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9月30日(土) 無駄な力 by ハルカゼ
稽古前にくつろいでいたハルカゼの目の前に懐かしい顔が。
「よぉ!久しぶり。元気でやっている?」差し出された手を握り返すと、相変わらず力強いグリップ。
ブラジルはサンパウロで至誠塾の支部を主催するF支部長。
帰省と合宿に参加する為に一時帰国されているのだ。
積もる話はさておき、先生の指導が始まる。
まずは立禅についての解説、その後、先週同様に逆手の練習。
何人か相手を替えながら数種類のパターンを繰り返す。
なかなか難しい。
残念ながらこの日はハルカゼと同等以上の握力を持つ稽古生が少ない為技で極めているか、力によるものかはちと不明。
先生が質問に答える為、F支部長を受けに立てて技を示す。
Fさんの前腕に紐を束ねたように筋が走る。
かなり強い握りだが、力の隙間を縫って簡単にはずす。
本気になってもう一度握ったが、今度は瞬時に小さい動きで腕を抜く。
続いて闘う総務部長・Uさん、G流空手の全国大会を連覇したU君や不肖・ハルカゼなど、腕力自慢が挑むが結果は同じ。
「力の方向を知れば、意外と簡単。力は要りません」と言われるが、上手いヤツは力に隙間が無い。
「逆手が出来る人は、抑えるのも出来ます。ほら♪」ぬ、ぬ、抜けません!やっぱり、ハルカゼの逆手、力技のようです。
太気の打つだけではない、もう一つの面が見られて楽しゅうございました。
稽古終了後、アフターでF支部長に指名されて推手。
最初は普通にやっていたのだが、中盤以降からガチンコのケンカ推手に。
懐が狭まり、手に近い部分での攻防が増えてしまい、
取っ組み合いの一歩手前。
高木先生も苦笑いしながらも空間の取り方、
中心の極め方について指導くださる。
お話をうかがう間も息の乱れがおさまらない。
Fさんより10歳若いハルカゼ、相手のスタミナ切れを狙う作戦に出るが、
先にスタミナ切れしたのはハルカゼ。
いつもはまずスタミナ切れしないのに。
逆手同様、力が入っている証拠ですなー。
まだまだです。( ´・ω・`)しょぼん
この後、またもや焼肉に行ってしまったのは言うまでもない・・・。
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9月24日(日) 心に響く言の葉 by ハルカゼ
疲れを癒す為、栃木市の秘湯に立ち寄る。
帰り道に昨日先生も稽古前に紹介した佐藤先生のご著書『心に響く言の葉』(気天舎)を探す。
何件か当たったら、武道・スポーツコーナーではなく、エッセイや心の分野の書籍と一緒に並んでいた。
大急ぎで帰宅して読み始めた。
すぐに引き込まれ、一気にむさぼり読む。
なんと内容の豊かな本なのだろう。
なんと豊かな人生なのだろう。
そうとしか表現しようがない。
何しろ高木先生が心酔する佐藤嘉道先生なのだから、当たり前といえば当たり前なのだが、
あれこれと書評めいたことを書けば書くほど、自分の言葉が薄っぺらいものに感じられてくる、
それほど豊かで重厚な内容の本だった。
前にも書いたが、ハルカゼが太気拳を知ったのは『拳聖澤井健一先生』の初版を手にした中学二年の時。
あの時、自分がいつか太気拳を学ぶであろう事を確信していた。
一昨年、欧州の先生を迎えての太気拳総見稽古打ち上げで、
佐藤先生にボロボロになった初版本にサインを頂いた。
感無量だった。
佐藤先生が『拳聖』を著したのは37歳の時。
ちょうど、今のハルカゼと同じくらいの年齢だったわけだ。
今のオレは、仕事と自分の稽古で精一杯。
まだまだ14歳の時のオレを感動させるような本を書ける気がしない。
ところでオレ、14歳の頃のことって今でもはっきり覚えている。
そんなに昔じゃないじゃん!?ついこないだの出来事だぜ!っつうことは、
還暦までだってあっと言う間に時が過ぎちまうってこともあり得るってことじゃないか!
それだけは自分に絶対に許さない!
オレは今のオレを感動させるような豊かな人生を、豊かな心を佐藤先生の年齢までに絶対に創り上げる。
太気の稽古を通じて。
だって、こんな素晴らしい道に、素晴らしい先生方に出会ってしまったんだから。
いつか次世代の人間の指針になる生き様を示せるよう、これからの人生を大切に歩んで行きたい。
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9月23日(土) 後天的に作る by ハルカゼ
今日は秋分の日。
暑さ寒さも彼岸まで、というが確かに程よい気温だ。
これから一ヶ月くらいは暑過ぎず寒すぎずの稽古しやすい気候となるだろう。
てなわけで、ハルカゼも柴又へ向かう。
運転中に携帯のメール着信音が鳴る。
いつも稽古に行くときに立ち寄る和菓子屋さんでメールチェック。ボンからだ。
佐藤嘉道先生が新刊を出されたとか。
立禅タイムが終わり、
稽古が始まる前に先生からも嘉道先生の新刊についての話が。
「誰か買った人居ますか?」
ヤマちゃんがボンの連絡受けてすぐに購入したとか。
先生に指示で持ってくる。畳の上に広げてみんなで見入る。
「皆さんも買ってください」と先生。
さて、稽古は揺(ゆり)の説明、そして、先週に引続きとなる逆手。
そして、ここしばらく続いている歩法と盛りだくさん。
普段稽古風景を撮影してくれるボンが帰省しているため、
ハルカゼが写真撮らねばならない。
が、そこは娘に撮影を任せ、稽古に集中。
ところが、撮影任せたはずの娘は逆手に興味を示す。
それを察した高木先生が娘を誘い、稽古の輪に参加したのだった。
逆手⇒撮影⇒逆手・・・と一生懸命やっていたようだ。
歩法は相変わらず難しい。
自分なりにレベル上げた、と思ったら高木先生がレベルアップしており相変わらず背中を追いかけるのみ。
それでも、同じ人間なんだから、いつかはオレにも出来る!というのがハルカゼの基本姿勢。
先生が語る
「澤井先生はね、何も難しいことやっているんじゃないんです。いくら動いても手(の陣形)が同じ形なんです。
理にかなった動き、集中力、バランス、太気に必要なものはみんな後天的に作れるんです」
嬉しい言葉ではないか。
やるべきことは「ある」んだから、後は「やる」のみ。
理屈や能書きは、やることやった後で掴んだモノの整理に使えばいい。
やるぞ!
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9月20日(水) 継続力と集中力 by ボン
今日は「トッププロの条件」についての引用を使ってお話がありました。
@継続力
A集中力
B没頭力
C総合的な人間力
これをして、「後天的な資質ばかりなので、トッププロは作れる。
才能だけ決まるのではありません」との由。
中でも「継続力」と「集中力」に付いて、「兎に角、私のやる事を見て、
その通りに再現する努力をして下さい」と言われ、次々と動きを見せて戴きました。
ややもすると、歩法って簡単そうに見えてしまいます。
が、全身を使わねばならないので難しい。
何歩か良くても次がダメ(継続性に欠ける)なこともあります。
そこで大事になるのが「お手本の通りにやる」=「出来なくても真似る」ことではないでしょうか?
最初は意念を僅かしか持てなくても、意念を向け続けた所には必ず意識が通り、
以前よりすんなりと動くようになる。
「意念」の別名は「お手本通りにやる努力・意識」ではないでしょうか?
今再現できるかどうかは問題ではなく、「再現する為」に真似る。
その為にはお手本を目と心に焼き付けないといけません。
今までの5年間、ほぼ毎回見させて戴いてきた高木先生ですが、今まで以上にしっかり見るべし!見るべし!です。
最後に高木先生のお誕生日を祝って、
館長より花束&記念品贈呈セレモニーがありました。
毎年2週間程度遅れるのが恒例となってます(w
高木先生、おめでとうございます!
また館長発行の「裏至誠塾通信」でお知らせした趣旨にご賛同下さった皆さん、有難うございました。
この場を借りてお礼申しあげます。
でも土曜に配ってると、
高木先生に「ボンさん、裏至誠塾通信ですか?」と聞かれました。
バレバレでした。
それもまあ、ご愛嬌です。
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9月16日(土) 歩法のポイント by ボン
本日はRさんの目録昇段の免状授与式が最初です。
「100%以下だと実力が発揮できてない。120%だと気負いが生じる。
常に100%を出せる自分でありたい」との抱負。
Rさん、おめでとうございます!これからも宜しくです。
でも昔の髪型のRさんの方がいいなー、俺は♪
大の相撲好きの高木先生、朝青龍のとある一番で、
以前澤井先生が「手を掴まれた際の対処」を思い出しすシーンが
あったとのことで、その練習です。
最初は片手で相手の手を捻る動作ですが、中々キレイに決まらない。
が、先生のお手本を見ていると「ハッ!」と思うところあり、それを試すとこれが上手く決まる。
成る程、こう決めるんですね。
一頻りこの練習をしてから、本番の歩法へ。
高木先生から「良い歩法の条件」として、後ろ足の用法のポイントを2つ(もっとあったかな?)、
ご自身の感覚を元に説明がありました。
簡単そうに見えて中々に難しい。
その証拠に無理矢理その形にもっていくならば、そこでピタッと静止するとバランスが崩れる。
かと言って形が決まらないと、「良い歩法」の要件を満たさない。
ここでは書きませんが、皆さん。
非常に大事な説明ですので、ガッツリ家に持ち返って練習しませう。
推手ではOさんを相手に「相手を飛ばす」パターンを複数見せて戴く。
高木先生、そして何度もスタンディング・バッグに叩き付けられたOさん、
有難うございました。
盛り沢山の練習で時間が押しまくり、終わったのは22時近く。
ボンの知る限りの新記録達成です!(w
更には掃除後に殿、F院長さん、ボン、ヤキソバ奉行ことWさん、ヌリカベことHさんをご指名で、高木先生が推手を。
至誠塾最重量軍団(F院長以外)を蹂躙しまくる高木先生、お疲れ様でした。
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9月14日(木) カンが大事 by ボン
連日の雨の中、今日は何とか曇りで練習が出来そうなので、急ぎ馬場へ駆け付けます。
するとほぼ4年ぶりのす〜さんが至誠塾に復帰。
異動でこれからはコンスタントにこれそうだ、とのこと。善哉善哉。
また新規にAさんという方が本日入塾しました。
坊主頭のゴツイ人だが、話をしたところ、性格は優しそう。
古い塾生の復帰と新規入塾者のお陰もあってか、高木先生の指導はいつもより気分良くやられているように見えました。
下記は練習の後のお話でしたが、印象に残ったので。
太気拳には「カン」が大事。
でも「勘」ではなく、感性の「カン」なんです。
これは天性のものなのか、はたまた練習で作るものか、私にも分からないんですよ。
「自分、相手、空間、それら全てを感じる力」という意味なんでしょうか?
相手の力量は相対すればかなり分かり、手に触れててみればもっと分かる、
という事は、少しはボンも実感出来るようになってきました。
但し動きの中でそれを維持し、且つ攻め込ませない、というのはやはり至難の技だということ、以前より重く圧し掛かってます。
少し前に「構えの悪さ」を先生に指摘して戴いた時の注意点に、
普段の練習時から気を付ける様にしていますが、動きが入ると直ぐに崩れます。
手の形が維持できれば澤井先生です。
この一言の重さをひしひしと感じる今日この頃です。
でも悲壮感は全くありません。
最高の練習を知っているんですから、師匠の言葉を信じてやるのみ、です。
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9月9日(土) 大阪日誌 ナニワのど根性編 by ボン
大阪での練習も内容は東京と同じで、歩法と体の協調・統合です。
先生の説明も東京と同じですが、何せ熱い。
一ヶ月に一度しかない大阪の練習だけに、熱がこもってます。
一度にこれだけ内容の濃い説明は中々無いです。
それでも大阪の皆さん、研究熱心なのか、落とす所が無く、動きが滑らかです。
やっぱり一人稽古をやり込んでるんですね。
さもないとこうはならない。
参加回数が多いからといって、うかうかしてられません。
最後は「ボンさんは東京で幾らでもやれるから」と飛ばして推手。
隣の山みたいな体した人は片足スクワットの達人で、掘りゴタツに足の入らない大腿四頭筋のNさん。
推手中も研究熱心なのが窺い知れます。
そしてボンの苦手(というか最近諦めモード)の独立椿で締めとなりました。
練習後にコルベッティーHさんの質問に端を発し、そのまま推手へ。
そしてKさん、更には大阪支部の不沈空母Tさん(仮面ライター1号氏)とも推手となりました。
「絞って90K台」のTさんと「体脂肪30%で100K弱」のボン。
うおっ、飛ばされる!最後は相撲になってしまい、すいませんでした。
その後は恒例の飲み会へ。
参加者が軽く20名を越え、
部屋に入りきらないのでブチ抜きで二部屋をつなげての宴会。
そこで競輪選手のSさんが、「重陽の節句には菊酒で長寿を祈るんです」と
日本酒と猪口に菊の花を散らすという、まっこと粋な計らい。
更に「その重陽に生まれたんです」と高木先生の一言で、
先生の誕生祝いの乾杯になりました。
ボンの赴任先の国に駐在経験のある仮面ライター1号ことTさん、
実はボンは前も同じ国に駐在してたことがある(つまり2回目)ので、
懐かしい話題で色々と盛り上がる。
更には高木先生の神宮時代の話題、太気拳の捉え方、はたまたバカ話まで、
いつ終わるとも知れない盛り上がりをみせたのでした。
前回に引き続き、宿泊先のサウナにKさんとNさんに案内して戴き、2時半まで目の前の居酒屋にて歓談。
お付き合い戴き、有難うございました。
翌朝帰京するボン、景気良く飲み過ぎて二日酔いだったのは言うまでもありません。
大阪の皆さん。次は合宿でお会いしましょう。
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9月9日(土) 大阪日誌 ナニワの人情編 by ボン
ボンにとって今年は激動の年です。
なんと年内に海外赴任の内示を受けてしもうたのです。
赴任が近づくと忙しくなる為、今の内に縁の深い大阪の皆さんにご挨拶へと出向く。
折りしも高木先生の指導日、参加者も多いことでしょう。
という訳で、一路大阪へ。しかし
暑い。
新大阪駅に下りた途端、東京よりも絶対に数度は暑いと確信しました。
残暑、というより夏日模様で、入道雲が空に広がってます。
そう言えば、少し前まで忙しくて、雲の形なんて気にもしてなかったなー。
実兄が大阪に住んでいるので、これまた赴任前の挨拶で、先ずは兄に会う。
店を探していると、昼間っからお好み焼き屋が満員で入れないという事態に、「ここは大阪なんだなあ」と感心。
結局別のお好み焼き屋に落ち着いたら、
兄の勧めでついつい生ビールを4杯も飲んでしまいました。
おいおい、お前は夜は練習だろうが! とのお叱り
はさておき、酔いを醒ましてから練習場所の大阪城公園へ。
あ、高木先生が本日新規入塾のTさんと一緒に居る。こんばんは。
Tさん、体は大きいけど腰が低くて良い人だなあ。
お、キューピーさん、お久し振りです。
ええ、駐在さんになるんですよ。
でもまた戻ってきたら至誠塾に参加しますよ。
他にもTさん、Kさん、Sさん等等、多数の方から暖かいお言葉を頂きました。
ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
練習の前にSさんとMさんの奥入昇段免状授与式がありました。
詳細及び抱負は大阪の方の日誌にお譲りします。
Sさん、Mさん、おめでとうございます!
以下、「ナニワのど根性編」に続く。
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9月9日(土) 第二週目の柴又 by ハルカゼ
今週は少年部指導の中心となっているUさんが休みのため、不肖・ハルカゼが号令をかけて陣頭指揮。
とにかく30人からの子供を相手に、自分自身が気を抜かずに声出して突き蹴りを出さねばならない。
終了後は滝の汗。この後控える太気の部が心配だ。
大阪に指導に行かれている先生の代稽古は、最古参の一人であるYさん。
シンプルながら要領を得た明確な説明をしてくれる。
和やかな顔して平然と絞ってくれるいい先輩だ。
今日のように疲労困憊した日にはチトきつい。
いつもの事であるが、古参の塾生が担当する代稽古はそれぞれの先輩の先生の教えに対する考え方・捉え方が感じられて面白い。
今日も内容的には最近先生が教えておられるテーマについての復習なのだが、
それでも随所に「先生の動きを消化した結果としてのYさんの個性」というものが垣間見える。
Yさんの指導は基本に忠実なもので、奇をてらったものではない。
個性を出そう、とか思わなくてもキチンと基本をやることで、
自分の身体に合ったバランスやリズムで動きが出てくるのが太気なのだと、改めて感じさせられる。
充分動いて最後は片足禅。
先生同様、またぞろ終了後の「プラス30秒、行けますか?」が飛び出す。
すかさず「嫌です!」と言って笑いを取ったが、ここで止めたら男が廃る。
なんとか面目を保って終了!
ああ。マジで疲れた。
今日はアフターやって行く気力が無い。
稽古中、家内が結構キチンと歩法をやっていたので褒めてやり、ご褒美の意味もかねて焼肉へ行くと宣言。
娘も大喜び。
いい父と夫を演じたのだが、一番行きたかったのは何を隠そう、ハルカゼ。
一目散に着替えて道場を後にしたのでした。
片足禅のアドはヤギニグ!ヤギニクたよ、きみぃ!!
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9月4日(月) 下手だった頃 by ボン
本日は目録に昇段されたKさんへの免状授与式がありました。
「これを第三のスタート(第一は入塾、第二は奥入)として頑張って参ります」とのご挨拶。
Kさん、おめでとうございます!!
これからもよろしくであります。
練習の後に
「皆さん、推手が強くなってますよ。前ならもっと楽に相手を出来たんですが、
最近は油断できなくなりました」と高木先生。
そこから数名を相手にアフターでの特別推手講座が始まりました。
先生はご自分の技について、非常に簡潔に教え、惜しみなく見せられます。
いやはや、勉強になりました。
ありがとうございます(『勉強』になっても自分で出来る訳ではないですが)。
数名との推手の後で、このようなお話がありました。
「姚宗勲先生は亡くなる直前まで、1日7時間練習してたそうです。それは『自分はまだまだだ』と思っていたからです」
「澤井先生は練習中にふと動きを止めて、『王郷斉先生ならこんな時はどうしたかなあ…』と言うことがありました。
ずっと王郷斉先生の影を追っていたんですよ」
最近ふとした事から「慣れでやっている、怠けている自分」に気付いたボンの胸にはズンと重く響きました。
理屈やコツではなく、焼け付く程にやらねば。
今と比較にならない程どヘタクソだったけど、今より時間を捻出していた、太気拳を始めた頃の自分に戻らねば。
てな訳で、少し前からちょっとだけ練習時間を増やしてます。
どうせ一生掛かるんですから、「適当・不真面目・いい加減」に、気長にやります。
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9月2日(土) 第一週の柴又 by ハルカゼ
栃木から通いの第一週目。
新4号国道をひたすら走って結構快適に到着。
途中で美味しい最中の店も発見したので、毎週上京時におやつを取るのだ♪
さて、今日も歩法を含めた総合的な動きがテーマ。
ここ二ヶ月ほど主題となっているが、何しろこれは難しい。
これが出来れば太気は出来たと言って良いほどの内容だ(と勝手に思っている)。
そういえば、柴又に来る前に某武道誌のバックナンバーで岩間先生の記事を拝読したが、
澤井先生も「禅と這だけやって気が篭ったら誰も苦労せんよ」とおっしゃったとか。
禅・這・揺で静かに紡ぎ出した感覚を、様々な角度で展開させてこそ太気拳。
逆に言えば、展開させられるに足るものを得るまで、こうした基礎練習を徹底しなければならない。
稽古の終わりは独立椿でシメ。
先生!時間を過ぎてから30秒延長はキツイっす!皆が見ていなければ間違いなく足を下ろしていた軟弱者のハルカゼであった。
稽古終了後のアフターでボンが自作の袋竹刀を披露。
非常に良く出来ていて感心。
先生がそれを持って数人に稽古を付け始めた。
ハルカゼも参加し、稽古を付けて頂く。
自分の動きにまだまだ磨きをかけないと、と実感。
今は忙しすぎて朝稽古を少しやる程度だが、何とか時間を捻出して稽古をしたい。
今、心から「稽古をしたい!」と思っている。
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8月27日(日) 番外編 思い出を捨てて・・・ by
ハルカゼ
今日はいよいよ引越し。
ストレッチだけしていたら、時間通り朝八時に引越し屋さん登場。
バンバン小気味良く片付けて積み込んでいく。
あっという間に、8年半いっしょに過ごした荷物たちが積み込まれ、あとは空っぽになった家で昼寝。
一時間ほどして出発。
金曜から片付けの鬼となって、ようやく片付けた。
我ながら短時間でよくやったぜ!でも、悲しいことがひとつ。
それは!
・・・膨大なビデオ映像がオシャカになったことだ。
えろビデオじゃないぞ!80年代から溜め続けてきたボクシングの名勝負映像の大半が、駄目になっていたのだ。
ハグラーもレナードも、ホリフィールドも渡辺二郎も辰吉も、み〜んな駄目になっていた。
たまには引っ張り出して見ないと駄目なのは知っていたけど、日本の住宅事情がそれを許さないんだよな〜。
こんなことなら業者に頼んででもDVDに落としゃよかった。
ボクシングの技術そのものは武術ではないし拳法に取り入れる気はないけど、
随所に究極の反応や打撃がちりばめられており、拳法だけに閉じ篭もることを戒めてもくれる。
それよりなにより、なんつうか、男の生き様みたいなものを教えてもくれた。
一市井人のオイラも、男の美学とかチャレンジ精神は忘れたくねえな、と。
有名無名のボクサーにブラウン管を通して色々なこと教わったわけです
(それだけにいわゆる“協○マジック”には我慢ならんなぁ)。
孤独だったとき、自分に負けそうなとき、明日が見えなくなったとき、
ボクシングの試合見て自分を奮い立たせていたあの頃の思い出がなくなってしまう。
これは・・・、本当に悲しいですよ。
そんな思い出が詰まった映像、誰だってあるでしょう。
ビデオはですねえ、管理が簡単なDVDに落としておくことを、涙にくれるハルカゼはお奨めしますよ。
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8月28日(月) 究極のアナログ by ボン
最近高木先生は推手の際に今までと少し違った指導をされています。
ここでは書けないのですが、「この表現が私の感覚に一番近いかも」と言われていますので、
最近練習に来られた方は気づいているでしょう。
よし、ではやってみよう、と試すものの、上手くいかない。そうこうしている内に高木先生との番に。
崩されるのは勿論ですが、手の形が全然維持出来ません。
先生が少し手をずらせば、そのまま顔面に打拳が入り、防ぐ手立てがない位置です。
練習後に手を取って教えて戴きましたが、やると分かっている先生の動きを防げません。
頭で理屈は分かっても体が付いていきません。
( ´・ω・`)しょぼん
新しく入ったSさんの推手に関する質問に対し、
「どの場合はどうすれば良い、というデジタルな回答はないんです。
太気拳は究極のアナログですから、中々理解できません。
ですが、一旦分かってしまえば全てが繋がるんです」
と高木先生は答えられました。
そうですよね。
個々の攻防に腐心するなら、その先には器用貧乏な自分しかありません。
太い気を養い「何で勝つか分からないけど、勝ってしまう」 by 高木先生
という自分へ、根本から作り変えるのが太気拳。
別に今出来なくても気にする必要はないんですね。
この推手のやり方は、取り敢えず宿題にして、と。
自宅で勉強(立禅)しながら偶に試そう。
究極のアナログだけに、まだまだ時間が掛かります。
でもそこが面白いんです。
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8月26日(土) ナマだなあ by ハルカゼ
栃木県への引越しを翌日に控えて朝から荷造りでおおわらわ。
午後2時半に一時中断して娘と一緒に柴又へ。嫁はモチロン居残りで荷造り。
これが正しい武道家のあり方なんだが、良い子と町人はマネしないように。
奥さんが町人だと、愛想つかされます。
さて、今日のテーマも先月から続いている歩法・身法・手法の一致。
体調が悪い。連日の栃木⇔東京の往復に加え、引越し作業。疲れが溜まっているのでしょう。
それでも、稽古が始まるとノッて来て動いてしまう。
動いては息を整え、また動いては息を整える。
先生から体軸の移動について解説。
体軸をある一点に定めると体重移動が上手く行き、
スムーズな歩法につながるとの由。
なるほど。
でもこれを意識すると逆に、上手く行ったり行かなかったりする。
なんでだろ?
基本的な動き方に確率論が混じるのはまずい。
んで、先生の動きを観察。
ん?もしかして、これって「ある一点に定める」のではなく、
「ある一点に定まる」ということですかね。
先生は“定まっている”状態を感じて、それを維持して動いているように見える。
どうも、言葉で細かく理解&説明しようとすると、内容が納まりきらない。
言葉に囚われてしまったようだ。
先生の言葉を通じて、先生が何を伝えたいかを素直に掴まないと、単なる言葉遊びになってしまう。
自我というものを捨てないと、器に新しい水が入って来ない。
太気に出会った時、少年時代からの武道経験を一旦全部脇へどけて、その上で太気を吸収しようと心に決めた。
しかし、入門後6年が経過して後輩の方が多くなり、謙虚さを失っていたのではないか。
自分の頭(=色眼鏡)で太気を解釈して居たのではないか。
ちっぽけな自分に太気を合わせてどうする?
自分の器を大きくしたいから入門した至誠塾ではなかったのか。
真理(=太気)の前に素直に頭を垂れてこそ、真理はその姿を見せてくれるものなのに。
まだまだ、生(ナマ)だなあ・・・
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8月24日(木) 先々のこと by ボン
今日は練習前に「総裁」の異名を取るYさんとお茶をしていた高木先生。
Yさんが「至誠塾はスゴイですよ。5年先、10年先の事を考えてやってるんですから」と言われたそうです。
先生は我が意を得たり、と思われたようで、
「全くその通りで、現時点で『Aさんには勝ったけど、Bさんには負けた』なんて、気にする必要はないんです。
私は皆さんの将来が楽しみなんですよ」と、歩法の説明の合間に言われました。
現時点の組手の強さのみを求めるのであれば、格闘技を習えば済みます。
その方が手っ取り早いし、結果が直ぐに出て「楽しい」でしょう。
が、術理が格闘技とは違う為(最近先生が練習中に良く説明されている)、
ごく一部の体格や才能に恵まれた人以外は「顔が幾つあっても足りない」事になる。
また「体力・若さの限界」=「向上の限界」なので、年をとったら後進の指導のみに力を注ぐ事になる。
我々のお手本は幾つになっても、若い強者を翻弄し続けた澤井先生です。
指導だけでなく、年と共に自らが成長し、「枯れた強さ」を見せられる自分でありたい、と願い、練習あるのみです。
対人練習の際に、「ボンさん、○○の位置が悪いです」とのご指摘。
修正しようとするものの、今のバランスがここで維持されている為、上手くいきません。
まだまだ体が不自由です。気をつけねば。
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8月21日(月) 水飲み場の牛 by ボン
皆さん、お盆休みはいかがお過ごしだったでしょうか?
家族サービスに追われた方、ゆっくり休んでリフレッシュされた方、仕事だった方。
思い思いの夏を過ごされた事でしょう。
さあて、至誠塾は本日より活動再開です。
嘉道先生ご参加の秋の合宿へ向け、ガッツリとメートルを上げて参りましょう。
という訳でボンは一路下北へ。
今日の練習も休み前の「歩法」と「手の協調」を継続です。
簡単そうに見えて奥の深いこの練習、如何にして高木先生のように軽やかに動くか、が我々塾生の課題です。
「歩法には『ここしか無い!』という一点があるんです。それを使えばこうやって動けるんです」と、
いつもの軽快で捉えられない探手を見せて戴く。
見たところで我々には出来ません。
ではどう自分の体をつなげていくか?
牛を水飲み場に連れて行くのは人間の仕事。水を飲むのは牛の仕事
by 大山倍達
これって先生が偶に口にされますが、正にこの通りだと思います。
「目の前の水」が天下の名水であることは、澤井先生と諸先生方が既に証明されています。
「どうやって飲むか?」を決めるのは牛の仕事。
「どれ位飲むか?」を決めるのも牛の仕事。
名水を飲んで得するのも当然牛です。
ヒントは練習中の先生の説明に散りばめられています。
至誠塾の水は美味いですよ、皆さん。
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8月13日(日) 大阪支部訪問記 その二 by ハルカゼ
翌13日も晴天に恵まれ、蒸し暑い大阪城公園。
稽古開始チョット前に来て立禅を組んでいると滝のような汗。
先生も6時に近所の公園で立禅を組んだものの、暑さに閉口されたとの由。
昨夜に引続き今日の指導も、ここ1〜2ヶ月の間に行われた格闘技やボクシングの試合を題材にして、
歩法・手法・身法の連動をいかに実際に戦いの中で用いるのか、というテーマに沿って進む。
「TさんやSさんのように大きい人は足を止めて打ち合ったって良いんです。
でも、Tさんだって2mクラスの人と戦ったらそれじゃだめでしょ?
まして、我々普通の体格の人間は歩法出来なきゃ話にならないんですよ!」と熱弁を振るう先生。
そうなんですね。
これは、半端じゃないテーマなんです。
一定の技術持った巨漢と戦うってことは!憧れや妄想で簡単に解決する問題ではないんです。
攻撃喰らわずに、稽古しているでかい人間を相手にすることがどんだけ難しいことか、やってみりゃあ分かりますよ。
目の前に相手が居るがごとく、先生が動く。
それを我々塾生が必死で真似をする。
なにしろ暑い中でも、ハイペースに稽古は進みます。
毎月先生がみえた時は、いつもこんな感じなんでしょうか?
それでも一定以上の水準の塾生がそこそこ居るんです。
ということは、先生のご指導は勿論なんですが、先生ご不在の毎週の稽古における、指導員の方々のフォロー振りが分かります。
掌打・推手のあと、独立椿をやって稽古終了。
今日はこれから淡路島に家内の祖母(91)を訪ねるのでお茶会は失礼させて頂きました。
皆さん、どんな話題で盛り上がったのかな?
大阪の皆さん、有難うございました。
それでは合宿であいましょう!
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8月12日(土) 大阪支部訪問記 その一 by ハルカゼ
家内の帰省に同行して関西へ。
お盆の帰省シーズン、ということもあり、新幹線はどの便も朝から満席。
今年は奮発してグリーン車を取って京都まで快適に過ごした。
京都をすこし探索するつもりだったが、妻子が暑さでダウン気味なので『鍵善良房』で名代の“葛切り”だけ食べて、一路神戸へ。
食事を摂って昼寝したら、向かうは大阪城公園。
七時に着いたのでゆっくり立禅でも、と思いきや、先生を囲んで全員集合している。
ん?なぜ?ああ、サマータイムですね。
まあ、ゆっくり飲みにいけるし、それもいいっすね。
歩法の話、亀田選手のこと、吉田vsミルコ戦の感想など、7・8月に指導した内容を一気にしゃべる先生。
「大阪は月に一回ですので・・・」とのこと。
動きを見せて説明して、また動く。
ハルカゼにとっては、今月・先月のおさらいができて嬉しい限りだが、
これを一気に習う大阪の方たち、なかんずく初心者の人たちは大変だ。
それでも、行く度に感じるのは大阪の着実なレベルアップ。
今回も、掌打合わせや推手をやっていてそれを感じる。
稽古終了後はいつもの通り飲み会へ。
硬軟交えて様々な話題で盛り上がる。
家内は女子塾生のKさんと話し込んでいる。
なんと、このKさん、東京の塾生で尺八奏者であるDさんの生徒さんなのだとか。
Dさんの熱狂的ファンであり、それが昂じて生徒になって、んでもって、師匠の世界を知る為に太気始めたのだとか。
もともと武道に興味はなかったそうな。
スゴイ!ワシは高木先生の全てを吸収したいと常々思っているが、それはまね出来んわ。
佐藤嘉道先生の意志の強さ、という話から話題は密教の究極の荒行“千日回峰”に。
“生臭坊主”ことS海さん(得度名)、他人事ではなくってよ〜く聴いておくように!
寝技が(両方の?)大好きな変わったお坊さんですが、衆生救済の為に祈って頂きたいものです。
・・・とまあ、こんな具合に、毎回盛り上がっている大阪支部。
飲み会の参加率の高さ、結束の良さがレベルアップの一つの要因では、とひそかに思うハルカゼでした。
平日稽古の下北や馬場はなかなか難しいのかも知れませんが、塾生間の親睦、結構大事ではないでしょうか。
コミュニケーション能力って武道家にとって必要不可欠なものですから。
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8月10日(木) 飽きない練習 by ボン
さて、本日も歩法と手の連携の練習です。
歩法も入れるともう2ヶ月近くやっていますが、
その日の体調や気分、先生の指導によって、毎回新たな課題を持って望める為、飽きがきません。
何故飽きないかというと、「歩法」と「手」だけをやってないからです。
手は掌底、打拳で動きが違い、歩幅は大小・遅速、進む角度で、夫々微妙に違った動きになります。
そこを自分の感覚で体をまとめあげて、どれでも滑らかに動けるようになる迄回数をこなしていますから、
そう簡単に飽きる訳がありません。
が、これを1つ1つ別個の動きとして練習していたら、何年やっても足りません。
そもそも個々の動きや技が上手くできるようになっても、それは「カレーが作れます」とか「オムレツを作れます」という類の話。
ちょっと器用な人ならレシピを読み、店で売ってる材料に化学調味料を加えれば、それなりに出来てしまう。
小手先の努力で学べる「料理法」ではなく、「本物の味」や「本物のダシの取り方」を学べるのが太気拳の真骨頂。
自分の中に「これが本物!」という明確な基準を作ってしまえば、あとは努力次第で幾らでも美味しい料理(協調と統合)は出来るでしょう。
至誠塾生にとって「本物」とは「高木先生」であり、「ダシの取り方」は「練習」です。
毎回新しい感覚で望み、更に格闘技の試合を通しての先生の感覚(隠し味のコツ)まで聞けるんですよ、皆さん!面白いですよ。
王道はない以上、愚直に反復するのみです。
さて、最後は推手で締め。
「今日は人数が沢山居るので、ボンさん、館長、チョコボールMさんは無しで」と、高木先生。
先生、基準はデブですか!(w
練習後に恒例行事となったMさんとTさんの魂の交換が始まる。
組手もあり、総合もやっているTさんのタックルを切る練習もあり、と傍目にも盛り沢山。
楽しそうだなー、と思いつつも、帯状発疹で体調が芳しくないボンは見てるだけでした。
( ´・ω・`)しょぼん
早く治そう。
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8月7日(月) 残り20名! by ボン
今日は仕事の手が空いたので、久方振りに平日に早めに来て禅を組む。
開始前に30分ほど組めて言うことなし、の気分で歩法にレッツゴー。
8月は「手の強化月間」なので、ナンバ歩き等で手も合わせて、時には連動させないで歩法を練習します。
出来るだけ小さく、ギクシャクせず滑らかに、手と足を連動させて、と考えながらも、途中からは忘れて感覚を大事にしてこなす。
今日の参加者では下北の公園はちと手狭。
そこで体のでかいボン、皆様の邪魔にならぬよう、くるくると回りながらの歩法に切り替える。
速度をあげてやっている内に、高木先生より「ボンさん、滑らかな歩法するようになりましたねえ」とお褒めの言葉を戴く。
有難うございます。よーし、兎に角回数こなして頑張るべし。
休憩後の推手では「引く」技術についての指導がありました。
上手くやれば相手はつんのめるのですが、手だけで引くと勿論駄目です。
太気拳の基本にして最重要たるポイント、「手の感覚」と「全身の協調・統合」は必須だ、
と高木先生の模範をみてヒシヒシと思いました。
さて、東京の皆さん。
嘉道先生ご参加の秋の合宿、申し込みはお済ですか?
受付開始後1週間を経ずして45名の枠の内、25名が埋まっているそうです。
残りはたったの20名ですので、お早めに。
これを逃したら一生後悔しますぜ、ダンナ。
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8月5日(土) 動きの本質 by ハルカゼ
先生の指導は「最近見たスポーツや芸術」の話題から入ることが多い。
今日の稽古も、ここ一ヶ月テーマとなっている歩法と手法の話から始まり、先日のボクシングのタイトルマッチの話となる。
新チャンピオン亀田の動きについて感じられたところを忌憚なく語られた。
「あのスタイルで続けていたら、危ないな〜」と感想を述べ、
ではどこに気を配るべきか、と言うことについて、動きを示して語られた。
その具体的な内容はともかくとして、その話が的確であること、そしてその着眼点の独自性には何時も驚かされる。
目の付け所が違う!ってやつですか。
歩法や身法について身振り手振りで熱弁を振るう先生。
それを目に焼きつけ、何度も何度も繰り返してみる。
筆者が太気を始めたときに一番惹かれたのが、この歩法だった。
長らく武術・格闘技の世界に居たが、
高木先生のような歩法を見せる方には殆どお目にかかったことは無い。
そんな千変万化の自由自在な先生の動きに憧れて、
最初は動きの形を真似していたのだが、
身体を変えるしか千変万化への道は無い、
と思い直して一から禅・這・練を丁寧に繰り返し稽古した。
おかげで、千変万化とは行かないが、
少しは神経の通った身体になりつつある、と感じている。
大事なのは現象(=動き)そのものではなく、本質となるものを掴むこと、これに尽きる。
メインテーマの歩法の稽古を終えて掌打、推手、と進み最後に這のかわりに独立椿。
あ、ヤバイよ、今日のポジション。
「教授」ことEさんの真後ろじゃん。
無事に稽古が終わりますよーに。
開始18秒、グラグラし始める教授。
視界に揺れる人が居ると危険なのがこの独立椿。
ああ!ケンケン始めちゃったよ、来ないでくれ〜!あ、前に跳び始めた。あ〜、よかった!
さて、終了してもう片足。
おいおい!今度はS先輩!180度回転するなよ!あんたらな〜、真面目にやってくれよな。
面白いから良いけどさー
先生の一言。
「自信あるひと、教授の後ろに行ってください!さーどーぞ!」
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8月3日(木) 回数こなせ by ボン
今月目出度くMさんが目録昇段となりました。
一時期仕事の都合などで参加できなかった時期がありましたが、それらを乗り越えての目録昇段。
訥々とした昇段の口上にも重みが感じられました。M先輩、おめでとうございます。
今日も引き続き「歩法」と「手を合わせた歩法」です。
先ずは2人組みで相手を付けての練習です。
「小さくても一歩は一歩。数をこなすのが神経をつなげる近道です」
「やり方は色々ですが、とにかくギクシャクせず、滑らかならそれで良いんです」
との高木先生のアドバイスに留意し、歩幅が大きくても小さくても、遅くても速くてもできるよう、波を持たせてやってみる。
相手のチョコボールことMさんの、
「簡単そうに見えて奥が深いなあ」の言葉通り、何気無い動きの中に、バランスや手足の感覚、
そしてそれらを瞬時に協調・統合させる意識(動く度に意識してる訳ではないが)。
これらの全てが凝縮されています。
以下は高木先生の今日のアドバイスです。
「考えなくても行きたい方向へ行けるようにならないといけないんですよ」
「それには結局回数です。回数をこなすしかありません」
「起きたら洗面所までこの歩法。家から駅までも、は冗談ですが、沢山やって下さい」
ハルカゼからこんな話しを聞いたことがある。
昔ボクシング部の先輩が、飛行機から降りてくる外国人チャンピオンの姿を見た瞬間に、
「あ、こりゃ(日本人)挑戦者は勝てないよ。こんな柔らかい動きするヤツに、動きが硬いヤツ(挑戦者)では勝てる訳が無い」、
と断言した事があった。結果は全くのその通りだった。
見る人が見れば、立ち居振る舞いそのものが技量を示すんですね。
普段歩く姿=自然な姿、柔らかいがビッ!と芯が通っている。
そんなレベルを目指して、今は回数、回数、また回数、であります。
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8月2日(水) 合宿受付開始さる! by ボン
今日は久し振りに20分ほど禅を組んでからの練習参加。
気温も湿気も高くなく、非常に気持ちよく禅を組めました。
お、「至誠塾の狂牛」ことKちゃん、久方振りの登場だ。
米国産牛肉の輸入解禁措置で、やっと練習に来られるようになったんだなあ、うんうん。
と思ったら「会社が盆休み」だとのこと。明日も来られるのか、ふむふむ。
さて、本日も歩法に重点を置いた練習です。ここ1ヶ月ほど歩法をやり、次の1ヶ月は「これに手を繋げます」と高木先生。
と思ったら、流れでここから手を繋げた練習の一部が開始される。
ナンバ歩きや「手を固めて」など、塾生がヒントを取り易いように様々な方面からのポイントの説明を丁寧にやって戴く。
方法は幾つもあるのですが、最後は「這いが全くこれ(全身が繋がった動き)なんです」とのご説明。
ボンは這いが結構好きなだけに、有り難いお言葉です。
軸も途切れない力も組手の形も全て入っていますからね、這いには。
暑くて汗かくけど、頑張るぞー。
2006年の、いや、至誠塾創設以来の大型企画、「嘉道先生ご参加の秋季合宿」の受付が、本日から開始されました。
I館長と激しいポジション争いの末、昨年に引き続き申し込みリストのトップはボンでした、うしし♪
至誠塾通信にもありますが、「先着45名」です。
日曜の巴蜀宴会が41名でしたから、嘉道先生ご参加の合宿となると、早々に枠が埋まると予想されます。
皆さん、来たら必ず申し込み、ですよ。
Kちゃん登場により、何ヶ月ぶりかで高田馬場でのスペシャル・トレーニングへ。
スクラッチカードで一等賞(生ビール1杯)を当てたIちゃんは男だったぜ!
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7月30日(日) 巴蜀で宴会 by ボン
昼間は変な踊りを踊る人が多数いる都内某公共武道場にて、ハタ弐段と自主練。
対練するべき相手がいない為、特に推手の練習がしたかったようで、
みっちり丁寧にやれるよう、片手でグルグルと長いことやっておりました。
いやはや、熱心ですね。お疲れさんです。
自主練後は都内某老舗蕎麦屋でもりソバ二枚を手繰り、ちと小粋で優雅な日曜の午後を満喫♪
と思ったものの、そうノンビリもしていられない。
今日はハルカゼの送別会と、最近増えた新入塾生の懇親会を兼ねて、巴蜀(タイキダス参照)にて宴会です。
社長さん、専務さん、料理長殿、日曜にお店を開けて戴き、有難うございます。
本日は至誠塾の宴会史上最大の42名が集う予定。
が館長ことIさん情報によると、「東西線で車両故障発生!」とのことで、遅刻者続出の危機が!
と思ったら、意外に皆さん早めに来ており、5分も遅れずに乾杯から宴会開始となりました。
塾生から「まるで上質のブランデーみたい」とか、
「今まで飲んでた紹興酒って何なんですか?」と口々に言わしめる、巴蜀提供の「カメ出し紹興酒」。
「最初から開けましょう by 高木先生」のアドバイスで、乾杯以外はカメ出し紹興酒がガンガン消費され、かなりのハイペースで盛り上がる。
そこかしこで人の輪が出来て話題に花が咲く。
普段同じ練習場所の人も、そうでない人も、同じ太気拳の話題で親睦が深まっているのがよく分かります。
これこそ幹事冥利に尽きるってもんです。開催した甲斐がありました。
しかし42人は多いなー。
おお、外にもダンボールと空のビールケースで急拵えのテーブルがあるぞ。
真夏の夜で天気が良いだけに、これはこれで一興。
濡れ縁みたいで風流だなー。
恒例のチョコボールMさんの筋肉披露。
何やら今回は渋っているので、高木先生の発案により、U君との「野球拳一発勝負」になる。
重責を全うしてU君が勝ち、Mさんは店外でシャツを脱ぎ、上半身に水をかけて(黒専用の発色用途)から、上半身裸で登場!
いやー、いつみても金取れる筋肉ですねー。
とても太気拳士とは思えませんよ、Mさん。
携帯で写真を撮る塾生続出でした。
それにしてもU君、負けてたらどうするつもりだったんだろう?
脱いでも奥さん以外からは金取れねーだろーし(w
最後はハルカゼの挨拶(酔って覚えてねえ。自己申告希望)、
高木先生による「ハルカゼとのすけ。さんの馴れ初め?(爆笑モノ)」、
そして佐藤聖二先生から一言戴いてお開きとなりました。
最後に一言。
珍念さんは漢だったぜ!
N先輩は最後までラッパを離しませんでした!
ハタ弐段、さくらんぼ支部開設の朗報、お待ちしてます!
18本分の紹興酒が空になったぜ!
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7月29日(土) 懐の深さ by ボン
梅雨明け間近い夏の夕暮れ。
道場到着前に夕立に降られながらも早めに着いたら、ありゃ、東北から上京中のハタ弐段がいる。
お久し振りです。相変わらずでかいっすね。
今日も最近力を入れている歩法と蹴りの受けの動きの練習です。
ボンは思う所がありまして、普段先生の動きを後ろから見ることが多いのです。
が、今日は久しぶりに前から見ました。するとその懐の深さに驚かされます。
蹴りの受けでピッと下がる時の柔軟さ、そして懐の深さ。
これでは蹴っても入る訳がない、と改めて思い知らされます。
推手でも「どうやって相手を崩すか?」について、
非常に為になる指導がありました。
ボンもいつも先生にやられてカチ上げられて飛ばされている
その方法なのですが、解説を聞いて納得。
下半身からくる力を接触点に伝える全身の協調・統合が必要なんですね、うんうん。
待てよ。
でもそれって結局は立禅・這い・試力・練り、をやり込んで自分のレベルを上げないと、出来ないんじゃないのか?
だって手先だけで動いても論外ですし、さりとて上半身だけでも、下半身だけでも、力みを生みこそすれ、力はまとまらない。
やはり基本に行き付くんですね。
でも誰でも出来る練習なんですから、やればいいだけ。
立禅ってすごいです。
帰り際にUさんとTさんと組手。
高木先生の言う「顔が幾つあっても足りない組手」を自ら演じてしまう。
「う〜む、俺もジャムおじさんを探すか…」と考えていると、高木先生からディフェンスの甘さについてご指摘を受ける。
高木先生がボンのジャムおじさんだったとは(w
有難うございました。
しっかり身に付くように練習します。
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7月27日(木) 身体に聴く by ハルカゼ
朝から微妙にだるい。
微妙に、というのは身体は動くけど、すぐに疲れるし息が切れるっつう状態なのだ。
腹もゆるい。で、今日は定時チョイ過ぎで仕事あがって、馬場へ直行。
稽古が始まる一時間半も前に着いたが、余りのだるさに「ルノアール」で爆睡。気づいたら19:25になっている。
少し良くなった気がしたので公園に行き禅を組む。
八時になり集合。
今日も歩法を伴う各種の動き、それが何から生まれ、そして太気の目指す戦い方にどう活きるかを説明する先生。
先生の模範を見ながら動いていると、なんだか少し調子が出てくる。
とは言え息がすぐに上がるので、無駄な力を抜いてキチンと動くことに注力する。
自分勝手な恣意的な動きをなるべく廃し、何が自分にとって自然かを身体に聴きながら動くと、
体調が悪いなりに、自分の動きが良くなって来るのが分かる。
自分だけで納得してもしゃあないので、後半戦の推手でも試してみると意外や意外、いつもより相手の力の隙間が見える。
アフターで這をやっていたら、管理人「館長」とTさんが組手。
これは見るでしょ、っつうわけで這を中断して見学研究会。
フルコンやキックの経験あるTさん、いかにも近代格闘技の動き。
終了後、ボンが声をかけTさんと組手。
好調なのか相手を圧倒し、貫禄を見せた組手を展開。
Tさんに一休みして頂き、次はワシ。
今日はパワーや速さで圧倒するのは無理。息が上がらないようにゆったりと動く。
何故かここでも相手の隙間が見える。
何度か無造作に間を詰めて組討の状態で首を取ったところで「チョコボール」こと剛力Mさんが割って入る。
後でじっくり考えてみると、不調のワシに相手が見えたのは、やはり毎日の基本稽古のおかげ。
じっと禅を組んで自分の心と体が生み出すものを観察し続けていると、あるとき急に分かることがある、と再認識させられた。
勝つ負けるではなくて、それを身体で感じられたのが、何より嬉しい。これは相手をしてくれたTさんのおかげです。
有難うございました!
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7月26日(水) 出来ない自分 by ボン
今日のお題は「歩法」です。
高木先生の説明の後、要点を遵守しながら相手を中心に回りながらの歩法練習をする。
簡単そうに見えてこれが結構難しい。
歩法の練習だけに足運びが大事ですが、
そこに至るまでの全身を使った複数の動作の集大成としての「歩法」であり、
足だけを使ってもどもなりません。
ではどうするか?
答えは意外にシンプル。
「先生を良く見て、先生の言う通りにやる」です。
勿論今の我々に高木先生レベルの動きが出来ている訳はありません。
そこで先生の動きで印象に残る何か(足でも体でも手でも、
全体でも何でもOK)を1つでも課題として持って返り、思い出しながら真似をして、自主練で隙間を埋める。
そして次回はまた別の課題、とこれを繰り返してると長い目で見れば、結構引き出しが埋まってくるんですよ、これが。
一例ですが、「澤井先生は5Mを30分掛けて這う」と言われています。
@「出来ない自分」はかっこ悪いので、30分出来る形で這をやる。
A師匠の言う通りの形で這をやったら、5分しかもたない。
@だと100年経っても絶対に上達なんて有り得ません。
Aであれば半年後には10分になり、1年後には30分出来るようになるかも知れません。
「出来ない自分」を誤魔化さないで「下手なまま」で練習する。
これが意外と難しんではないかな、と最近反省しています。
兎に角高木先生の動きと話を心に焼き付けるよう、真剣に聞かないと。勿体無いですからね。
休憩時間中にカトちゃんは、愛知の土産を高木先生と館長に貢いでいました。
ん〜、カトちゃん。普段お世話をしている俺様には無いのかね?
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7月22日(土) 番外編 その2 澤井先生の動き by ボン
ハルカゼも書いた番外編。
それとは別に特記に価する話がありましたので、ちょっとだけ書かせて戴きます。
練習後23時近くだが、まだ数名残ってアフター中。
鏡の前で体捌きの練習を延々と繰り返しているGさんの所へ高木先生が歩み寄り、指導が始まりました。
Gさんの動きは「捌いた後でどう当てるか?」だったのですが、
高木先生の指導は「どう制するか?」であり、それが一拍子の動作で完了。
更に「Gさんのだと相手も反応するんですが、これだと動けないんですよ」と実演で見せて戴く。
その場に居残っていたボンも呼ばれて受けを取らせて戴きましたが、確かにこれは反応が遅れます。
同様に居残っていたYさん、Eさんも呼ばれて先生の受けを取り、
Eさんは「後ろから見てたら『何で(受け手の人が)動かないのかな?』と思ってましたが、これで分かりました」との由。
我々が同じことやっても「動きがいびつ」で、相手に反応されてしまうでしょう。
これが何気なくスッと出来てしまう所が、ブラックジャックことF院長をして「体の作りが全然違う!」と言わしめる所以でしょうか?
澤井先生は「外から見ると遅いけど、相手にすると早い」と思ってたんですけど、
実は「ノロいから反応出来ない」だったのかも知れないんですよね。
今までご著書の中でも「実は早い。ミズスマシのように一瞬で動く」とは何度も書かれていました。
「一瞬の動きが早いのは間違いないです。でもその動きの方向がこうなんですよ。そしてノロい。
だから反応出来なかったんじゃないのかなあ」と、
これまた実演付きで見せて戴く。
本日微妙に違うトーンでのお話が聞けました。
残り物には福がある。いや、ちと意味が違うかな?兎に角、良いお話が聞けて良かった。
参加回数の多い余禄ですね、うんうん。
帰り際に「明日5年ぶりに寸止め空手の大会に出ます」とのEさん。
高木先生の学生時代の「審判にアピールする技(以前日誌に書いたヤツ)」を直伝される。
やったね、パパ!あしたはホームランだ!
こちらの秘伝は、まあ、ご愛嬌ってことで(w
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7月22日(土) 番外編 by ハルカゼ
いやぁ、皆さん、見てしまいましたよ。
太気拳を学ぶ女性の中で一番の遣い手を!
稽古開始前に先生のご近所にお住まいの熟年のご婦人が訪ねてきた。
「空手か拳法、どっちかやりたいんですけど」との由。
家内の「のすけ。」が応対していると、「見学したいんです」と仰る。
さて、困ったぞ。
至誠塾は見学お断りしているし、そもそも、立禅組んでいるところ見たって何か分かるわけじゃあるまいし。
そこでご登場になったのが、高木先生のご母堂。
見学を希望するご婦人に「あんたね、拳法ってのは立禅を何年も組むの!(実演)」
「それでね、這っていうのがあってこれも何年も這うの!(実演)」
うぉおおおお!上手い!上手すぎる!!
「それでね、推手ってのもあってね、こうやって手を廻してね(実演)」
決まり過ぎています、マジで!
「それで、こんなこと何年も何年もやってね、やっとわかるもんなんだよ、拳法は!ウチはね、見学で入った人は居ないの。
みんなインターネット見てね、それで情報見て入るんだけど、こ〜んなことやっている内に続かなくなる人も居るわけよ。
空手にしなさい、空手に」
うなだれるご婦人。
ちょっとかわいそーだぞ?!でも、気を取り直し
「そうね、空手は道着もあるしやっている気がするし」と晴れやかな顔になったご婦人。
お孫さんとの空手入門を検討するということで、帰って行きました。
いやいや、見事な動きといい、澤井先生チックな断り方といい、かなりの遣い手と見ました。
恐るべし塾長のご母堂!
一度、先生のお母様をヨイショしてですね、「太気拳練士の育て方」という題で語って頂きたくなりましたよ、ワシャ。
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7月22日(土) 生涯現役のために by ハルカゼ
今日は稽古開始前、
高木先生のご母堂の素晴らしい“捌き”(番外編参照)を拝見してホクホクのハルカゼ、気分良く立禅を始める。
気持ちの集中は最高潮。
それなのに、やってくれました、我らがアイドル珍念さん。
お前のTシャツ、似合いすぎ!(写真)
吹き出しちゃって集中できねえじゃねえかよ。
オレの正面に立つんじゃねえよ。
悔しいけどお前、長○小力なみに面白いよ。
お笑いはさておき、今日の指導も歩法と立禅の融合による動きが主題。
道場を皆でところ狭しと動きまわる。
両手での前方発力、前腕での当たり、腕刀など、動きながら色々と試みる。
合間に先生のアドバイスが入る⇒再試行する、をひたすら繰り返す。
平日の稽古と同様にディフェンスの重要性を説き、
下段攻撃の防御から一瞬に間を詰める動きを披露される。
美しい!さっそく先生の動きを真似てみるが、なかなか思い通りに行かない。
まだまだ身体の中身が違う!と痛感させられる。
こればっかりは、真似して出来るもんじゃないんですよ。
先生の身体を診た鍼灸師のF先輩が「身体の鍛え方がまるで違う!」と驚かれたそうですが、こればっかりはねえ。
先生と同じ(水準の)身体になるしかないんです。
稽古の合間に生涯現役、という観点からもディフェンスの大切さについて力説されていた。
先生曰く「毎日少しづつでも稽古しているとね、50歳過ぎてもフィジカルの面では落ちないんです。
澤井先生は80まで大丈夫って言っていたけど、80歳はともかく、拳法が分かってくるとまず60歳代は間違いないでしょう」
「でもね、致命的な一撃をもらわなければ、っていう条件付ですけど」
組手は大切だが、やたらと殴りあうのはリスクが大きすぎるとも。
よし、ワシもディフェンスに力入れて、稽古でばりばり鍛えて生涯現役だぜ♪
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7月20日(木) ジャンケンポン? by ハルカゼ
準備体操が終わることに参加したハルカゼ、
HP通じて転勤を伝えているからか、数人の方から声をかけて頂く。
ありがたや、ありがたや。
さて、歩法(&走法)をともなう動きの稽古がここしばらくのテーマ。
その中で、いかに禅の感覚を維持して動くのかを主眼に置いて先生の解説が進む。
禅の感覚を維持する、とは空間の把握であり、これが出来るか否かが戦いの中で如何に重要であるかを、
最近行われた格闘技の試合を題材に語って下さった。
具体的な内容はさておき、如何にディフェンスが重要か、と言うことを力説されていたのが心に焼きついた。
「こないだのサッカーW杯見てても、まずディフェンスが出来ないと話しにならない、って感じたけど、格闘技・武術もまったく同じなんだよね」「お互い殴り合っていたらね、いくつ顔あったって足りないよ」
たしかにお互い男らしく(?)ぶん殴りあって、先に当てたモン勝ち、動きが速いモン勝ち、
っていうんでは発展性がないし、それはいつか自分より速くて強いヤツにぶっ飛ばされる為の稽古だ。
一昨年、代々木で行われた合同稽古で、佐藤嘉道先生がこれを称して「ジャンケンポン」と仰っていた。
我々は博打打ちではない。
「ジャンケンポン」から脱して、いかなる状況下でもわが身を全うするのが武道家であり、
その道は厳しいが、道があるのだから歩いて行きたい、と思いを新たにしたハルカゼであった。
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7月19日(水) 番外編 デカいNさん by ボン
身長182CM、体重86Kで某空手経験者のNさん。
「別に武道やんなくても、生き物として強い」という体格で、いつも圧倒される。
しかも今日は高木先生に推手のポイントを教えて貰い、圧力が更に増していました。
練習後に「ボンさん、推手お願いします」との申し出が。
あ、いや、ここで推手の話を書きたかった訳ではなくてですね。
このNさん、前から「肉体労働従事に相違ない」、
と自分の体型をビクトリア朝様式並みに立派な棚の上に載せて踏んでいたのですが、違いました。
警備会社勤務でした。
警備員ではないみたいなんですが、こんな人が居るところは泥棒や強盗も絶対に入りたくないだろうなー、と思いました。
しかもボンの頭の中では、
警備員=ボディーガード=ボディーガード牙
に辿りつきました。
練習後の館長との協議の結果、Nさんのアダ名は「牙」と管理人一同にて決定しました。
「ボディガード牙」が出てくる所に、
館長とボンの歪んだ少年時代の嗜好が見て取れます。
多分ハルカゼもおんなじだろうなー。
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7月19日(水) 止めるポイント・太気は歩く by ボン
今日も仕事で遅れてしまい、21時前からの参加となる。
どうやら今日は勾掛試力のやり方を最初にやったようで、そこから推手への力のつなげ方を練習していました。
そして打拳での、動きの中での力のつなげ方へと進みます。
高木先生の動きを見ていると、軽妙で捉えどころがないのだが「止める所は止める」を厳守していることが分かります。
「軽妙だけど止める」とは一見矛盾してますが、そこは矛盾の拳法・太気拳。
バッチリ整合性が取れてるんです。
じゃあどこを止めているか?全身を協調・協同させるのが太気なんですから、勿論全て止まってます。
が、実は鍵となるポイントがあります。それは勾掛
試力の練習の中で、高木先生が触れられていました。
七月場所で盛り上がる大相撲の話題が出ました(塾生は知ってるでしょうが、高木先生は大の相撲好きなのだ)。
力士達の取り組みの話題、決め技の話題から、「相撲は摺り足ですが、太気拳は歩くんです」との説明がありました。
何故相撲は摺り足か?
ボンなりに高木先生のお話を要約すると「相撲には禅と這い、試力がないから」でした。
今日の日誌は何やら消化不良というか、謎めいてますが、ここはちと書けませんので平にご容赦を。
梅雨明けやらぬ日々が続きますが(掲載される頃には梅雨明け?)、柴又は全天候対応型練習場所(つーか屋内道場)です。
皆さん、柴又にれっつごーであります。
い〜い話が聞けますよ。
何度も聞けば身に馴染みますよ♪
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7月13日(木) 塾長観戦記 by ボン
昼間に降った雨のせいで、今日の馬場の練習会場は今年最高の蒸し暑さ。
まるでお湯の中で動いているかのような錯覚に襲われる程です。
それに直前まで若干降っていたせいで、参加者がちと少くない。
( ´・ω・`)しょぼん
と思うでしょ?ところがですね、今日も1人新しい入塾生がいたんですよ。
某流派の空手を4年経験しており、体格もよさげ。
いやー、最近新規の入塾が好調ですよ、うしし♪
K-1 Max、Pride、サッカーW杯の「塾長観戦記」が最近熱い。
個々の選手の技量や実力についての身振り手振り入りの「塾長視点」が非常に為になります。
高木先生の感性を様々な題材を通して聞かせて戴けるのは、感覚の拳法を修する身としては有難い限りです。
耳から「情報」として聞くとこぼれ落ちるだけですが、高木先生の「感性」を自然な形で教えて戴いているんですから。
聞かなきゃ損です。
中でも繰り返し強調されているのが、「防御」の重要性です。
手の位置と使い方、○○○を使っての力の吸収などなど。
「これが出来れば澤井先生になれます。実は簡単なことかも知れないんですよね。」と高木先生。
が、「大巧は拙なるに似たり」との箴言の通り、単純な事ほど虚飾が通じないので、実は高度な技法のオンパレードです。
高木先生の動きを自分が再現できるかどうか、と考えると如何に難しいことか分かります。
見た目の辻褄を合わせるなんて無意味です。
動きを再現できる実力を付ける為、精進するのみです。
でも今日は暑いからアフターは少なめでサクッと帰りましたとさ。
Tさんが楽しげにチョコボールMさんの腹に中段をブチ込んでいる。
でもMさんも楽しげだから放置決定。
しかしMさん、すげえ筋肉だなあ。Tさんもだけど。
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7月12日(水) 転勤! by ハルカゼ
私事をば。
この度、いきなり栃木県への転勤の辞令を受けたハルカゼ、
来月から東京での平日稽古は、原則参加出来なくなることが決定。
一回一回の稽古が本当に大事です。
ハルカゼが至誠塾に入塾したのが2000年6月ですから、6年間の月日を過ごさせて頂いたわけです。
私の唯一の自慢は、この6年間は誰よりもたくさん高木塾長の手に触れさせて頂いた、ということ。
別に一番良い弟子だったわけではなく、単に出席率が良かった、ということに他なりません。
職場も稽古場から遠くはない、転勤もない、終業も極端に遅い時刻にならない、
そして何より家族の理解があった、という非常に恵まれた環境が6年間も続いてくれた、ということなのです。
おかげで、天気と体調さえ問題なければ、月・水・木・土と週4回出席する、おまけに、時として日曜までも有志で稽古する、
という感じで、学生の部活並に太気にはまり込んでいたわけです。
本当に有り難いことだと思います。
金銭では換えられないものを、高木先生はじめ皆様から頂戴した、と考えております。
基本的に土曜主体でこれからも皆様にはお世話になって行くのですが、
何しろ、平日の稽古場でお会いしていた皆さんには合宿や忘年会でしかお会いできなくなります。
一応大手企業に勤めている者としては、転勤なんかは良くあることだし、また週一回の柴又に参加できるわけです。
先生の手に触れるのが月一回、という環境で稽古する大阪の皆さんからすれば、
それだって随分と恵まれた話であるには違いありません。
別段落ち込むということもないのですが、今まで先生にベッタリだったハルカゼ、
甘えを捨てて喝を入れて稽古しないといけないな、と自戒した次第です。
今後とも稽古もライターも続けてゆく所存ですので、何卒よろしくお願いいたします。
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7月10日(月) バランスの妙 by ボン
高木先生はW杯の注目カードはかなり見ているようで、有名選手の話になると興に乗ってくる。
とはいえ試合そのものではなく(そっちもあるけど)、数名の有名選手の名前を挙げ、
その動きの質(サッカーの技術論ではない)の解説をして貰えるのだが、これが非常に聞いていて面白いのだ。
先生曰く、超一流選手の動きは皆バランスが良く、卓越した軸の感覚により、崩れないで自在に動き回っているとの由。
時折動きを具体的に見せて戴くが、その際に見様見真似で自分でもやってみる。
勿論そんな優れた動きが出来ている訳はない。
体も硬いし生来運動神経も鈍い方なのだから。
が、少なくとも激しく動いても、自分のバランスが崩れていないことは分かる。
競技も武道も敵に相対してナンボの世界だが、先ずは1人で動いてバランスが取れないことにはお話しにならない。
それが出来るだけでも「有難き幸せ」だと思います。
そこからは自分次第で深めていけるんですから。
アフターでは最近獄長じゃなくなったAさんと推手。
1ヶ月振り位の登場にも拘らず、力も圧力も相変わらずとんでもない。
2年ぶりに勤務先で柔道をやったそうだが、
「毎日練習してる三段、四段とやっても、こっちは投げられる訳ないんですが、投げられもしなかったです。這いのお陰ですわ」だそうです。
普通なら投げまくられて当然の状況だけに、高木先生も「我が意を得たり」とご満悦のようでした。
バランス感覚の妙です。
やはり太気拳の練習はスゴイですよ、皆さん。
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7月8日(土) 2週目の柴又 by ボン
早めに行くつもりが金町のマンガ喫茶で寝過ごしたボン、20分前に柴又道場に到着。
ちと練習不足だが気を取り直してレッツゴー。
今日の指導は「クラッシャー」の異名をとるTさん。
でも「組手で打った後は必ず酒を注ぎに行って、『叩いてご免。辞めないでね』ってフォローしてるんだよ」だそうな。
怖いんだか優しいんだか、矛盾力でよく分からん。
Tさんの組手を見ていると、
肩の柔らかさによる打拳の伸びと滑らかさに感心させられる。
そんなTさんが今日の課題に選んだのは「肩」。
先ずは立禅から揺り、そして扶按試力、定歩&活歩での腕回し練り、
そして一連の動きを使った形での蹴りの受け、へと進んでいく。
太気拳は所詮感覚で取るしかない芸事。
今は何が何だか分からなくても、何か1つをキッカケにして、
絡まった糸が解れるように道が開けることも有り得ます。
先生の説明とは違う感性による説明は刺激になって、とても良いです。
指先の意識、手の回旋方法、落とす重心の位置etc。
細かいことは全てをその場で覚えられなくても、何か1つだけでも持って帰って練習すれば、それだけで大きな収穫なんですよね。
来た甲斐があろうってもんです。
久方振りに前蹴りをやるボン。
Tさんに呼ばれて前に出て蹴るが、あいててて。
太ももの筋肉が悲鳴を上げている。
やべー、サボり過ぎだ。
前蹴りはちゃんと練習しとかないと。
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7月6日(木) 新人さん達 by ボン
最近新規入塾者がコンスタントに出ている。
特にメディアでの露出があった訳では無いのにこの傾向。
Yahoo、Google、その他の検索サイトでも不動の1位を確保していることが大きいのだろうか?
本日もキック経験者のKさんが新たに入塾されました。
月曜にも1人、Mさんという方が入っています。
夏に、そして秋の至誠塾合宿に向けて幸先が良いなあ、と感じる。
HP運営担当者の1人として、これからも頑張らねば、と身の引き締まる思いであります。
今日も今日とて推手の直前に練習参加でしたので、アフターの話をば。
館長と一緒にここ2ヶ月〜3ヶ月で入ったTさん、Mさん、Sさん、そして本日入塾のKさんを交え、
這いや試力、推手について30分ほど話をする機会がありました。
皆さん、真剣に耳を傾けているので、必定こちらも熱が入る。
武道経験がある人無い人、至誠塾には様々な人が来ます。
最近思うのは、経験の有無に関係なく、
太気拳の技術や練習方法は、それを知らない人には理解し難いものなんだな、ということです。
だって体や精神の基本を長い時間を掛けて作り変えていくなんて良心的な方法、
他の格闘技では教えてくれないですからね。
それだけに、今は分からなくとも信じ込んで練習を重ねるなら絶対に向上できる。
太気拳には確実にその練習方法があるんです。
至誠塾にくる人はみな素直で熱心な人ばかりなので、これからが楽しみで仕方がありません。
アフターの後で「意図は伝わったのかなあ…」と思い、館長と近くの飯屋で反省会(単なる夕飯?)。
相変わらず感覚だけでモノを言ってるなあ、と反省しきりでした。
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7月3日(月) 永遠の課題 by ハルカゼ
ここ数週間の練習のテーマは、禅の姿勢から紡ぎ出される力(=渾元力)を技に繋げる方法に主題が置かれている。
今日は歩法をつけての動きも加わり、ぐっと難易度が増す。
年単位で稽古を続けている塾生の間にも戸惑う者がいる中で、
50代と思しき新規入会者のMさんが、結構上手に(失礼!)こなしているのに感心。
それにしてもこのハルカゼ、6年間先生のご指導を受けている間何度も同じテーマでの練習があったが、
その度に新しい気づきを頂いているように思う。
シンプルな同じことの繰り返しが、自分をゆっくりとではあるが確実に進化させてくれていることを実感している。
そうそう、歩法をつけての動きを解説する高木先生のおっしゃった言葉、「シンプルであれ」だったなあ。
「我々は強くなるために稽古するのは間違いないんですが、ただ強くなるんではなく、澤井先生に近づくこと、これを目指しているんです」
「澤井先生になるには、禅の姿勢をいかなる攻防の最中にも崩さないこと、それなんです。実にシンプルなんですよ、澤井先生は」
とのこと。
そして「でも、これが難しい。誰も出来ないんでよ」う〜む・・・、そうだよなぁ。
永遠の課題です。
稽古終了後のアフター練習中に先生にお誘い受ける。
なんでも、某国営放送に務めるXさんが政府専用機で首相外遊に随行したとのこと。
これを肴に飲もうと言うわけ。
これはなかなか聞けない話題です♪
まあ、色々と書いてはいけないことがあるだろうから詳細は伏せますが、
Xさんがしきりに憤慨していたのは“エサ”(機内食)が格落ちした、ということ。
それに対する先生の回答。
「そりゃそうだよぉ。機密費のことやら散々政府に対して批判したら、機密費縮小のあおりを随行記者の機内食にまわすのは当然だよ」さ、
さすが先生、常人と発想が違います・・・。
マスコミと権力の関係も、やっぱり永遠の課題ってところですか?
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7月1日(土) 練習に無駄はない by ボン
本日は目録昇段のS先輩、そして奥入昇段のMさんへの免状授与式と抱負披露会からスタート。
2人とも控えめな抱負ながらも、長く続けてきた重み、そしてこれからも、という意気込みが感じられました。
S先輩、Mさん、昇段おめでとうございます。
今後も宜しくお願いします。

今日のお題も従来通り、禅の感覚と「推手から飛ばす」練習です。
高木先生の指導内容は一貫して「体を使いましょう」がテーマになっており、
折に触れてそれにまつわる先生の感覚や経験を話して戴く事がある。
今日の愁眉は組手の姿勢についてだった。
この感覚が出てくると練度が上がります。
そうなると組手も段々前傾姿勢ではなくて立ってきます。
澤井先生なんてかなり立ってましたが、動きは自在で殆ど形が崩れなかったんですよ。
「実践中国拳法 太気拳」や様々な関連書籍で澤井先生の探手、捌き方のお手本、練習風景などの写真が載っていますが、
確かにどれも前傾姿勢を取っていません。
と言っても形だけ真似しても、ギクシャクした動きでは意味が無い。
実は前の週の柴又で、ボンは図らずもそのヒントを高木先生から戴いていました。
這いの際の、見た目ではほんの僅かな点なのですが、今までと全く違うバランスが要求される為、
自分にとってはかなり大きな変化のきっかけになってます。
それに伴い当然感覚も変わってくるでしょうから、しっかりやり込む様にせねば。
以前なら「澤井先生だから」と無理矢理分かったことにしていましたが、
今は何故そうなるか、そうなるべきか、自分なりの考えがあり、そこを目指しています。
とはいえ感覚や考え方は日々変わるかも知れないし、それまでの自分の未熟さに愕然とすることもあるでしょう。
では今は無駄な練習を、間違った練習をしているのか?
科学技術なら素人でもいきなり先人の到達点から始められます。
医学的知識が全く無くても飲めば薬は効きますし、機械構造の知識が無くても車は運転できます。
が、身体技能は自分のレベルを引き上げないと見えない、分からないものだらけで、通過点が無いならば到達点は有り得ない。
例え分からなくと続けることが到達への近道。
我々は王道たる太気拳を学んでいるのですから、信じて真っ直ぐ進むのみ、であります。
こう確信できるなんて、何と楽しいことだろう。
そう思いませんか、皆さん?
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7月1日(土) 少年部審査会 by ハルカゼ
今日は少年部の審査会。
一応、指導員であるワシ、遅れないように正午前に家を出る。
ボンと珍念さんがビデオ撮影に協力して早目に来てくれるとのこと。
30分以上前に着いたというのに、Iさん親子が型の稽古をしている。
いつもながら、熱心ですね。お疲れさんです。
Tさん一家もお父さんを筆頭に兄妹の合計3人、
あ、いや、ビデオ係のお母さんも入れて合わせて4人で登場。
そうこうしている間に時間一杯、待った無しで審査開始。
第一部は小学校3年までの低学年&父兄の部であります。
最年少は4歳児、最年長は40ウン歳。
4歳児っていやあ、ついこないだまで“ハイハイ”してたわけです。
それが、空手やるなんて信じられない話ですが、ワタクシメ、初めての悶絶KO勝ちは5歳の頃、
使った技だって覚えているくらいだから出来の良いNちゃん&Aちゃんの姉妹コンビやSちゃんがビシッ!と
稽古してても不思議ではありませんです、はい。
あ〜、ヒルガエッテ幼稚園児の男三人!キチンとやるように。
逆突きは手足反対な。
大進歩見せたのはAちゃん。
最初の頃は泣き出して稽古できなかったのが、今回は別人!素晴らしい演武を見せて黄帯に昇格。
お父さん方、いつもながら見事です。
子供と一緒に汗を流す、と一口に言いますが、親の背を見て子は育ちます。
んなわけで、我々指導員がどーのこーのという前に、手を抜く親御さんは本当に一人もおられません。
我々が「腰落として!」と言うと、子供達よりお父さん方がビッと決めてくれます。
かわいらしい低学年児童と頼もしいお父さんsの審査の後は、高学年の部。
こちらは、とにかく言った言葉は理解してくれ、審査の何たるかを心得た連中だけに、気は楽、と思いきや、
もう4年もやっているM君が「センセー、緑帯になりたいけど第二弾チョット不安なんだよ〜」
「あ?第二弾?」
「ほら〜型の二番目だよ!知らないの?」
「平安(ピンアン)二段だろ!!」あ、頭痛くなってきた・・・。
審査前に型を仕込むお調子者のM君ですが、手足の障害にめげずに明るく空手やっている姿を見るとつい許してしまいます。
女の子ながら天才肌のMちゃん、非の打ちどころ無い演武です。
なんでも、ビデオ係りのボンが「蹴りだけならさすがの俺もかなわないな〜」と言ったとか。
おいおい、空手なめてんのか?毎回目の前に立っている手本が違うんだよ。
・・・と、まあ、こんな具合に全員についてコメントしたいんだけど、割愛させてください。
審査なんで現時点での評価を下し、講評しますが、あくまでこれは通過点。
各人が色々な思いを胸に、自分を甘やかすことなく今後の精進に励んでくれれば、それで良いのではないかと。
空手指導を通して、色々なことを勉強させていただいています。
まあ、むさ苦しい連中(スマン!)がどうしたこうしただけでなく、こんな一コマも至誠塾の一面ということです。

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