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12月24日(土) 増田師範指導今年度最終日練習記 by 某肉体年齢詐称企画軍団一人団長SNさん

至誠塾のホームページでは、実に多くの興味深い記述が果たされている。
閲覧するたびに、諸先輩の見る目の確かさ、はたまた文才の華やかならんことに驚嘆しつつ楽しませていただいてきた私である。
このたび某氏のご指示により、筆を取らせていただく、否ワープロのキーをたたかせていただくことに合いなった。

そこで、先日12月24日に行われた増田師範ご指導による今年度最後の練習日及びその後の忘年会について、
つまびらかにさせていただきたい。

忘年会に参加するために、いつものように自転車では行けないことを思いだした私はうっかり自宅を出る時間をまちがえてしまい、
稽古場所に到着した頃は7時近くになっていた。なぜ忘年会の時は自転車で行けない?

知れた事、たとえ自転車とは言え、酔っぱらい運転では大阪支部某敏腕デカNS先輩に逮捕されてしまうからだ。
(事実は単に以前練習後の飲み会の帰り道でこけてしまい、こりゃーいかん、
武術家は飲んだら乗るな、であるぞと自らにきつく戒めることにしたからである)

すでに、公園の草むらのあちこちに、立禅によって大地に杭打たれた人影ができあがっている。
真っ暗な冬の晩の大阪城公園、人通りがほとんどないのでそれほど目立たないのだが、
たまに横を通る人たちはやっぱり怪訝な風を感じるものらしい。
ヒソヒソと何かしらささやきながら目線を合わさないように通り過ぎていってくれる。
あぁ、太気拳、世に知れ渡りとは言え、知名度ではまだまだなのか。
いや、ひそやかなる場所にこそ真の強さが存在するのだと意を固めることとする。

やがて増田師範の「そろそろ始めましょうか。ははっ、ゆっくり集まってください、ははっ。」のいつもの集合文句によって稽古が始まった。
この「ははっ」はなぜか増田師範の口から稽古の間、時々発せられる。
感嘆詞のような、笑声のような、合いの手のような、慎み深きお言葉のひとつである。
本当に強い人は常に謙虚なものだ、自らの強さを覆い隠すために、強者は時としておどけながら自らの強さをベールで包んでしまう。

本日の稽古は寒さ対策もかねて歩法から始まった。
目に見えないゴムを両手で掴みながら延ばしながら縮めながら、さながら尺取虫が枝を這うがごとく歩を進めるのだ。
2歩ずつから始め、3歩4歩、やがて膝を抜く感覚を磨きながらより遠く、
地を縮めるかのごとき感覚を養えるようになるまで延々と続けるのだ。単純な稽古にみえて実に難しい。

自分の体を意のままに扱うということがどれほど難しいことなのか、この稽古でいつも思い知らされる。
と、この歩法の稽古を終了させた後、何といきなりの2人稽古の開始だ。
我が同期の太気拳士、MK氏によれば、どうもあの11月の合宿で伝説のビデオを見て以来、2人稽古が多くなったようだが、
かなり皆激しい目の稽古志向が最近の至誠塾の流行であるものらしい、とのこと。
強者への道を目指すわれわれには、至福への誘いと受けとめることとしよう!

掌打合わせから始まる。
2人向かい合って、両手をお互い叩き合わせながらバランスと圧力を鍛える。
これも実に単純な稽古だが、これがまた実に奥が深いのだ。
何を隠そう、小生この稽古にはまりまくり、いっとき日に2千回も、3千回も自宅近くの公園の木を叩いていたことがある。
よく通報されなかったものだと今更ながらこっぱずかしい。
それなりの効果があがったのかと思いきや、しっかり手首を痛めてしまい、いまだに右手首は微かに壊れたマンマ。
木を叩くのは読者の皆さんにもあんまりお勧め申し上げない。
今は全く叩かない。
空を叩くほうがマシである。
高木先生にも質問したが、王郷斉先生はミットすら叩かなかったらしい。
う〜む、摩訶不思議であるが、何となく納得できるような気もする。
そう言えば、ほとんどの太気拳士はウエイトトレーニングをまずやらない。
最近の私の自主稽古でも、重たいものは殆ど持たないように自然になってきたようだ。

掌打合わせが終わると、今度は掌打による攻防の稽古、そして蹴りの受けの稽古である。これを延々と続けると実に消耗する。
ああ、活性酸素が体にみなぎるではないか、いや、そんなことでは未熟者、
激しい稽古を重ねながらも何故か活性酸素など体に介在させる余地を無くするほどの余裕を動きにもたせなければならぬ。
至難の技ではあるが・・・。

蹴りの受けの稽古では思い出す。
大阪支部にて、澤井先生に唯一御前稽古を果たしている屈強の戦士、TD氏の蹴りを受けた時、
何故か右腕がアザだらけになり、なかなかスムーズに柔らかく受けられないものだと落胆したことを。
な〜に、量が質を生む、と高木先生も言われているではないか、めげずに続けるしかない。

さて推手である。
この推手は私にとって鬼門ともいうべき難関だ。いまだにさっぱり分からない。
だんだんに手が重くなってきてくれているとは思うものの、体の傾きをコントロールする感覚がなかなかわからないのだ。
増田師範の動きは変幻自在、前に後ろに右に左に、さっぱり掴めず翻弄されるばかり。
体格ではさほど変わらないはず、いやウエィトはほんの少しだがこちらの方が重いくらいなのに、この手の重さは一体何なんだろう。
そしてこの圧力は何としたことだ!?
瞬間的なスペースのコントロール感覚において全くレベルが違うとしか言いようがない。

稽古が終了した後、増田師範は軽く黒帯の方相手に、掌打合わせの攻防を発展させたライトスパーをされていたが、
一瞬空いたスペースに入り込み立て続けに攻撃の手を進めるスピードには全く目を見張らせられた。
いや、勉強になりました。増田師範、ありがとうございます。

無事今年最後の増田師範指導稽古も終了し、忘年会の会場へと歩を移す。
この飲み会がまたたまらないほど面白いのだ。
大体、年齢も違えば職業も違う、サラリーマンもおれば自営業もいる。社長もいればヒラもいる。
おもいっきりまぜこぜの人たちが、太気拳を要に集まり、太気拳の話のみで思いきり盛り上がり楽しむこの風情、
これは体感する者でないと分からないだろう。
この日も多くの人たちと太気話に花が咲いた。それぞれの稽古内容の話。力試し的な内容でのストーリー。

あ、そうそう、私事で恐縮だが、片手推手の変形版(単純に向き合って右手同士を押し合う、
全くの素人に即席で教えるには便利)をなるたけ大きな人(90キロ、100キロクラスのボディビル系)と対応してみると、
私のような体重(74キロ)でも全くこちらのエリアに入ってこれない。
それどころか、簡単に発力で飛ばすことも可能、というようなお話。
まぁこういった話を嬉しく楽しくやっている訳である。
むろんこの場合の相手は太気拳無経験者である。
相手が至誠塾塾生だと、全く状況は異なるのは当たり前だが・・・。

この片手推手は自分でも本当に不思議で、
体が繋がる繋がらないというのは武術においてとてつもなく大事なことなのであろうと思わせられる。
立禅と這い、揺りを中身濃くきちんと行えば確実に繋がった体を手に入れることができるのだ。
太気拳とは本当に中身の濃い身体運用ソフトだとつくづく認識させられる。

この忘年会ではどうもたらふくビールを飲み過ぎてしまったものらしく(瓶で飲むと量がさっぱりわかりまへんな、困ったこってす)、
ただの酔っぱらいのオッサンになってしまった。
電車で帰るので自転車でこけることはゼロ可能性となりこれはよかったのだが、
電車中で「携帯忘れた、大変や!仕事もでけへん。」などと騒ぎ立てる始末。
優しき塾生の方々が電話連絡を取り合ってくれて、忘年会会場の店の店長の名前まで教えてくれた所で、
「あれ、ちょっと待ってや。あ、ウエストポーチの中にあるわ。」とのたまう私。
車中同乗の塾生全員をずっこけさせてしまった。ああ情けなや・・・。
みなさん、飲み過ぎには注意しましょう。

(完)

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11月19日(土) 合宿レポート by Nさん

今年も昨年に続き、舞洲にて大阪支部合宿が開催されましたが、
練習場所のロッジ舞洲は緑が多く、海も見渡せ自然を感じられる静かなスポットで、太気拳の練習には持って来いのロケーションです。
この度、合宿レポートを提出せよとの某先輩からのお達しがあり躊躇もしたのですが、
感想程度で構わないとのことでしたので、枯れ木も山の賑わい、書きたい放題書かせていただくことに致しました。

まず大阪支部といえば酒を抜きには語れませんが、
私にとっても太気拳と飲むことは、人生において欠かせない両輪のようなものになってきている感がしないでもありません。
普段の練習においても時として自分は練習に来ているのか、飲みに来ているのかと自問自答することしきりですが、
先生も「飲み会に参加して初めて入塾です」と仰っていることですし、主客転倒のこの態も、まぁいいかなぁと思っております。

今回は遅刻して2時前に合流したのですが、ちょうど運良く!? 独立樁を始めるところ。
準備運動をして、独立樁が終わった頃に合流しようという目論見も虚しく、先生から「ちょうど今から独立樁をしますので、
アキレス腱を伸ばしてそのまま練習に入って下さい。3分立てない人はバーベキュー抜きですので」とありがたいお言葉を頂戴し、
到着早々練習に合流することとなりました。

その後、4時過ぎまで先生の指導を受けました。
先生は指導される際「いつも同じ話ですよ」とか仰ってますが、覚えの悪い私にとっては非常にありがたいことです。
以前、某雑誌で太気拳の特集が組まれた際に、高木先生は練習について「推手がうまくいかないときは試力に戻って、
試力がうまくいかないと感じたら立禅に戻ってみる。そうやって行ったり来たりしながら、
全体の質を向上させていくわけです」と表現されていましたが、そんなことにも繋がってくるのかなと思いました。
先輩方からも「同じ話を聞くにしても、学ぶ側の姿勢(レベル)で受け取り方も違ってくる」とお聞きしたことがあります。
私自身、先生が仰っていることの真意など、まだまだ理解出来るレベルにありませんが・・・

その後、休憩を挟んで野外バーベキューと相成りましたが、塾生のご家族の方々もお手伝いに駆け付けていただき、
和やかな雰囲気の中、高木先生や増田師範を囲んでの大宴会となりました。
皆さんビール、酎ハイを手始めにウォッカ、焼酎、ワインなどガンガン飲んではったご様子で、
流石は飲んだくれの大阪支部・・・いやいや、皆さん飲んでも乱れはりません、紳士です。
”酒は飲んでも飲まれるな”がモットーの私ぐらいです、へべれけになっていたのは・・・どうもすみません。

そうこうしているうちに宴もたけなわ、場をロッジ内に移して、今合宿の目玉の一つである秘蔵ビデオの観賞会。
貴重な映像で、武の厳しさがひしひしと伝わってきましたが、中でも太気拳を格闘術という側面だけでなく、
武術として学んでいく上で、若かりし高木先生の動きにはただただ見入ってしまいました。
ビデオが終わった頃から、もう私の記憶は断片的になってきており何もお伝えすることが出来ません。

どれぐらいの時間が流れたのか、激しい喉の渇きに苛まれて、ふと気付くと真っ暗な闇の中、
私はなぜか宴会場の板間に転がっておりました。
酔っ払ってそのまま寝入ったらしく・・・幸い快適?な板間で爆睡した私は、早朝6時前には目が覚め、
こっそり自分のロッジに朝帰りし朝練の準備を整えることが出来たのでした。

何はともあれ二日目に突入、天気にも恵まれ立禅を組んだ中、
日の出を拝むことが出来ました。
そして、合宿場ならではの試声も行いました。
朝練で顔を合わせた面々からは「気持ち良さそうに寝とったなぁ」とか
声を掛けられ、酔態を恥じ入った私でした。

朝練後は酔態を忘れたかのように朝風呂、
呆れ顔をされながら朝飯おかわりしていただきました。
そして最後は先生から技撃禅など基本からご指導いただきました。

 

練習後は、秋晴れの下、弁当をいただき解散となりました。
今回の合宿では改めて自分の技量・酒量を思い知らされ、身の程を痛感させられることになりましたが、
決して楽しいばかりじゃない自分と向き合う普段の練習の中、年に一度の楽しい合宿で、心のバッテリーはフル充電できました。
今こうして大阪にいながら、沢井先生から伝わるこの素晴らしい拳法を、
高木先生じきじきに至誠塾という環境でよき仲間に囲まれて学べる、この場に自分がいられることを幸せに思っております。

最後になりましたが、ご指導いただいた高木先生、そして増田師範、Y先輩、H先輩、Fさんご夫妻はじめ、
ご尽力いただいた皆様方にこの場をお借りしましてお礼申し上げます。

また今週末も、大阪城公園に集い練習しましょう!
そして、もちろん飲みます!!
以上

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11月19日(土) 合宿レポート by Kさん

とうとう今年もやって参りました、至誠塾大阪支部恒例の合宿。
1999年の大阪支部発足の翌年から、ずっと行われてきております。
「9時には寝る男」こと、大阪支部のKがレポートしてみたいと思います。

11月19日
前日、興奮して全く寝付けなかったが、何とかNさんの協力も得て、大阪の某スポーツアイランドに到着。
いやー、何とも空気がウマイ!!
15リッターぐらいの空気を吸い込み、いざ集合場所へ・・・と、思ったのだが、早速迷う。
「太気拳を学ぶと方向音痴になる」とのNさんの言葉を思い出しながら、集合場所へ完全到着。

此処までの労力で、もう帰ろうかな?と、言う気になるが準備運動を始める。そして塾生全員で立禅開始。
バーベキューに来ていた人達に不審に思われ、子供達にグルグルと周りを回られつつも40分を立ち続ける。
やっぱりそれでも立禅は気持が良い。風を感じ、日の光に包まれる。最高だ。
もう、一日を終えてしまいたい気分になる・・・のは拙い。

テンションが上がった所で先生の講義が始まる。シンプルだが、それがメインである攻防練習についてだ。
これはとても奥が深い。この練習は、推手と連鎖しているし、組手にほぼ成り得る。故に、推手も組手に成り得るのだ。
太気拳は全く無駄が無く、一つ一つの練習が連鎖し合い、一つが全てで、全てが一つなのだ、と妄想して一人で激しくうなずく。
これは修行中の私の妄想だが、事実、そうであろう。

その後は重心移動についての説明を受ける。
それを応用しての推手を、暴力教師のHさんと力任せに行う。何度も転がされたが楽しかった。
先生は力任せにする事が本位では無いと仰っていたと思うが、力感を感じたいが為に、つい全力で行ってしまう。
ばれて怒られたら、また湯飲みをプレゼントして許して頂こう。

そんなこんなで最高に楽しい練習を終え、振り分けられたそれぞれの部屋へ。一瞬の平和だ。

18時からは至誠塾名物のバーベキュー。
大変美味しく、最高であったが、誤って生ニンニクを食す。それからずっとお腹が痛い。

このレポートを書いている翌々日まで、下痢をしているのは内緒にしておこう。
Sさんのワイン、O軍曹の焼酎とウォッカ、最高に美味しゅう御座いました。

その後は、某ビデオを鑑賞する。
そのビデオの中の人物との、余りのレベルの違いに愕然とするが、
方向としては確実にそっちへ向かって行っていると感じた。嬉しく思う。
参加出来なかったNさんなら狂喜乱舞して、試声を連発していただろう。危ない危ない。

 

O軍曹の素晴らしいお話しを聞き終え、4時頃に就寝。6時前に起きないといけないのだが、気にしないでおこう。

11月20日
寝る練習が忙しく、胃の痛みが続く為、朝の練習はパスさせて頂く。

9時頃から本練習開始。
口から発力しそうになりつつも頑張る。
内容は、とても美味しい饅頭についてと、試力についてだ。
太気拳は試力と言う練習を行う。これを用いて全身の繋がりを強化する為だ。勿論、他にも要素はある。
先生の繋がりに繋がった動きを見て驚く。
私的に思うのだが、こう言う細かい練習こそが、一線を画す事になるのでは無いかと。
小さな波が重なり合い、大きな波を生む。起こりが段々と先端へ力を纏めながら進む。
コンビネーションや、単純な破壊力等ではなく、一つを全てに、全てを一つにする力。積極的にTVを見ながら練習したいと思う。

そして、再びシンプルな攻防へ。
大阪の守り神であるTさんが何人もの負傷者を出すが、口にチャックをつけておく。
受ける事が出来ない打撃の完成形である。参った。
先生に触れさせて頂いたのだが、まるで柳、全く攻撃が通らずにいなされてしまう。とても不思議な感触であった。
これにて練習は終了。

後は皆で日の光を浴びながら、大変美味しいお弁当を食べ、解散。
怪我人を出す事も無く、太気拳以外にも学ぶ事が多かった合宿であった。
至誠塾には人生の達人も多い。この武縁を大切にしたい。来年も楽しみだ。
また仕事を休んで参加させて頂こうと思う。

高木先生、増田師範、本当にご苦労様でした。
合宿の準備をして下さった、Hさん、Yさん、Fさん御夫婦、本当にありがとうございました。
他の塾生の方々、お疲れ様でした。

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11月19日(土) 合宿レポート by Kさん(女性)

先月入塾したばかりの私は、途中参加でしたが気合い満開で、合宿場所であるロッジ舞洲へGO!!
仕事を5時に終え、夕方からのバーベキューに意地でも間に合わす為にダッシュして、息も絶え絶え。
途中で遭難に会いかけながらも(バス停を間違えただけ)、先輩達に迎えに来て頂き、何とか無事到着。

ここロッジ舞洲、大阪にもこんな所があったのかと驚かされる程、
別世界感のあるロッジが自然設備の中に立ち並び、環境も良く、既に私一人で興奮気味です。
私、初めての合宿にドキドキワクワクしながら皆が居るバーベキュー会場へ。
もうすっかり日も落ち、暗闇の会場をライトが照らす中、皆さん準備に取りかかっている最中でした。

先月入塾したばかりの私は、まだお会いしてない方も沢山いらっしゃるので、中まで入って行けず、入口付近に立っていたら、
近くに居た塾生の方が「そんなとこにおらんと、もっと中に入りいな。寒いやろ?」とお声をかけてくれる。ありがたいです。

そうこうしている内に、高木先生と増田師範が登場。
高木先生とお会いするのが今回でまだ2回目というのもあり、その存在感に思わず後ずさる私(苦笑)。
練習ではなく、バーベキューなのに・・・(苦笑)何だか緊張したりする・・・(汗)。
すると、高木先生が笑顔で「Kさん!こっちこっち!」と、私を塾生のご家族の方へと呼んでくださり、緊張はすぐに何処かへ。ホッ!
高木先生、既にテンションも最高潮のご様子で、突然塾生のお子さんを太ももに乗せて片足禅(・・・でいいのでしょうか?)を決められる。
す・・・凄い!!
お兄ちゃん(6歳)を乗せ、次に妹さん(4歳)も乗せ、はい、ポーズ!
高木先生、遊びながらもその凄さに驚きです。

先輩達がセッセと焼いてくれた、お肉や野菜や目玉焼き等を頬張りながら、
差し入れの焼酎やロシアのお酒等を皆で堪能したのでした。
会場では、手品を披露する方、子供とドングリを拾いに行く方(ちなみに高木先生も)など、
皆さん和やかに、そして楽しそうに過ごされておりました。

バーベキュー大会は、屋外での寒さも吹き飛ぶ笑い声が響く中、無事終了!
そこから、会場をロッジに移して、私の待望でもあった、
太気拳並びに沢井先生に関するビデオを皆で鑑賞。
健康志向で、初めて練習に参加した時は、皆さんの静かな熱意とオーラを傍で感じながら、
ただただ凄いな〜と感心するのみだったのに、今では皆さんと一緒に、
凄い集中力でビデオに観入っている自分に気付き、ちょっと驚いてしまう・・・。
ビデオを観ながら高木先生が色々と分かり易く、
そして面白く解説をしてくれるので楽しさも倍増でした。
他にも、塾生の方達が持ち寄ったビデオを観たりして、鑑賞会も楽しく熱く終わりました。

そこからはまたお酒を飲みながら、太気話や、キャバレー話(笑)に花を咲かせたり、
ラーメン食べたり、床に撃沈されたり、一人消え、二人消え・・・
こうして大阪合宿一日目もさり気なく(?)静かにフェードアウトして行くのでした(笑)。

そして、合宿二日目。早朝6時から立禅。・・・スミマセン。私はキレイに寝過ごしてしまいました。
この日は朝から晴天で、太陽が力強くロッジ舞洲を包み込む。
窓から顔を出すと、メチャクチャ気持ち良い!!空気もヒンヤリして心地良い!!
後悔の念にかられて一人落ち込んでいると、ロッジの向こうから高木先生達の試声(で、合ってます?)が聞こえて来るではないですか!!
声はすれども姿は見えず・・・
そうこうしている内に、皆さん早朝練習を終え戻って来られ、そのまま朝食へ。

朝食後、1時間と少し休憩して、そこから朝の練習が始まりました。(私はここから参加)
私、太陽が出ている屋外での練習は初めてで、高木先生の指示でまずは軽く15分の立禅。
勿論、私には軽くはございませんが、外での立禅は、家の中でやるよりもまだ楽に時間も長く出来るから本当に不思議なんですねー。
これが、高木先生が『太気拳で挑む』の中で書かれていた「自然の中からエネルギーを得る」ということなのですねっ、
高木先生!と、立禅中ちょっと感動する私。
先日の大阪城での練習の時も、立禅している時って本当に自然と自分が一体になるとはこういう感覚なのかな〜と感じさせられます。
素晴らしです。

立禅の後、揺りをやって、高木先生のお話(講義?)が始まりました。
前回同様、先生は身体イッパイに、感性をフルに出しながら塾生の皆さんに力のこもった説明をしてくれます。
何度も言いますが、私は高木先生の練習は今回でまだ2回目なのですが、
前回1回目の時とは自分の中で、また何か少し感じ方が変わった様な気がします。
というか、自分の中で太気拳が段々と面白いものになって来ているんだと思いました。

高木先生のお話も終え、次は掌打(で合ってます?汗)、推手と皆で回って行きます。
いつもこの練習をする時に思うのですが、皆さん本当に其々の個性とカラーが出るなーと。
新人でド素人の私に、皆さんが色々とアドバイスをしてくれますが、おっしゃることも色々で、
それがとても興味深く面白さを感じさせてくれます。

午前の練習も楽しく汗だくで終了し、あっという間に昼食の時間になりました。
ジャージを着て、芝生の上でお弁当を大勢で食べる・・・なんて、いつ以来?
何だか風が爽やかに気持ち良かったのであります。

今回私、合宿初参加出来て本当に本当に良かったです。
自然体でいられて、自分の個性をしっかりちゃんと持てることが出来る太気拳至誠塾に入って大正解だったと思う
今日この頃なのでした。

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11月19日(土) 合宿レポート by キューピー

まいど、キューピーです。
さて快晴のうちに無事終了した大阪秋季合宿について、至誠塾ライター・Mr.Bonからのご依頼により、
独断と偏見で無理やり4人の方にレポートを押し付けた訳ですが、いざ集まったものを読んでみますと、メッチャ面白い!

当日、同じ空気を吸った人間として、うなずける事・笑える事・共感できる事ばかり。
『ひょっとして、おれにも書けるかも・・・?』などと、不遜な思いに駆られて、ついつい筆を執った次第です。

私自身、今回の合宿で特に印象深かったのは、やはり『片手推手』です。
単推手とは一味違う体重移動と、腕の返しに戸惑うことしきりでした。って、単推手すら満足に出来ませんです、ハイ(汗)
高木先生直々に、まさに手をとりながら、ご教授いただいたわけですが、
意識が小手の辺りに集中し、肝心のアタマ(重心)の移動が疎かになってしまいます。
『いま、フッと腕の力を抜かれたら、前のめりにズッコケルやろなぁ・・・』そんな思いに支配され、先生に弄ばれておりました。

しかし、その後に打拳の動きを行ったところ・・・、
おぉっ、なにこれ!? なんか違うやんかいさっ!
そうなんです、なにか感覚が違うのです。
(なにが違うって、あなた、ちゃんと知ってるくせに、フンッ)
これが太気拳の面白いところですね。
一つなにかきっかけを掴めれば、それを手がかりに次の稽古に繋がっていく。
その最初のなにかを掴めるかどうかが、
太気拳に食らいついていけるかどうかの分かれ目ではないでしょうか。
(ちなみに私の場合は、揺りがきっかけになりました)

東京の富士合宿で、一足先に片手推手を稽古されていたことは、HPで情報を仕入れておりましたが、
いざ実践してみるとちょっと嵌りましたぜぃ。
マイブームってやつですね。
12月の稽古の時も、合宿の復習と称して先生におねだりしてみよう。

その後、3班に分かれて掌打合わせの乱れ打ち。
最初の頃こそなんとかカタチになっていましたが、最後のほうは腕が鉛になったようで辛かったっす(泣)
歳のせいか稽古不足か、はたまたその両方か・・・

無事、冷や汗にまみれながら初日の稽古を終え、さていよいよお楽しみのBBQでございます。
がっ、しかぁ〜し、『ちょうど時間とぉ〜なりまぁしたぁ〜』って、いきなり演芸調で〆にかかるワタシ。
BBQ、その後のロッジでの宴会は、他の方が実に生き生きと躍動感にあふれたレポートを寄稿されていますので、
そちらを読んでいただければ、納得できること間違いなし!

今回、私を含め合計5人の視線から秋季合宿を描写したわけですが、クロスワードパズルのように、
それぞれの文章を好き勝手にイメージしてつなぎ合わせていただければ、大阪秋季合宿の輪郭が見えてくるのではないでしょうか?
多分、東京の方が読まれても、その雰囲気の一端は感じていただけるはず。
なぜなら、HPで富士合宿のレポートを読んだとき、そこに自分が存在していたような錯覚を感じましたから。

最後になりましたが、高木先生並びに増田師範、いつもにも増して熱いご指導ありがとうございました。
泊り込みならではの、中身の濃い時間を共有できて、大変勉強になりました、押忍!

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11月19日(土) 秋合宿 一日目ー by 仮面ライター1号

昨秋来一年待ちに待った秋合宿初日の朝。 
私事で恐縮ながら、今日はちょうど誕生日翌日にあたります。4X歳初日から家庭や仕事を忘れて太気拳三昧とは実に目出度い。
病院の窓から宝塚の山手を眺めて立禅していたのがちょうど一年前の11月20日でした。
調子は万全、といいたいところですが、一週間の欧州出張で延べ30時間飛行機に揺られて、背骨の調子が今ひとつ。
歪んだまんまなのです。
飛行機の中でうたた寝すると全く禄なことがありません。
これって労災ではないだろうかとぶつぶつ一人ごち乍ら、せめて約2週間に亘る練習不足を合宿で解消せんと、
靴だけは重めの特別製を履いて舞洲へ出発です。
「明日は町内会のゴミ拾いだけど、何時に帰る?」 山の神の声が聞こえないふりしてさっさと最寄りのバス停へ歩きます。

ユニバーサルスタジオジャパンに直結するJRゆめさき線にのり、終点の桜島駅で降車すると、見慣れた顔ぶれがプラットホームにちらほら。
カールゴッチも真っ青の片足スクワットの達人NTさんもいます。
駅前からバスに揺られること10分余りで舞洲ロッジ前に到着。成る程噂に違わぬ立派な施設で、
裏手に散在するログハウスも重厚で快適そう。
想いは既にスペシャルトレーニングへ向かってしまう。幹事さんの粋な場所選定に感謝。

集合場所となっているバーベキューコーナーへ定刻通り到着し、高木先生にご挨拶。
と、先生指にバンデージを巻いているではないか。 よし、これで今回組手の可能性は低いな、とつい考えてしまう。
三々五々塾生が集合するにつれ、各人、挨拶から着替え、水分補給、水分放出、柔軟と徐々に稽古モードへ移行していく。

13:15 練習開始。普段の稽古と違い、45分間をじっくり立禅に充てる。
平坦な場所を探すが、とられてしまったので、仕方なく緩い登り坂で覚悟を決める。
そこで2週間のブランクのツケが顔を出す。
早朝出発、夜チェックインを繰り返した出張中、明らかに立禅が不足してました。すんまへん。
現地スタッフが安ホテルをとったおかげで、禄に部屋で這いもできなかったもので。 
立禅の後は、バーベキュー参加許可証にあたる片足禅3分で前半の締め。 
無理して重い靴のまま片足禅に挑戦したものの、最後の1分はがたがたでしたが、何とか片足のまま持ちました。
それに比べ他の塾生の面々、実にすっきり立ち続け、明らかに地力がついてきています。
稽古を続けると、順調に根っこから変貌していくのが太気拳。 

休憩中、高木先生からマジな訓話がありました。 
この訓話のきっかけは省略しますが、骨子は:
  「武道を志すものは常に謙虚であれ。」
  「競り(せり)が出るのは成長が止まる時である。」
  「常に平常心でいられることが最も重要。」

さて、後半の練習開始。
各々10〜11人からなる3グループに分かれての掌打合わせが中心。
紅一点のNOさん、私と対峙するときにライダージャンプの格好してると危ないですよ。ちゃんと顔をガードしなくちゃ。
ディフェンスに回るとき、極力省エネするように心懸ける。 
NTさん、いきなり真ん中から抜いてくるのは反則ですよ。差し手で辛うじて止めました。
まあ、そんなことよりも、この練習の時、いつも脳裏をよぎるのは、セーム・シュルトくらいの大男とどう戦うかということ。
海外に行くと、デカイのやたらに多いですから。ドイツ、オランダ、スウェーデン、フィンランド、英国はスコットランド等々。
永遠のテーマであり、高木先生や兄弟弟子諸氏の動きからそのヒントを得るべく観察するのです。

気持ちよい汗をかいたあとで、16:30頃練習終了。

幹事のHMさんから部屋割りの発表あり。
ログハウス F(511)高木先生、SNさん、SDさん、ODさん、そして私の5名。
どうもこのメンバー構成、気になるなー。明らかに平均年齢50歳を意識してますよ。

ー プレ・スペシャルトレーニングー
遅れて到着するODさん以外のメンバーで、食堂のテーブルを囲んで暫し雑談をする。
すぐ風呂に行く気にもならず、手持ち無沙汰さも手伝って、雑談はいつか持参した酒類の話題へ。
お茶でも飲もうと、先生が薬罐を電気コンロにかけてくださる。 
オットしまった。自分はこの部屋で一番年下なのを忘れていたぞ。全く俺は気が利かんなーと強く反省。

プレスペシャルトレの発端は私がデンマーク製ウォッカ(DANSK)を持参した事をぽろっと漏らしたこと。
先生から早速味見のご提案があり、同室者の皆さんも、我が意を得たりとばかりに、
この一口だけにしておこうと言いつつ湯飲みで控え目な乾杯したのですが、
これが予想外に口当たりの良いウォッカで、3回程ちびちびやってしまいました。 
そこへ、KUさんが婚約者?アイちゃん同伴で出現。
先生は彼女から唐三彩風の湯飲みをプレゼントされ、その湯飲みで更に軽く一杯。然らばとみんなで乾杯。
すると、SNさんが今度は芋焼酎"天孫降臨"の瓶を自慢げに取り出すではありませんか。 
勢いにのった我々が未開封で済ませるはずもなく、更にまずいことに、お茶を飲む目的で湧かしてあったお湯が、
いつしか焼酎と混ぜ合わさってSDさんの胃袋へと達し、結局2つの酒瓶は内容量の6割程度を残した姿で、
バーベキュー会場に辿り着いたのでした。
そして、先のお湯割り先制攻撃が祟り、SDさんはバーベキューの後に控える大事なものを見逃す羽目に。

宴の後は全員が待ち望んでいたビデオ上映会。
全員が所定の会場に集合するまでの間、備え付けのTVでチェ・ホンマン vs レミー・ボヤンスキー(K−1準々決勝)を観戦する。
ラッシュすれば楽にKOできそうなところ、ホンミンはスタミナ温存を考えてか攻め切れずに不完全燃焼のまま、レミーの判定勝ちに終わる。納得いかんなー。
PRIDE GPならこういう展開にはならんで。 明らかに押されていたのはレミー。

ー さあて、いよいよ本日のメインイベントじゃ。(酔いが回っている。)ー
先生のご説明が始まります。 
これこれ、後ろの席がざわついていますぞ。みんな静かに。
塾生だけが聞ける技術論と、どういう視点から各組手の本質を捉えるかに関して、先生から貴重なアドバイスが幾つかありました。
これを聞かなきゃ何しにきたのかわからない。
それはここでは触れませんが、深淵な話はさておき、一日に何時間もかけて筋力、スピード、スタミナ、コンビネーションを練習している
文字通りの猛者(それもトップチーム)と、一見ひ弱にすら見えるパートタイム拳士(当時は皆さん会社勤めをしておられた)が、
堂々と正面切って渡り合い、局面によっては互角以上の戦いを展開する姿には純粋な感動を禁じ得ず。 
そして、最後に一番大事なこと、パーフェクトディフェンスで相手のミスを待つ戦いの基本姿勢の大切さ。 
殴り合って勝とうとしない。相手がミスをしたらチャンスをものにする。そういえば、ヒクソン・グレーシーも同様の戦いをするんだな。
「体格などに惑わされてはだめ。触れて、動いたところを見ないとわからない。」
確か、澤井先生がそうおっしゃったと本で読んだ記憶があります。
「ちょっと君、動いてみないか。」遠い昔、そう言われたことを思い出したのでした。

この後の宴の展開は?例年通りです。 
第一天、 結束。

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