして戴く。
ハムストリングを踏まれて悶絶するボンでした。
体がゆがんでるなー、俺。
しっかりストレッチしないと。

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6月8日(木) 僅かな差    by ボン

今日も今日とて遅れたものの、何とか練習途中から参加できました。
推手で飛ばす練習でしたが、相手がいない為、高木先生が相手をして下さいました。

ボンが一度飛ばした直後、「ボンさん。力の方向はそうじゃなくて、もう少しこっちへやって下さい」とアドバイスを戴く。
すると格段に効率よく、相手に力と体重が伝わるではないですか。
他にも掌打合わせや練習後の推手で、足の使い方についても指摘を戴きました。

ほんの少しの力の向きや体の形なんですが、場合によっては大きな結果の違いとして現れてしまう。
言われてみると納得&当然なのですが、小さい事だけに中々気付かないんです。

小さい動きで大きく動かす。
これを可能にする太気拳はスゴイと思いますが、その反面怖いとも思います。

小手先の技術の指導ではなく、
「如何にして体をまとめ上げるか」、「如何に体の根幹を使うか」の練習ですから、閾値を越えると格段に楽になる。
が、そこで満足してしまうと、これまた逆に小手先の技や形に囚われ、進歩がなくなってしまいます。

細か過ぎても無意味ですが、自分のやり方に安住してもいけません。
折を見てアドバイスして頂けるのは非常に有り難いことです。

今日はA獄長が奥入昇段で免状授与の際に「素晴らしい口上でした!by高木先生」だったそうですが、遅れたボンは聞き逃しました。
日誌のネタにもう一度やって貰いたかったのですが、逮捕されても困るので止めときました。

と思ったら、最近自衛隊を止めたKさん、暇だから1日4時間以上練習しているとの由。
素晴らしい日誌ネタの提供、有難うございました。

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6月5日(月) 手の感覚 その2    by ボン

今日は仕事ですっかり遅くなり、練習が終わってから駆け付ける。

おお、至誠塾の「妖怪・ぬりかべ」ことHさん、久し振りです。
相変わらずぬりかべっすね。

ん?あちらでは至誠塾のK-1戦士ことOさんが、後ろから男に抱きついているではないか。
と思ったら、後ろから手を取って勾掛試力の指導か。
最近は「指導が丁寧」と好評なO学校、大盛況です。

負けてはいられない、とボンは立禅をやる。
すると突然高木先生から「ボンさん、ちょっといいですか?」とお声が掛かる。
推手かと思ったら、ハルカゼと話をしていて、
説明の為に相手が必要だったようです。
よく聞いたら、ボンも土曜のアフターの時に聞こえていた、
塾生から高木先生への「アッパーにはどう対処するんでしょうか?」に
端を発してハルカゼと話をしていたみたいです
(写真はその土曜の1コマ)。

 

最初は手を合わせて動いてましたが、段々興が乗ってきて組手に近い動きになってきました。
それなりに手も足も利いてきたつもりですが、高木先生と相対するととにかく的が絞れない。
手を合わせても、その先に居るんだか居ないんだか、打てるんだか打てないんだか、不安定で仕方が無いんです。

動きながらの解説で、「こうなるともう終わりなので、ここをこうするんです」と、
傍で見ているハルカゼともども、手ずから教えて戴く。
詳細は省きますが、高木先生の教えられる「アッパーの対処」は「アッパーの避け方」ではありません。
詮ずる所、「手の利き」がミソです。

今日も遅れてでも参加して良かったと思います。
先生、有難うございました。

続きを聞きたい皆さん、練習に来れば聞けますので、こぞってご参加下さい。

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6月3日(土) 手の感覚    by ボン

先ずは立禅から。
基本中の基本である手の感覚を大事にしながら禅の手の位置を決める練習です。
今日は練習前に30分は禅を組めたので、サクッと良い感じが出てきます。
うむ、やはり練習は立禅からだなあ。

この「手の感覚」。
推手や組手の対人練習の際には支配すべき領域を教えてくれる、重要な要素の1つだと思います。
「あ、こっから先は入らせちゃいけないな」とか「ここからなら入れそうだな」と教えてくれる、極めて高性能のレーダーです。

が、飽く迄も「感覚」であり、己の努力と感性でしか取れないという冷厳な現実が目前に蟠踞する。
普通ならここは素通りしてスピードや技術に活路を見出そうとするでしょう。

でも太気拳は違います。
小手先の技でなく、いつでも立禅に戻って根本から磨き直せるという、素晴らしい武道です。
その証拠にこの後の「推手の形から飛ばす」練習、高木先生の最初の立禅の指導が活かせるでしょう?

全てはつながっている。
そう感じられることが楽しくてしょうがない、最近のボンであります。

それはさておき、
練習後にハルカゼ一家ののすけ。さんとAちゃんに飛び蹴りを見せるUさん。
何でこんな展開になったんだろう?取り敢えず日誌のネタに撮影だ!

 

 

 

 

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6月1日(木) Tさん上京    by ハルカゼ

職場で理不尽なことがあったハルカゼ、
残業をブン投げて早く帰ることを決意した矢先、高木先生よりメールを受信。
「大阪のTさんが馬場に来られます」とのこと。
おお!グッドタイミング!さっきの仕打ちも天の声に違いない。

馬場の練習場所に着くと、ひときわ大きな立禅シルエットが。
近眼のハルカゼにも仮面ライターことTさんであると、すぐに分かった。立禅が終わり、先生がTさんを皆に紹介。
最近、新しい塾生が増えているから初めてTさんを見る人も多いが、
186センチ・(減量して)90キロの体格ときれいな立ち姿がタダモノではないことを雄弁に物語る。

Tさん紹介した後、後目録昇段のT君(ヤヤコシイ!)の授与式。
東北から拳法やるために上京して6年と3ヶ月、いつも一番先に来て最後まで残って稽古して帰るT君、感極まって涙流している。
今日の思いを忘れず頑張って行きましょう。

稽古終了後、Tさん・ハルカゼ・ボンと連続で推手をした先生、
息が上がってへたり込む我々に「今日は行くんでしょ?」と一声。
居酒屋でのスペシャル・トレーニングと相成った。
必然的に話題はTさんワールドへ。
太気拳とのファーストコンタクトのエピソード、それからの武道遍歴、
そして、20年の時を経て高木先生と再会したときのことなど、我々が知らない世界を語ってくれた。

Tさんより、丁度10年年下のハルカゼにとって勉強になることばかり。
中でもサイコーに面白かったのは名付けて「太気のルーツを辿る旅」。
これは面白すぎるのですが、なにしろ固有名詞多すぎるので詳細は割愛。
結論はまあ、だから皆立禅やりましょうね、って話しになるんだが、これを聞いたら立禅をやりたくなること請け合いですぜ!
いや〜、こんな素晴らしい先輩の話が聞けるのは、本当に有難いことです。
みんなに聞かせてあげたかったな〜。
チョッピリ優越感。幸せな気分で帰途についたハルカゼでした。

え、ナニナニ?
これって、大阪支部ではTさんが調子出てくるといつも出てくる話なんだって?
大阪支部のみんな、羨ましいな〜。

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5月29日(月) 軸と重心    by ボン

本日はアフターの話をば。
最近熱心さに磨きがかかっている至誠塾のK-1戦士、武蔵ことOさんと管理人一号(勝手に採番)の館長との3人で、
推手や試力の話になり、お互いに感覚がどう違っているかを並んで実演して見比べたりしていました。

一番違いが分かり易いのは「這い」。
これに尽きるとボンは思ってますので、これを実演していたところ、
館長が「軸と重心は違うんですよね」と発言。

這いの時には、2004年夏の太気祭りでの嘉道先生の映像、
澤井先生の這いの写真、そして以前の高木先生の指導、の3つを努々忘れないようにしている(つもりの)ボン。
最初は全然出来なくて、どうしようもなくもどかしくも、とにかく言われた通り、感じた通りにやる。
その一心で2年弱、最近やっとこさ自分なりの感覚の1つが明確になってきたところなので、館長の一言は胸にストンと落ちました。

巷でいう「重くて軽い動き」。
上位者が言えるのは当然として、自分の実感としてそれがあるのか、
感じられるのかどうか、ずっと分かりませんでした。
が、ここ最近になって明言できるようになりました。

「そんな都合のいい事、あります。」と。

まだまだ初歩ですが、自分で得た感覚は、精進を止めない限りは忘れようが無い。
ここを取っ掛かりにやっていければ、とこれからが楽しみです。

今日の写真はボンが最近イチローのいるシアトルへ出張に行った際、
その下で練習をしてたでかい木です。
後ろの三階建ての校舎と比べると、大きさが分かるでしょう。
非常に気持ちの良い「太気の木」だったので、記念に撮影してきました。

 

 

 

 

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5月20日(土) 中心を知る    by ハルカゼ

今日は暑くもなく寒くもない稽古日和、かと思ったのは昼まで。
娘を少年部に連れてきて、道場に入った途端、凄まじい勢いで雨が降り出す。
ありゃ〜参ったなぁ、と思っていたら成年部の始まる時刻には止んでくれました。

さて本日の実技指導は、立禅へ入る導入部分の過程、について。
立禅への入り方を丁寧に見直して行くことで、身体を一杯に水を湛(たた)えたダムのような状態に持っていけるように感じる。
禅を組んで行くと、呼吸に伴う体幹部の内動が手に伝わる感覚が出てくるのだが、
先生に教わった動きを試すと、その感覚が以前より研ぎ澄まされて来た感じがする。
オレの身体、まだまだ開発できるんだな、と素直に感動。

導入部の解説で実技の話しから高木先生、脱線して澤井先生がある高名な武術家を訪ねたときのお話になる。
これは危ないんで割愛。
澤井先生のこの手の話、これ以外にも面白いエピソードを結構伺っているんだけど、書いてしまうと無用の誤解招きかねないからね〜。
止めておきましょう。

稽古終了後、ひょんな事から澤井先生の戦い方について高木先生が話し始める。
色々お話を伺ったが、印象に残ったのは、二つ。
一つは相手との間合いの測り方、リズムの取り方に拳聖ならではのコツがあったというお話しとその実演。
それから、澤井先生は相手の拳先から逃げず、自身の中心をぶつけてから変化に転じる動きを得意とされていたという話し。
それが全く危なげのない動きだったそうな。

先生曰く「相手の攻撃を中心で捉えるからこそ、危なげない変化が出来るんですよ」とのこと。
勿論、そのためには立禅で中心を知る作業を繰り返さねばならない、そしてその作業には終わりがないのは言うまでもありません。
皆さん、気長に頑張って参りましょう!

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5月16日(火) 必然性    by ハルカゼ

さてと、今日は技術以前のもっと根本的な話しをさせて頂きます。
拳法、いや武道を志す者にとって一番大事なのは何でしょう。
精神、だとハルカゼは考えます。
こう言うと「おいおい、今時精神主義かよ〜」ってお考えの方が多いでしょう。
でも、太気拳の“気”といい、意拳の“意”といい、武の精髄に至るには精神の鍛練に帰結する、
というのが我々の先師の行き着いた結論であるのは明白でしょう。

精神とは、極く単純化すれば行動を起こす為の情報処理ですから、
これが正常に機能しないという事は環境・状況の変化に適切な対応が取れない、ということ。
「武」とは“強さ比べ”ではなく、自分の、そして大切なものを守る為のもの。
だからその目的達成のために、引くべき時は引き、戦うべきときは戦うわけです。
その判断を下すべき“ソフト”が狂っていたら、ハード(肉体)が如何に立派でも、役に立たないわけです。

どんなに鍛えようが、生身の拳は日本刀の殺傷力にはかなわないのです。
同じことは素手同士でも言えるわけで、“強さ”が耐久性や力であるなら、小は大に、老いは若きに勝てません。
肉体を、身体能力を一生懸命鍛えればなんとかなる、という発想には、
「上には上がいる」という観点が欠落していると言えないでしょうか?
いや、鍛えないで良いなんてわけないですよ。
でも、鍛えるなんて武道や格闘技やる者なら、誰でもやっているんだから。
強くなってねじ伏せる、なんてのは、「自分より強い誰かに負けるための稽古」です。

じゃーどーするの?だから精神なんです。
それも、正しく本能を鍛える。
それは「自己が置かれている状況を適切に判断し、適切な行動をとる」ことが出来るための基本です。
言い換えれば、素直に感じることが出来るってこと。
感じ取れたら瞬時に行動できる、すなわち「知行合一」です。
これを拳法に当てはめれば意拳でいう「意到力到」であり、剣術ならば「夢想剣」の原理となるものです。
だから口だけで行動できない人は、間違っても拳の真髄には到れないし、行動の方向性がトンチンカンな人もまた然り。

最近本能狂っているヤツが多い。
昨夜の“バカップル”もそう。調子に乗って意味も無くケンカ売るなってこと。
お前、覚悟あるのか?
自慢みたいで気が引けるけど、数年前の話しをひとつ。
駅でワシの目の前で喫煙した高校生がいたんだけど、コイツ、注意したワシになんと煙草をぶつけて来た。
瞬間的に右を振ってKOしたらニヤついたそいつの連れ、一気に思考停止してガクガク震えていた。
本能を鍛えなよ。そうすれば、自分がどう振舞えばいいか分かるから。

これが分からないと絶対に武道上達しない。レベル落とすとケンカも同じ。
僭越ですが、ついでだからケンカに負けない方法をお教えしましょう。
それは、戦いに臨んでは必然性持つことです。
逆に言えば必然性が無いときには戦うな、ってことです。
必然性が無いことに、人は本気になれないんです。
言葉遊び大好きな技術オタクに言っておくけど、必然性と覚悟に裏付けられてこその技術であり、身体能力なんですよ。
よく、「195cm・120キロの外人とどう戦えばいいですか?」なんて質問あるけど、愚問ですよ。
あんたがそんなのと戦う必要あるの?ってこと。

夢を追うなら、頭で考え出した幻想ではなく、素直に自分の魂に向き合うべきですよ。
美味いものを美味いって感じて、きれいな女性を素敵だな、と思える、んで、思ったら即行動!
単純だけど、これに尽きるんじゃないっすかね。
人生、やるかやらないかなんだから・・・。

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5月15日(月) 勝つと思うな・・・    by ハルカゼ

週明けから稽古に参加。こいつは幸先いいぜ。
さてと、今日も引き続き矛盾力の話しか、と思いきや、いきなり腕回し練(ねり)。
さっきから騒がしかった高校生らしきアベックが、大笑いしながら去っていった。
先生は呆れ顔で、矛盾力の話を始まられた。

このバカップルといい、ボンにメンチ切った学生といい、人との距離感・本能が狂っている奴らが最近増えてきた。
この辺の話しは武道の根幹に関わる部分であると個人的には考えるので、後日に稿を改めさせて頂きます。

さて、矛盾力についてはお馴染みになりつつあるので割愛して後半戦の話し。
先生、推手に関して思うところがあったとみえて、練習後半戦の推手前に基本的なことについて丁寧なレクチャーをされる。
何でも我々が時々、先生に「飛ばされる」と書く為に、大阪でこのことについて随分と興味をお持ちの方が多々いらっしゃるとの由。

なぜ飛ぶか?それ腕を媒介にしてお互いの○○をぶつけ合わせているから、とのこと。
まあ、当たり前っていえば、そうなんです。
言葉にすれば、実に簡単。実行は難しいけどね。
それも、○○が強ければいい、っていうだけじゃない。
先日書いたように、位置や角度が微妙に異なれば、それだけで見える世界が全くって言っていいほど変わってしまう。
ただ、推されないっていうことに拘っていたら、それは見えないんです。

「だからねえ、推手に勝とうとしちゃ駄目なんです。推手は推手のためにやるんじゃないから。
でも、最終的には推手は勝たなきゃいけないんですけど」

え、何言っているか分からない?いいんです。これが矛盾力。
歌でもあるじゃん。「勝〜つとぉ 思う〜な 思えば負け〜よ〜」って。
いやいや、意地悪しているんじゃないよ、ワシ。
塾生は練習に来て、実演とともに先生のお話し聞けば、分かります。それが一番でっせ♪

稽古の後は、大学教授のTさんと東大大学院卒業のFさんの高学歴コンビとともに先生を囲んでの飲み会と相成りました。
インテリの方ってなかなか面白いんですね。勉強になります。

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5月12日(木) 位置と角度    by ハルカゼ

連休明けから3連チャンで終電にて帰宅していたが、今日こそ見切りをつけて稽古に参加。
20分ほどではあるが立禅を組んで動きに入ることが出来た。
いつだったかボンも書いてたが、これがあるのとないのとでは、練習に臨む心身の充実度が全く違う。

今日も引き続き矛盾力の話し。
好調に話しをされる先生、急に話を止め、
「皆さんどんどん動いてくださいね。でないと、また日誌に書かれちゃう(註:5月6日の日誌参照)から」。
いえいえ、そーゆーわけではないんです・・・。

終了後に這と練をやっていたら、先生のお声がかかり推手。
今日は先生、肘を怪我されていたのだが、ガンガンに崩されるのではなく、
かと言って逃げてるわけでもないのに、微妙に力を外されてやられてしまった。
「力の出し方は申し分ないけど・・・、手の位置と相手との角度が課題だね」とのこと。
でも先生、それを先生相手に出来る為には○○の○○(それぞれ漢字2文字を当てはめよ)っつう根本的な問題に行き着くんですけど。

5月12日(木) 位置と角度 <番外編> by ハルカゼ
さて、皆さんと別れて、とある飲食店でボンと食事をした。
我々以外は学生らしき集団。いやな予感がしたが、はたしてそれが的中。
めったやたらと立ち上って話し込み、すぐ隣の卓にいる我々にケツを至近距離に持ってくる。
ぐっとこらえて、わざと手洗いに立ち「道空けてくれ」と一言。

席に帰ってくると、おお、少しマシになっている。どうやらボンがメンチ切ったようだ。
驚いたことにガキどもメンチ切り返して来たそうな。
んで、ボンが本気モードになった(フリした)ら、“シュン太郎”になったんだと。
あの〜、なら最初から挑まないようにね。
その辺が理解出来ん。
だって、自分らに守るべき人や大儀が無いのに、つまり、全く必然性ないのに何で自分よりケンカ強いやつに“売る”んだろう。
思い出受験か?

本能が狂っているよ、まったく。
おめーら位置と角度、それと距離感には気をつけろよ。
あれ、どっかで聞いた話だな・・・

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5月6日(土) 大阪支部日誌その2    by ボン

今日はブラジル支部のUさんが参加する大阪の練習だ。キレイな体で(以下略)。

自主練を一休みして待ち合わせ場所に行くと、おお、遠目でも一発で分かる体格だ。
お久し振りです。
福島支部長はお元気ですか、ですよね。それ以外有り得ません。
痩せましたよね?10K痩せた?すげえっすね。

待ち合わせ場所で偶然捕獲した怪物、指導員Nさんと一緒に練習場所へ。
今日も指導はKさんで、本日は試力から開始。
手の角度と方向を意識して、力を途切れさせないように、との注意に従って、じっくりと練る。
そこから複数の輪が出来て、色々な練習が展開していく。

ボンにも「○○の時はどうすれば?」と恐れ多くも質問がくる事があります。
できる限り丁寧にお答えしたいのだが、ボンは感覚に従ってやっている為、
時折自分の動きを確かめてからお答えすることもある。が、
不思議なことに、それが今まで意識していなかった、新たな何かに意識を向ける切っ掛けになったりするんですよ、これが。
やっぱり共に学ぶ仲間がいるってのは、有難いですね、ホントに。

最後は掌打合わせと推手で締めとなる。
目が悪くて分からなかったが、昨日は居なかった某県警刑事のNさんが居た。
お久し振りです。Tさんもお久し振りです。

ふー、息があがったけど、充実していたぜい。と思う間もなく、
練習直後にUさんから「折角なので推手をお願いします」との申し入れで推手。こちらこそお願いします。
一年半振りのUさん、手の利きが格段に増している。
流石に福島支部長に「土曜は9時から15時までぶっ続け」で扱かれているだけに、とんでもない強さです。
何とか対応するものの、先に息が上がったボンから「ここら辺で」と言い出してしまいました。

まだまだです。  ( ´・ω・`)しょぼん

さあて、これからが本番?気を取り直して練習後の飲み会。
福島支部長とUさんのお土産
「バナナの皮から作ったお酒(度数45度!)」がお披露目。
「ビールに混ぜて飲むとウマイ」と誰かが言い出した為、
持ち込み厳禁の居酒屋でガンガン飲まれて空っぽに。
ボンもたっぷり戴きました。
2時間弱経過してからKさんが、
「そう言えば太気の話、全然してないですねえ」とのたまう。
いやあ、ブラジルの話題とバカ話は最高の肴ですよ、うへへへへ。

しこたま飲んでUさんと大阪の皆さんに別れを告げ、
方向が同じのKさんと指導員ではないNさんと環状線内でしばし歓談。
車内でKさんが言われた一言、「普段顔を合わしている人達より、こうして年に何回かしか合わないボンさんとか、
至誠塾の人の方が話が合うんですよ」に非常に感銘を受けました。

そうだ。
以前から感じてる大阪の皆さんへの親しみはここから来ているのだ。
太気拳への熱意が物理的な距離を埋めているのだ。
澤井先生は「人間の思いは光よりも速い。一瞬で、いや、一瞬も要らないでどんなに離れていても到達する」と言われました。
「至誠通天」とは何も拳理だけに限らない。
が、そこから太気拳の練度も変わって来る筈。練習と同じで、全てはつながっているんですね。

普段は高木先生不在の大阪支部。
それだけに太気拳を求める心は、最初から「高木先生ありき」に慣れてしまっている我々より強いのでは?
と、皆さんに会う度に思えてなりません。
高木先生を目の当たりに出来る環境に甘えるならば、差が開いてしまうでしょう。
努々怠るまい、と決意を新たにさせて貰った二日間でした。

大阪の皆さん、お世話になりました。
次は秋の合宿で、お互いに成長した姿でお会いしましょう。
福島支部長とUさんも合宿には参加されるそうで。
楽しみにしています。

Kさん、Nさん。二次会どころかサウナにまでお付き合い戴き、有難うございました。

Kさんがボンが新卒後の配属先、K市在住は知りませんでした。
今度ボンと涙の別れをしたあの娘の消息を確認して貰うかな(大嘘)。

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5月6日(土) 上達の王道−その2    by ハルカゼ

稽古前、少年部の稽古が終った娘と話をしていると、「組手をやらない時はいい人」のGさんがやって来た。
娘の読んでいる『拳児』を見つけて「今のうちから英才教育ですか」とニヤリ。

「いやぁ、最近の漫画ってくだらねえの多いですから、買い与えないんです。
                               だから、ウチにあるワシが読んでいた昔の漫画読むんですよ」
「なるほど〜」

馬鹿話はそこそこにして立禅を組み、先生がみえて全員集合。
指導の前に昇段者三名の紹介と、昇段に際しての所信表明。
奥入のYさんは、稽古の一里塚へ辿り着いた感動を、
目録のKさんは六年前の入塾当時からこだわって来た基本、特に立禅への思いを、
後目録のGさんは“生涯現役”を目指す決意を、それぞれに熱く語った。
うむ!ワシも負けていられないぜ。

さて、今回の指導の主題も基礎の練体法と矛盾力について。
力の出し方に続いて、最近立て続けに行われた格闘技興行に関する先生の感想と見解を述べ、
矛盾力が生み出す“状況の変化に対する対応”についての解説。
一流とそうでない者の差はこの対応にある、とのこと。
でもって、その“一流”の動きをふんだんに目の前で演じてくれる。

本日の前半部分のほとんどが、先生が喋る⇒実演⇒また喋る、の繰り返しで、我々はそれほど汗をかかない。
でも、4/29 の日誌にも書いたとおり、先生の指導は「悟りへ導く」ことが眼目だから、
こんな時は先生の感性を肌身で感じることに徹するのが一番。
太気は枝葉の知識や小技、あるいはスタミナや筋力トレで目先をしのぐものではない。
澤井先生から高木先生に伝えられた拳の本質、そして“想い”や“感性”を感じ取ることが全ての始まりだと思う。
いくら太気の動きやってみても、これがなかったら、仏作って魂入れず、である。

さて、話を冒頭へ。
身内話で恐縮だが、娘はこの10ヶ月で『拳児』全21巻を20数回読んだ。
なんでも、「あのな〜、一回ごとに新しい発見があるねん」とのこと。
願わくは、登場人物の拳法の枝葉末節や技の解説にとらわれず、
描かれているストーリーの雄大さから何かを学んで欲しい。
だって、俺と同世代で「『拳児』愛読者でした!」とかぬかすヤツって、
青白い拳法オタクが多くて話にならないことが多いんだよね。

世の武術オタク君に『拳児』に出てくる有難いお言葉を教えてあげる。
よーく噛み締めるよーに!

学ぶには、上達と下達がある。
上達とは、小技にとらわれずに物事の根本を理解すること。
下達とは、小手先の技ばかり集めることに執着して、根本を理解しないことだ。
根本をつかむんだ! (小学館 少年サンデーコミックス『拳児』)

んなわけで、上達目指すみんな(ワシを含めて)は、仏を作ったら魂入れようね!

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5月5日(金) 大阪支部日誌    by ボン

GWも終盤に差し掛かるこどもの日、ボンは大阪に来ている。

ブラジル支部から福島支部長の一番弟子のUさんが一時帰国しており、
地元の大阪での練習があれば「参加させて戴きたい」との高木先生に連絡があったためだ。

このUさん、大層な好漢で、ハルカゼとボンの渡伯時に一方ならぬお世話になった恩義のある人であり、
来日とあれば顔を出さなきゃ男が廃るというもの。高木先生の許可を戴き、一路大阪に向かいました。

Uさんだけでなく、大阪の皆さんもこれまた非常に気の良い好漢であり、
ボンは年に一度か二度ながら、お会いできるのを楽しみにしています。
高木先生が毎回は参加されないという環境で、何年も地道に支部を作り上げてこられただけに、
太気拳への想いが強い人達ばかりだからではないか、とボンは感じています。

残念ながら単身赴任のUさんはご家族との予定あり、金曜は飛び入りはボンだけとなるが、
折角のお誘いにはキレイな体で、もとい、折角の機会には練れた体で参加するのが礼儀。
17時開始予定の大阪城公園には少し早めに到着し、しっかり立禅をやりこむ事にする。

徐々に大阪の皆さんが集まってこられ、10名ほどで練習開始。
今日は指導員のKさんの指導。押忍、宜しくお願いします。
お題は「発力」で、普通に胸に手を触れる、立禅の手の形、
等複数のバージョンを練習する。

立禅の形からのバージョンは、
高木先生の言われる「禅の形」を維持する感覚が無いと、
攻め側も受け側も練習として成立しない。
これは良い練習です。
流石はKさん、「大阪支部きっての理論家 by キューピーさん」。
ボンも手を取ってやり方を教えて頂きました。
あとで東京に持ち返って練習します。

大阪での指導員担当練習は、展開が二週目の柴又の練習に似ているようだ。
指導員が解説し、それを皆でやりながら、経験の長い人が個々に輪を作って教えています。
そうしてそこかしこで輪ができ、ふと大きな輪が出来たかと思うと、また個々に戻って対練。
誰がどんな感覚で、何を練習しているか、色々と聞けて興味深いです。

最初の発力から、軸への重心の落とし込み方、立禅や這いのやり方にと、どんどん各所で展開していきます。
最近新聞に掲載された仮面ライターことTさんには、這いの体の使い方を実演付きで皆で教わりました。

それから掌打合わせと推手で練習は一通り終了。
が、ふと気付くと木の横で足の太い、体のデカイ人が禅を組んでいる。
「金の取れるスクワット」の指導員のNさんだ。
推手やられないんですか?え、今日は「立つ日」?成る程、大腿四頭筋の養成日ですね。
しっかし、太い足だなー。いつ見ても芸術的ですよ、これは。

その後は近くの居酒屋にて飲み会。拳法談義、バカ話に花が咲く。
Tさんの「上海の達人」、KさんとNさんの中国拳法マメ知識、楽しゅうございました。
よーし、明日も頑張るぞ。

意気込んだものの、宿泊先へのサウナに迷いまくるボン、はNさんと紅一点のKさんに連れて行って戴きました。
かたじけない。

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5月4日(木) 神経が向いているか?    by ボン

世間はGWで行楽真っ盛りの中、本日も午後から仕事で10分前に駆け付けるボン。
とはいえ短時間でも練習前に立禅が出来るのは、身に沁みて有難い。
10分でもやるのとやらないのでは、その後の練習の切れが全然違ってくるのだ。

練習前に高木先生の最近あった格闘技興行についてのお話しがある。
とある試合の決まり手についてなのだが、
「澤井先生なら『君は武道に神経が向いてないなあ』と言われてしまいますねえ、あれは」との由。

澤井先生は何を言いたかったんだろう?とボンは考える。

武道に適した神経であるならば、澤井先生の言う「神経」は単なる「運動神経」では無い。
そもそも格闘技の興行に出る選手なら、運動神経は折り紙付きの一流選手ばかりだ。

キーワードは「武道に向いてない神経」です。皆さん、考えてみて下さい。
んで回答が分かったらボンに教えて下さい(w

推手ではボンは最後の2人目が高木先生、しかもその後は「黒帯前の人は集まって下さい」で始まる、
高木先生が最近熱意を傾けている初心者講習会(15分〜20分位か?)となり、
推手で息の上がっているボンには辛い。だが頑張って這う。

丁度6歩(ボンは這いは時間ではなく、歩数で計る)所で先生より「ボンさん、ちょっと良いですか?」とお声が掛かり、
皆の前で推手となりました。その際に先生は何と片足で推手をしていたのだった。
それでも良いところを取らせて貰えず、最後は飛ばされました。う〜む…。

今日は久方振りの面子が揃ったので、白木屋でスペシャル・トレーニングへ。
その時の写真なんですが、いやー、今日も人が多いです。
座敷テーブルが狭いこと狭いこと。

A機長、ロレツが回ってませんけど、明日は飛ばないんですね。
なら大丈夫。

 

 

 

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5月3日(水) 身体の変化    by ハルカゼ

筆者ハルカゼも、世間様の暦通り5連休。
娘の「美味しいお魚が食べたい」、の一言で三浦海岸まで出かけることとなった。
海岸についてしばらく、レスリングのまね事をしたり波打ち際を走ったりして遊ぶ。
日曜日にも鬼ごっこで遊んだのだが、その筋肉痛もやっと抜けた。

筋持久力がめっきり衰えたハルカゼも、砂浜では比較的他人より優勢に走れる。
これは、稽古しているおかげ。興味ある方は試してください。
腰高で動くのと、太気のような腰の落とし方で動くのと息の切れ方が違います。
ただ落とすだけではなく、始動の仕方も普段の歩法の稽古のようにやらないと、やっぱりへたばります。
どうやるかって?試してみりゃあ、分かります。

夕方まで遊んだら、電車で高田馬場へ。ゆったり禅を組んで稽古開始。
今日の主題は「争力と矛盾力」のお話。
自分の身体の各部位同士、そして、身体の各部位と外部との間に抵抗感を作り出すことで生み出される動きについて説明を受ける。

今日のハルカゼ、何度となく伺ったお話の中に、昨年と違った気づきを見出す。
受け手としての自分が少しづつ変化してきていることを実感する。
動きがいつもよりしっくり来る。
何だか調子いいな、今日のオレ♪砂浜で走ったのが効いているのか、足が地についているぜ!!

・・・今日の話は初心者には(勿論ハルカゼにも)難しい面・分かりにくい面があっただろう。
最初は理路整然としていた話も、最後は色々な方向に飛んじゃったし。
でも、芸事の楽しさってのは、この混沌とした中にあるんじゃないのかな。
先生がおっしゃった言葉が、それを端的にあらわしていますのでご紹介しときます。

〜世の一流といわれる哲学や宗教、芸術ってのは、言ってみりゃ矛盾だらけなんだよね。

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5月1日(月) ゴムを伸ばす    by ボン

今日は連休初の平日練習。
さて、何人来ているだろうと仕事を終えて駆けつけると、おお、20人を越えているではないですか!
今日も新入塾の人が1人、長らく休んでいた人の復帰が2人。
いやー、スゴイ。皆さん熱心です。

この日の練習も最近主眼を置いている基本だ。
定歩での開合試力、そして体のあらゆる部分にゴムを付けての試力で、太気拳に必要な感覚を養うべく回数をこなす。

毎度のことですが、高木先生を見るとホントにゴムが付いているように思えて仕方が無い。
「手先を柔らかく」と強調されるが、手先だけであの協調・統合感が出る訳が無い。
「体の中を使ってこう、伸ばして開くんです」と説明があり、
やはり体全体が動かないとこうはならないんだなあ、と実感しました。

昨年の合宿の帰り道、ハルカゼ夫人の「のすけ。」さんがいみじくも言った
「高木先生の太気拳は王者の風格があると思うんです。
優雅で滑らかな感じで、コセコセした動きが全く無いと思うんですよ」が思い起こされる。

一撃に賭けるのも良い。
こまめに手を出して勝つのも良い。
が、我々至誠塾生の目指す先は高木先生。
そして高木先生の師匠の澤井先生だ。
高木先生がいつも話される澤井先生の太気拳は、鷹揚でゆったりしていたというではないか。
夢を語るだけでなく、一歩ずつその高みに近づいていかねば。

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4月29日(土) 上達の王道−その1    by ハルカゼ

今日はGWの第一日目。
塾生の中にも本日より9連休という人たちも居られるようで、羨ましい限りであります。

さて、今宵も定刻になる前に結構な数の塾生が集まり、
先生の指導が始まりました。
今日の題目は太気の動きを生み出す「基本的な身体の練り」。
太気拳はどのように動き、
その動きの根底にあるものについて先生が熱弁をふるう。
末端である指先から空間を練るように全身を連動させ、
突如として爆発的な動きを披露し、様々な身体感覚やイメージを語り、
また動く・・・。

 

ここまで読んで頂いて、
「ずいぶん漠然とした書き方だなあ」とご不満を抱かれる方が多いのではないか、と思います。
そうなんです。
今日の稽古はとくにそうなんですが、先生の指導は「こんなやり方、動き方があるよ」という“情報提供”の要素って少ないんですよ。
大げさな言い方すれば、「悟りへ導く」っていう感じなのかも知れません。

だから、理路整然と話すことは勿論あるんだけど、それよりも“感性”を伝えるっていう要素が非常に大きいんです。
そんなわけで、話があっちへ飛び、こっちへ飛びってことが結構ありますが、
最後はなんだか繋がっちゃう、ってことが往々にしてあります。
だからねー、初心者の方、あまり小さなこと拘らず、先生の動きと自分の動きの違いに目を向けて、
それを埋めるべく何度も繰り返す、っつうことが上達の王道かと思いますよ。

「上達」については、また後日書いてみたいと思います。

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4月22日(土) 懐かしい顔ぶれ    by ボン

練習開始前の立禅で、ボンの隣には2年近くインドでIT系の仕事をし、
先週戻ってきたばかりのTさんが。お久し振りっす。
「インドで仕事」と聞くと「レインボーマン」を連想せずにおれない37歳のボン。
ダイバダッタは居ましたか?居ませんでしたか、ああ、そうですか。

さて、今日のお題は重心軸とその意念の持ち方だ。
これは練習後に特別に初心者講習会を持つ程、高木先生が重要視されていることです。
体重の重いボン、先生が「推手で軸を使って力を使わずに飛ばす」技法の説明時には相手として使って戴けることが多い。
脂肪込みとはいえ、元体育会アメフト部所属で100K近いボンが全力で圧し掛かっても軽々と飛ばされます。

抗えずにフワッと飛ばされてしまう感覚があるので、
若しこの技法を自分なりに理解していなかったら、「なんで?どうして?」と?
マークの嵐でくねくね♪と悶絶してしまっていたでしょう。
単に前傾して力と体重を掛ければ良い訳じゃない。
それでは組手や身体改革に繋がる稽古として成立し得ない。

体勢や重心の持ち方次第で力を使わないで
大きな相手を制することが可能な太気拳。
その感覚を磨く推手、単純に見えて奥が深いです。
結局は立禅・這い・試力以外では磨けない感覚なんですね。

本日入門の大学で体育会系テニス部引退直後のSさん、
先生に促されて「サーブの瞬間」を道場で実演する。
高木先生、「軸が通ってます」と絶賛。いやー、入塾初日で必殺技?
お披露目とは、素晴らしい。楽しみな若者です、
とジジむさいことを思ったボンでした。
 

もう半年ほど見ていない為、
殉職したとの噂があった警察官のTさんが来ました。
上司との軋轢で大変そうでした。
その上司、「逮捕術の練習に最適です」とかゴマかして
至誠塾に連れて貰えれば、ボンが責任を持って恨みを晴らして差し上げるんですが(w

来なくなってしまった人にも、社会人である以上色々な事情があるでしょう。
それでも時間を捻出して太気拳を学ぼうとする心は本当に頭が下がります。
仕事が忙しいなどとボンも言い訳しておれません。
もっと励まないと。

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4月19日(水) 太気への想い    by ボン

最近の深層筋を使った練習の際に、高木先生が必ず引き合いにだされるエピソードがある。

大学時代の空手で「腰を落として猫足立ちのまま進む」という練習で、
「口から泡吹くまでやってました。キツければキツいほど良い練習だと思ってました。でも違ってたんですよね」との由。
また「阿波踊りの名手は何時間も踊り続けるので、『すごい鍛錬してるんだなあ』と思ってました。
ですが、それも違ってたんですね」とも言われています。

ではどうすれば良いのか?

太気拳は明快な回答を持っている。
それは「力を使わない」です。
とは言え、手の上げ下げ、じっと立ってるだけ、極論すると呼吸するだけで筋肉、つまり力を使います。

じゃあ「力を使わない」なんて、絵空事じゃないか?

「力=筋肉を使わない」のではなく「力まない」のです。
「余計な力を使わない」のです。

「力まない」って、具体的にどうすれば良いんだ?

そこは高木先生の名指導を聞きに来て下さい(w

いやいや、冗談と笑うなかれ。
最近とある身体技能系の書籍にいたく共感されたようで、
最近の高木先生の指導は自身の感覚についてのオンパレードなのだ。
「太気で得た俺のこの感動、みんなも感じてくれ!」との先生の想いがぶつかってくる熱弁です。

私の役目は皆さんにこの場で強くなって貰うことじゃありません。
ここで学んだ事を家に持ち帰って練習して貰うことです。
そのやり方を教えてるんです。

高木先生がふと口にされたこの一言が、如実に物語っています。
至誠通天。自分が好きじゃない事、燃えていない事に、他人の注意を向けさせるなんて出来る訳がない。

弟子の我々が師匠の想いを疎かにしてはいけない、と自戒してアフターに励むボンでした。
でも体重が重いから這いがキツいっす。

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4月17日(月) 天国に一番近い島    by ハルカゼ

昨夜澤井先生の御墓参りから帰宅後、
読書して原稿書きに夢中になっているうちに就寝は午前五時過ぎ、起床は七時半。
三十代後半の身にはつらいのだが、せめてこの時間は起床して朝稽古をせねば、
「会社休んで美味しいランチ計画」が娘にばれてしまう。
娘を欺く為に身体に鞭打って稽古を始める。

今日は前々からどうしても食べたかったモノがあったため、有給を取ったのだ。
十分に時間をかけて朝稽古を終え、昼前に銀座に出発。
“天使の海老・絶品フライ”を食し、河岸を変えて逸品の珈琲を味わう。
十分な栄養とスマトラ・マンデリンのカフェインを入れても、脳だけが覚醒し、身体は重い。

家内を見送った後、渋谷の漫画喫茶で一時間ほど横になり下北へ。
ゆっくり禅を組んでいるうちに先生がみえ、稽古に入る。
本日の稽古も前回までと同様、深層筋の使い方と、それによる技術の質的転換が主題。
とにかく難しいが、なにしろ、初めて聞く人にとって、否、何度も聞いているハルカゼにとっても「目からウロコ」の新鮮な内容だ。
聞いていない塾生は、近いうちに参加すべし!

休憩の後、掌打合わせ・推手、そして這を行って終了。
が、試練はこれからであった。
稽古終了のタイミングでやって来たボンを捕まえた先生、いつも通り推手でじっくり蹂躙。
何だか今日は一際激しい。
何度もすっ飛ばされ半泣き顔のボンを、さらに崩す。

ハルカゼも覚悟を決めて待機。先生のご指名。
お、今日はランチで贅沢したせいか、いつもより、力が出るぜ!・・・
というのは思い込みだったらしく、あらゆる方向に揺さぶられ、崩される。
マジで決死の思いで立ち向かう。全身が酸欠状態となり、心拍数が限界まで上がる。目がかすみ始める。
一昨年、亡くなった爺さんが見えるな。
もうどうでもいいや・・・。解放されたときは、行き倒れ状態。

そう言えば天使の海老の故郷って、「天国に一番近い島(ニューカレドニア)」だったよなぁ・・・。
海老の呪いか、マジで死の淵を見たよワシャ。
今までの推手でいっちゃんきつかった!!おっと、それから良い子はたっぷり睡眠取るようにね!

私(ハルカゼ)は断言する。
推手も限界を超えれば死に至りうる!と(『太気拳、もし戦わば』)

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4月16日(日) お墓参り    by ハルカゼ

今日は澤井先生のお墓参り。
池袋に集合していざ出発。
昨日の予報では雨降りだったのでチョット心配だったが、何しろワシらは普段の心がけが違うし、何より澤井先生がついている。
きっと、晴れるに違いない!と思ったら、快晴とまでは行かないがまあまあの天気だったので一安心。

HP管理人の館長と馬鹿話しながらふと向こうに目をやると、
高木先生、話が興に乗ってしまい、車内で動き始めてしまった。
ま、日曜の空いている時間・路線ですので皆様ご勘弁を。早速その様を携帯で激写し、
写メールで本日不参加のUさん、大阪支部・キューピーさん、同・Kさんに送付。
みなさん、楽しんで頂けたようです。
今回は特別に先生にお叱りを受けるのを承知で、その写メールを公開致します!!

てなわけで、澤井先生のお墓に到着し無事、お参りを果たす。

基本的にワシは毎年参加していますが、毎回澤井先生には、新鮮な気持ちに立ち返って稽古に励むことをお約束させて頂いています。
お参りの後は、記念撮影。各自、先生とのツーショットでの写真を撮らせて頂く。
撮影後、先生はお墓に向かい「今年も、十五名が来てくれました・・・」と語りかける。

我々は澤井先生から数えて三代目。
いずれは我々の世代が中核となって、太気を継承して行かねばなりません。
澤井先生を直接知らない我々にとって、今日撮影した写真は言ってみれば、いわば“血統書”なわけです。
心せねば・・・、と心身が引き締まる。

             

池袋まで戻って一旦解散した後、飲み会。
一家で先生の前に着席させていただき、色々なお話を聞かせていただく。
楽しい時間はあっという間に過ぎる。
20時ちょっと過ぎになり、名残り惜しいけどお開き。
この時間、この場を共有できる仲間がいることに感謝。
それと、幹事を務めてくれたIさん、Oさん、T君、お疲れ様でした。

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4月15日(土) 最近の稽古    by ハルカゼ

やって来ました土曜日!最近は稽古が楽しくて仕方ない。
小僧っ子の時代から、二十数年、武道を稽古しているが、最近は特に楽しい。

今日も深層筋を使った“引っ張る”蹴りや打法、全身の連動について説明を受ける。
特に重点を置いて説明されたのが“這”の動き。
ここ数年、先生の言われる這が出来るように悪戦苦闘して来ただけに、腑に落ちる。
とは言え、まだまだ先生の動きの完成度には程遠い。

稽古歴はそれなりに重ねてきたハルカゼ、武道・格闘技の技術の方法そのものは、大概のものは見ればピンと来る。
しかしながら、それ自体にはある意味、取り立てて重きを置いてはいない。
その動きが、どこから生まれるのか、どんな仕組みなのかが身体で分かっていないと意味がない。

嬉しいのは、太気の禅・這・練を学ぶことで、
今まで学んできた武道の教えがそれぞれ独立したモノではなく、渾然一体となり始めていることだ。
自分の体が変わることで、「色々な技法が独自にある」のではなく、
「一つの体が色々な表現をする」という状態に近づいている気がするのだ。

これは、実は武道を始めた時からのテーマであった。
勿論、全くばらばらに技を寄せ集めてきたわけではないのだが、
「奏でる楽器は違っても、身体は一つ」という状態を作り出すのはそれほど容易ではない。
でも、最近、どうやらそれが自分にも出来るのではないか、という希望が芽生えてきた。
毎度毎度、推手(や時に組手)で先生にゴネゴネに崩されまくっても、これがあるから辞められないんだよな〜。
別に今日も歯が立たなかった負け惜しみではありまへん。押忍!

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4月13日(木) 開合試力    by ボン

今年に入って初めて平日の練習で、開始前に立禅が出来る時間に参加できました。
練習前にきっちり立禅。やっぱりいいっす。気分が入ります。

そんなボンにおあつらえ向き、今日は基本の練習となる。久方振りの定歩での開合試力だ。

開合試力は平推試力と並んでボンには思い入れのある練習で、
この2つで手と体の使い方の取っ掛かりに気付く事が出来たのだ。
高木先生も「兎に角、こんなので切っ掛けさえつかめれば、あとはどんどん分かってくるんですよ」と仰り、
その感覚を応用した動きを見せて戴く(これが絶対真似できない)。

高木先生も今日のような地道な練習と、何年も澤井先生を目の当たりにした経験があるからこそ、今の姿がある筈。
先達が「取っ掛かり」というこの原点、努々疎かには出来ません。
いつでも初学に立ち返って向上できるのが太気拳の良いところです。

先生の説明に注意しながら、出来るだけ丁寧に繰り返す。
今日も体のとある部位の使い方について、先生の感覚を教えて戴く。
それが「取っ掛かり」なんですね。
基本は楽しいです。

練習後は高木先生がハルカゼを推手の相手にご指名。
おーおー、今日も飛んどるわい。あ、でも次は俺かI館長かな。立禅立禅。
あ、ワタクシメですか。ではお願いします。

朝の雨と湿気で地面が滑るので、ボン得意(というか唯一の手段)の力での抵抗が利かない。
いつもよりも景気良く飛ばされました。

とはいえ最近推手で手先だけでなく、体も少しは付いてきていると感じます。
単なる思い込みか?でも太気拳は「気と気分だけの拳法」だから、そういうことにしておこう。
連日高木先生に鍛えて戴いているからだろう。
有難いことです。

でも、うおっ、飛ばされる、危ねっ!

 

番外編  Oさん復活 by ボン

今日は途中から仕事で柴又に来れなくなっていた、元少年部師範のOさんが参加。
異動で職場が遠くなって以来、我々HP管理人の必死の捜索にも拘わらず、Oさんの目撃情報は途絶えていた。

そんな我々管理人達の目前に姿を現したOさん、ここで捕獲せねば二度とチャンスは訪れない!

今年は初めてじゃないか?お久し振りです。猿人バーゴンよりも目撃情報少なかったですよ。
え、また異動で近くになりましたか。じゃあ近々復活ですね。素晴らしい。

と思ったら、最近入った元同じフルコン空手出身のフランス人のA氏を相手に、休憩時間を利用して仲良くなって教え始めている。
Oさん学校は不滅だ。

高木先生にたっぷりと推手で絞られ、息が上がって休んでいると、
ん?あそこにOさんの奥さんと娘さんのYちゃんがいるではないですか。
よし、ご挨拶だ。お久し振りです。お、Yちゃん、おっきくなったねー。

「おとうさんの真似♪」と腕回し練りをやると、「うん、やってるよー」とYちゃんも真似をしながら笑う。
Oさん、マメにやってましたね。
柴又への復帰、お待ちしています。

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4月12日(水) 分かったつもり    by ハルカゼ

ここ数日冴えなかった天気も、何とか今日は持ち直したので、時間を作って馬場の練習に途中参加。
今日は立禅・揺・練を題材にして、指先から体幹部をつなげて行く動きと感覚の解説である。
指先から手首、肘と器用な末端から徐々に鞭のように動かして行き、体幹部や股関節をも動かし柔らかく全身を連動させる。
全身をつなげる事で攻防が二次元から三次元へと進化してゆく。

ただし、攻防の動きに自由につなげるまでは何年もかかる、とのこと。
何しろ自分が出来ていないところを自覚し、味わって稽古をしなければ、太気は簡単に我流になってしまう。
“有形無形”という耳障りの良い言葉を都合よく解釈してしまう危険性が常にある。
「何年もかかるものだ」、とある種の覚悟を決めて、勝手に“分かったつもり”にならず、
師の動きと自分のそれとを照し合わせて稽古するべきと自戒した次第。

一方で先生の動きの外見とらわれるだけでなく、その動きの根幹をなすものをつかむ事が大事だ、とも思う。
外見の奥にある内面をつかむ、これは思考の三次元化かな。
三次元の拳法は二次元思考ではつかめない気がするのは筆者だけだろうか。

全体練習終了後、自主稽古中の者を集めた先生が、大変興味深いお話をされた。
先生のお知り合いの空手家の方が立禅を稽古されるようになってから、
自分の中の隠れた能力や本能とも言える感覚が目覚めてきた、というのだ。
先生曰く「だからね、立禅を伝えるものには重大な責任も伴う。・・・と。」

つまり、自分の持っている能力を増幅させるのならば、もともと危ない資質を持つ者にはみだりに伝えるべきではないし、
修行者は澄み切った心で取組まねばならない、という事なのだろう。
澤井先生が太気“至誠”拳法と名付けた訳が“分かったつもり”になったハルカゼであった。

 

番外編 by ハルカゼ

そうそう、大阪支部のTさんの記事が読売新聞(大阪版)【市井の人の趣味】に掲載されたとの事。
詳細は記事を読んでいただければ、と思いますが、
何しろ大学時代から二十数年にわたって武道をライフワークとして追求されてきたTさんの、
長く続けるコツ、そして時間の無さをカバーするための心がけ等、多くの方の参考になるかと思います。

ご多忙な日々を送られているにもかかわらず、
素晴らしい実力(もはや、趣味の領域ではゴザイマセン)を発揮されるTさん。
ローマは一日にしてならず、っつうやつですかね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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4月8日(土) 二週目の柴又    by ボン

今日の参段指導はUさんの担当だ。
最近先生の練習も基本的な体の使い方に重点をおかれているので、
それを踏襲してか、太気拳では「揺り」とも呼ばれる勾掛試力に於ける体の使い方から始まる。

指導員としての長い経験が活きているのだろう。
Uさんの指導と注意点は非常に丁寧で細かい。
足の使い方、重心移動、意念、手の形、体の位置などなど、傍目にも「確かに説明の通りに使ってる」と思わせてくれる。

太気拳は大原則を外さない限り、
個々人の体と意識に合わせて良いものだとボンは考えている。
というか、同じ人間が居ない以上違わざるを得ない。
勿論ボンとUさんでは体型も心も違うので、意念や体の使い方も違っている。

が、それを敢えて言われた通りにやってみる。
そうすることで、普段の先生の教え方と違う視点により気付く何か、
「大原則」に繋がる何かに気付かせて貰えることもあるのだ。
自分が慣れでこなしてしまい、落としてしまっている何かに気付かせてくれる。
これが二週目の柴又の醍醐味だと思います。

今日はUさんの「足の使い方」の説明の中で、「あ、この感覚は抜けてたな」と気付かせて貰ったのが1つ。
逆に開合試力の説明で、「これは全く同じ意念でやってるんだな、ふっふっふっ ( ̄ー ̄)ニヤリ」と思えるのが1つ。

平日は仕事で参加が難しくなっているボンにとって、土曜の柴又は貴重な時間です。
Uさん、有難うございました。

が、Uさんは練習後の養老の後で「もうちょい金町で飲みませんか?」とスペシャルトレーンング二次会の言いだしっぺにも拘らず、
居酒屋への入店直後から明け方まで殆ど寝続けるという、S先輩並みの偉業を成し遂げました。

これよりUさんは「U先輩」という素敵な称号が付きます。
塾生の皆さん、よろしく♪

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4月6日(木) 意識の速さ    by ボン

今日も仕事で遅くなり推手からの参加となる。
予想通り普段の練習場所の広場は花見客でごった返しており、公園内の歩道で練習していました。

練習後は高木先生と推手をやらせて戴く。
今日の先生はじっくりと、しかし強大な圧力をかける推手だ。
バランスを崩されると無駄な力みが入る為、ボンはこちらの方が疲れ難くて長くやれるので有難い。

とはいえ、大事な所は全く取らせて貰えず、何度も押し切られてしまいます。そんなこんなで疲弊しまくって終了。
まだまだ全然元気な高木先生は館長、Hさん、T君と、次々と毒牙にかけて、もとい、推手で稽古を付けておられていました。

その後で再度ボンが呼ばれて推手。
今回もじっくり推手でしたが、ボンが推そうとしたとある一瞬、高木先生の反応が突然の変化みせる。
瞬時に腕を開かれたが全く反応できず、慌てて体勢を回復させようとしたものの、
更に瞬時に崩されてしまい、数メートルを一気に押し切られました。

高木先生に崩される、押し切られるのは実力が違い過ぎる為で、今更驚きません。
が、今日の瞬間の意識転換には驚かされました。
先生との組手では手の利きが全く違うと感じていましたが、意識の速さの結果だと痛感。
また居残り塾生への推手と組手のお話し、非常に勉強になりました。
有難うございました。

皆さん、時間の許す人は練習後に残ってれば、福があるかも知れませんよ。

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4月3日(月) お花見    by ボン

今日は下北でお花見である。
偽総裁ことIちゃん(♂)、至誠塾の武蔵ことOさん、そしてT君らの幹事による仕切りだ。
どうせ仕事で遅くなるボン、Iちゃんからの特命、「巴蜀で料理買ってきて」を受け、バイクで巴蜀へ駆けつける。

白切鶏3人前とホイコーローを買って一路会場へ。
丁度ツマミが少なくなった所へボンが登場したのでガンガン料理が無くなっていきます。
あ、誰かホイコーローのタカの爪食ったな。
「辛ええ!!」とか騒いでる。うしししし♪

久方振りの登場(ってボンが出てないだけかも)のA機長、ガンガン飲んでますね。明日は飛ばないんですね。
でかいNさん、相変わらずでかいっすね。
柔道強豪の某校教師(柔道の先生ではない)のMさん、え、ニュージーランドへ出張してましたか。
それはお疲れ様です。やはり羊は多かったですか?

ハルカゼ夫人の「のすけ。」さん、かなーり酔ってませんか?何で「。」が付いてるんですか?
複数の塾生から質問が来てまっせ。

そんなこんなで、最近来ていなかった塾生の皆さんに会えて楽しいお花見でした。

最後に恒例の一言を。

Iちゃんは男だったぜ!

Oさん、T君も男だったぜ!

高木先生、ご自宅からのコンロとヤカンの運搬、お疲れ様でした!

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